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【体幹トレ=プランクで大丈夫?】陸上競技者に必要な「体幹機能」の説明と鍛え方

どうも、さかもとです。(今回から、名前を変えています)

みなさん!

「体幹トレーニングしていますか?」

ほとんどの方が「はい」と答えたのではないでしょうか。

では、体幹トレーニングの種目にこだわりはありますか?

この辺りは、競技特性を理解し、必要な体幹要素にたいして負荷をかける必要があります。

体幹トレーニングの王道「プランク」

体幹

今や「体幹するよ!」と言えば、これですよね。

どの種目に言えるんのですが、同じ姿勢を一定時間キープすることで期待できる効果は?

と言うことを考えなくてはいけません。

もちろん、基礎筋力と言う意味では、10秒よりは1分、1分よりは3分となりますが。

ただ、ご自身のスポーツ種目に換言するためのトレーニングとして

「目的は何か」

をはっきりさせてトレーニングをしていきたいですね。

動画で学びたい方はこちら


スポーツにおける3つの体幹機能

では、今回のテーマであるスポーツにおける3つの体幹機能について紹介します。

・姿勢安定化
・動的安定化
・体幹剛体化

と言われています。

それぞれについて解説していきます。

姿勢安定化

姿勢安定化とは、ランニングの様にしばらく継続する運動時に姿勢を安定させ、保持するための機能です。

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この機能を4項目でみていくと

【可動性】

外見上わずか

【安定性】

姿勢維持のために必要最低限

【呼吸】

継続

【腹腔内圧】

上昇しない

と、なります。

また、息が上がり、いわゆるバテが出てくると

姿勢安定 < 呼吸

と、呼吸をすることが最優先事項となり、姿勢維持は崩れます。

動的安定化

動的安定化とは、例えばバットスイングにおいて、スイング動作を安定させるために働く体幹機能となります。

陸上競技においては、槍投げなどの投擲競技がこれに当たります。

やり

サッカーのキック、ゴルフスイングなどなど、様々な場面で必要となる機能ですね。

この機能を4項目でみていくと

【可動性】

大きく速く動く

【安定性】

応力集中を防ぐ安定性が必要

【呼吸】

素早く吐く、または止める

【腹腔内圧】

必要最大限の上昇

と、なります。

体幹剛体化

体幹剛体化とは、ラグーのスクラムやタックル動作など、瞬時に体幹を固められる機能のことです。

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これにより、大きな衝撃でも脊柱を守ることができます。

陸上ではあまりないかもしれませんね。

ウェイト中などの方が起こっているかも。

この機能を4項目でみていくと

【可動性】

脊柱運動を最小化

【安定性】

体幹全体を剛体化

【呼吸】

止める

【腹腔内圧】

上昇

と、なります。

「フンっ」と息むイメージですね。

鍛え方

YouTubeの方にまとめています。


まとめ

3つの機能の特徴をまとめると

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この様に、体幹といっても必要な機能が違います。

当然、トレーニングの方法も変わりますね。

あなたが今やってる体幹トレーニングは目的に沿っていますか?

ただただ、キツければいいと思ってませんか?

これら機能を頭に入れながら、トレーニングしましょう!



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