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相手の傲慢さを批判している自分の中に、傲慢さを見つける

どんぴしゃのタイミングで
とんぴしゃの表現に出くわし
ゴロゴロどかーんと
脳天に雷が落ちる
そんなことありますか。

昨晩の私がそうでした。

傲慢さがなぜ、やっかいであるかといえば、
あなたが傲慢になると必ず、
相手の中にある傲慢さを引き出すことになるからです。
傲慢な人間が二人向き合ったらどうなるでしょうか?
結果は常に、
〈二人の敗者〉の出現です。

〈からだ〉の声を聞きなさい 
リズ・ブルボー

順を追って説明しますね。

この数ヶ月
納得しない出来事があって
その責任があると私が思っている人に対して
怒りや不満を煮えたぎらせていました。

その結果、身体に不調をきたして
寝込んでいました。

身体が回復しはじめてからは
今回の一連の出来事を
どのように捉えたらいいか
何を学べばいいのか
考えていました。

その時に何気なく手に取ったのが、
本棚にあった本
「〈からだ〉の声を聞きなさい」
(リズ・ブルボー著)

身体と感情の関係をより深くするヒントになるかもしれないと
思ってパラパラ流し読みをはじめたのですが、
いわゆる
身体、Body=物理的な意味での身体、Physical Bodyの話は
本の後半4分の1に割かれているだけで

大部分は

潜在意識や超意識について
高次の自分、魂について
人間の持つ多層的なBodyについて
(精神体Mental Bodyや感情体Emotinal Body)

についてのお話しでした。

思い返せば
これは嬉しい誤算でした。
そして
まさに自分が必要なメッセージが込められている本でした。

何故って?

一方的に相手が悪いと思い込み、攻撃している自分に気がつくことができたからです。

相手を傲慢だと思って批判していたけれども、
自分にも傲慢さがあることに、
冒頭の文章を読んだときにハッと気がつき
脳天を打ち抜かれました。

具体的には
「当たり前に思わないでほしい」というのを相手に伝えたかったのですが、
言い換えれば、
「私はこんなにやってあげているんだ、感謝くらいすべきだ」
という思考だったのです。

「感謝してほしい」というやんわりとしたリクエストではなく
「感謝すべきだ。感謝できないおまえは最低なやつだ」くらいの攻撃性の高い思考だったのです。

自分も、傲慢だった。

私が学ぶべきことは
これだったんですね。

傲慢さに気がつけたら
ありがとうと言って
さようならする。

余計なエネルギーを手放すと
きっとその余白に
あらたなエネルギーが入ってくるね。



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