映画『母性』感想
おはようございます。
映画の感想をFacebookにアップしたところ、反響が良かったので、少し加筆してシェアします。
映画が好きな人、私の発信に興味がある人に是非読んでいただきたいです!
先日、映画『母性』を鑑賞した。
戸田恵梨香×永野芽郁の名女優タッグ。
原作は湊かなえの小説。
「母親」に正解はあるのだろうか。
私が本作を観終えて、感じた最初の感想だった。
母と子、特に娘との関係は同性ということもあり、人間関係に悩んでいる親子は多いと思う。
人間関係の中で最も解決が難しいと言われる「愛の課題」
その大きな課題に向き合うため、「母」と「娘」それぞれの視点から物語は語られる。
「母性本能」という言葉が存在するが、すべての女性にそのような本能が備わっていたら、「毒親」や「虐待」などというものはないのだろうか。そんな疑問を抱きながら観ていた。
本作では、さまざまな「母親」が登場する。
彼女らには「信念」があって、それぞれの大切なものを育んで生きている。
それぞれの環境や信念が「聖母マリアのような慈悲深い母」であったり、「ヤマンバのような毒母」を創り出す。
名女優たちの演技と映画の演出は、昨年この世を旅立った自分の母親とラップしてしまうほど素晴らしいものであった。
特に高畑淳子が良い意味作品にスパイスを与えていて、心に激しい揺さぶりをかけてくる。
母親との確執であったり、娘との関係に悩みを抱えている人にとっては、正直つらい。
特に繊細な人であったり、母として頑張っている人、苦労した過去がある人は映画に飲み込まれてしまうのではないかと思うほど。
しかし、さまざまな母親の形を知ることは、なりたい母親像を見つけるうえで必要なのかもしれない、と思った。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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