東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻 秋学期修了演奏会のおしらせ
東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻の秋学期(後期)の合奏授業のまとめとして行われる学内での演奏会のお知らせです。
今回はなかなか個性的なプログラムです。吹奏楽アカデミーは各楽器の講師が授業でも演奏に加わるのですが、バンド維新レパートリーは基本学生だけで、しかも最低人数で演奏します。難しい作品が多いのですが、頑張って演奏しています。
ヴィオラ奏者で東京音大の客員教授の店村先生がソロを務めてくださいますトーマス・ドス作曲の「エレジー」はとても美しい作品で、なかなかヴィオラと吹奏楽の組み合わせを聴くことが少ないと思いますので僕も楽しみです。
プログラム最後のフサ作曲「プラハ1968年のための音楽」は、当時チェコスロバキアの民主化を目指す中、ソ連などが軍事介入した事件を元にチェコ出身のカレル・フサが作品に感情をストレートにぶつけた強烈な作品で、吹奏楽のレパートリーとしても非常に重要な作品のひとつです。ちなみにこの管弦楽版の日本初演は今回も指揮をしてくださる下野竜也先生と札幌交響楽団だったそうです。
ということで学生たちは毎週合奏授業で頑張ってますので、ぜひご来場ください!特にチケットなどはなく、予約も不要でご入場できます。
お待ちしております!
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。