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振り返って気づいたnoteを書くことで得られた最強の効果

2ヶ月ぶりにnoteを書いてみる。僕がブログを書こうとしたり日記をたくさん書くときは大体自分のこれからに迷いが生じているときだ。あれもしたい、これもしたい、あれが足りない、これもできない。こんな気持ちの時に自分の頭を整理しようとnoteを書くようになることが多いと思う。そして今ふと思い立ってパソコンで文字を打ち込んでいる。

「noteを高頻度で投稿してたくさんの人に見てもらうぞ」という意思を固めてはや3ヶ月が経ち、実際に投稿した記事を振り返ってみると新年度になって書いた記事は14、それもほとんど1月に投稿したもの。典型的な新年の目標の3日坊主、いや1ヶ月坊主である。

しかし過去の記事を振り返るうちに、noteを書く最強の効果とも思えるとても重要なことに気づいてしまった。それはnoteの実現効果である。簡単にいうとnoteに書いたことは本当に実現してしまうのである。(本当か?と思う人はもうちょっと読んでみてください)

例えば以前僕はこちらの記事を書いた。


これは経営学で学んだインクリメンタルイノベーション(じっくりとした改善)とラディカルイノベーション(急激な革新)という二つの企業の改善努力を人に当てはめて考察した記事である。僕はこの記事を書いている時に自分にはラディカルイノベーションが足りないことを自覚していながら、生意気にも読者に向けて次のように書いた。

逆に毎日の生活習慣の改善まではなんとかやってるそれでも自分の人生が変わったそんな感じはしない、物足りないと思っている方はラディカルイノベーションにチャレンジしていないのかもしれません。環境をごっそり変えてみてください、もしかしたらそれは引っ越しであったり転勤であったり天候であったり留学であったりと時間とお金といったコストがかかるものです。そこに 躊躇せずに飛び込んで適応してみてください。きっと急激な変化を体感できると思います。

これは完全に自分のことを棚に上げた文であったが、不思議なことに記事を書いてから2ヶ月間、僕はラディカルイノベーションを起こせる道を無意識的に常に選択するようになったのである。

例えばスポーツ、僕は昨年キックボクシングを始めてから週に4日ぐらいリフレッシュがてらジムに通っていたが、僕はこの記事を書いた後にキックのアマチュアの試合に出ることを決めたのである。もちろん試合に出るとなると練習メニューも大きく変わったり減量をするなど負荷が大幅に上がる。その分練習の質と量は上昇し、試合前の1ヶ月は完全にキックのために1日を過ごしている感じであった。このハードな練習のおかげでキックの実力がメキメキ上がったのみならず、試合で勝利することができ自信も大きくついた(これはキックの自信のみならず自分そのものに対する自信でもある)。これは完全に試合に挑戦すると決めたことで得られたラディカルイノベーションである。

またプログラミングでも似たことが起きている。元々プログラミング学習は独学でアプリをコツコツ作る感じでやっていた(これはインクリメンタルイノベーション)が、最近学生のうちにもっと集中的に学習したいと考え42 Tokyoというスクールへの入学に挑戦することにした。

42 Tokyoとは無料のプログラミングスクールでそこに入学するためにはPiscineという1ヶ月平日土日全てで一日中コードを書き続けるというかなり重い試験である。昨年の自分はその存在を知ったときは、1ヶ月毎日の試験では、大学やアルバイト、遊びなどができなくなるのがきついという理由から挑戦しないという選択をした。しかし4月に42 Tokyoという存在を思い出したとき、僕はすぐに申込フォームを作成し1次試験であるオンラインテストを受験していた。これは他のことを差し置いてでも一つのことに全集中力を注ぐことでラディカルイノベーションを生み出そうという意識が働いたからである。他にも下の記事に書いたように周りが全員プログラミングを本気で習得したいと考えている環境を欲していたからでもある。

最後にキャリアについて、僕は海外のMBAを取りにいくことを目指すようになった。海外MBAといえば一年1千万円以上かかる借金必須の学習場所である。以前の自分だったら絶対にそんなところにいきたいとは思いもしなかった。しかし、自分のグローバル経験、リーダーシップ力、多国間コミュニケーション力を劇的に改善させるためにはMBAは最高の場所だと思うし、そのためにお金や労力を払う覚悟ができたのだ。

以上の経験、挑戦、思考の変化は全てnoteで最初の記事を書いてから起きたことである。これは予想なのだが、noteで偉そうに人生のラディカルイノベーションの重要さについて語ったことで、それが自分自身の潜在意識に染み込んだことでその通りに思考、行動が変化していったのだと思う。その結果として短期間で例に上げたようなことになったのである。

この記事を最後まで読んで下さった方にはnoteにちょっと背伸びしたことを書いてみてください。もっと挑戦しろとかもっと勉強しろ的な内容で記事を作ってみるとその内容はきっと実現する。noteの実現効果を発揮するためのポイントをあげるとすれば、noteに本心で語り何度も見直すことだと思う。本心で語ることは潜在意識により入り込みやすくなるし、文章を何度も見直すことで潜在意識により埋め込みやすくなる。

これは科学的な根拠も何も調べてないのだが、少なくとも自分には当てはまったし読者の中でも当てはまる方はいるのではないだろうか。ぜひ挑戦してほしい。

僕はこれで味をしめたので、また記事を少しずつ書いてみようと思う。


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