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旅のフォトアルバム "ヤサイ"と"ジオ"な 埼玉県北の旅🥬⛰

入国制限が緩和され、インバウンドの訪日による賑わいも少しずつ戻りつつある今日この頃。

大型アウトレットモールや野菜のテーマパークなど、さまざまな注目スポットが開業し、注目される埼玉県北部の熊谷〜ふかや花園〜長瀞〜秩父周辺を主に写真で巡ります。

"ラグビータウン" 熊谷の朝 🏉

埼玉で人気のスポーツといえば、誰もがまずサッカーを挙げるのではないでしょうか。かく言う埼玉県南部に住む私も、あの"紅き血"みなぎる浦和のチームを応援しています。

でも、この街の駅前に降り立つと、どうやら同じ埼玉県内でも雰囲気が違うようなのです。

「ラグビータウン 熊谷」と熊谷駅前の書かれたモニュメント
駅前のロータリーにも、ラグビー関連のフラッグが勢揃い
見づらいですが、駅の階段にまで「RUGBY TOWN KUMAGAYA」の文字が。

そう。県北部にある熊谷市では、埼玉…いや世界を代表する人気スポーツサッカーではなく、その"古き親戚"にあたるラグビーを応援しているようなのです。

そういえばJリーグとWEリーグのチームは全て県南部の浦和や大宮、狭山にあるもんな。幼少の頃から長らく県南部のサッカー文化の中で刺激され続けてきたサッカーが大好きな僕にとって、大きなカルチャーショックでした。

それでは大きな階段を昇り、駅へと向かいましょう。

急行「秩父路」号で、スピーディーに

埼玉県北部を東西に横断するかのように、私鉄の秩父鉄道が通っています。

この秩父鉄道、全線が単線のいわゆるローカル私鉄だと思いきや、しっかりIC乗車券が利用できる上、急行電車や観光用のSL列車も走っていたりし、快適に利用できます。

熊谷駅から、秩父鉄道の急行「秩父路」号に揺られ、今埼玉県内でトップクラスに大注目のあの場所へ…

秩父鉄道 熊谷駅の改札。自動改札も完備されている。
秩父鉄道 急行「秩父路」号の電車

朝の熊谷駅から向かったのは、2つ先の、この駅。

ふかや花園駅の駅舎の一部

そう。昨年10月20に開業したばかりの「ふかや花園 プレミアム・アウトレット」の最寄り駅、「ふかや花園」駅。

周辺にはアウトレットモールだけでなく、アウトレットモールに先駆けてオープンした野菜のテーマパークや大きな展望台やカフェ併設のモダンな公園などもあります。

ふかや花園 プレミアム・アウトレット👜👞💄

それではさっそく、話題の「ふかや花園 プレミアム・.アウトレット」へ。10時のオープンからお邪魔しました⏰🚶‍♂️

「ふかや花園 プレミアム・アウトレット」のエントランスの様子
モール内には、日本初出店のお店も含め、
物販や飲食など130を越えるお店がある模様
時期がXmas直前だったので、モール内にはXmasツリーも🎄

ショッピングとアトラクション👜🍴

真新しい施設には、真新しいショップがいっぱい。私もショッピングを楽しみました。買ったものに付いては、個人情報がバレてしまうのでご想像にお任せしますが、カットソーにスニーカーにバッグと、ビックリするくらいお買い得なものがありました。

個人的に特に気になったのは、地元埼玉県が本拠地のデパート、丸広百貨店さんが運営する「Moi saitama maruhiro」のお店。店内にはあの埼玉銘菓「十万石まんじゅう」や、サイボクのゴールデンポークの豚まんなど、埼玉県内各地の名産品などが勢揃い。お土産を買うにも良いでしょう。

施設内には、あの「ガリガリくん」がテーマのアトラクションも

また同じ深谷市に本社がある赤城乳業さんの「ガリガリくん」がテーマとなったアトラクションもあり、お子さま連れのファミリーもゆっくり楽しめそうです。

フードコートで地元深谷のご当地グルメを🥬

アトラクションの脇にある建物の2Fにあるエスカレーターを上がっていくと、大きなフードコートがあります。

せっかくなので、野菜のまち、深谷名物のご当地グルメがないか探してみると…

フードコートでお馴染みのアレ(ベルが鳴るもの)。飲料水の無料サービスも嬉しいところ。

ありました!
僕が見つけたのは、地元名物、深谷ネギを使ったタコス🌮!

サルサソースのピリ辛さと、甘みと歯応えのあるフレッシュな深谷ネギが絶妙にマッチしてとても美味しい。

ほかにもビーフのタコスもチョイス。こちらも牛肉の旨みとサルサの辛味がマッチしてまた美味しい。

セットの付け合わせにはコーンの香り豊かなナチョス。そしてタコスに合うドリンクといえば、やっぱりドクターペッパーかな。

深谷ネギのタコス、ビーフタコスのセット。ドリンクはドクターペッパー🌮

フードコートには、他にもご当地グルメはもちろん、和洋中にスイーツ、さまざまなジャンルの飲食店が鎬を削っています。

またフードコートのみならず、様々なレストラン・カフェなどが目白押しなので、お腹を空かせて訪れたいところ。

深谷テラス周辺へ🥬

ふかや花園プレミアム・アウトレットの広い駐車場と駅前広場を挟んだ向かい側には、アウトレットモールに先駆けて開業した真新しい施設があります。

ヤサイな仲間たちファーム🍅

キューピーさんが運営する「ヤサイな仲間たちファーム」の遠景

まず訪れたのは、マヨネーズやドレッシングなどでお馴染み、キューピーさんが運営する「ヤサイな仲間たちファーム」。

店内では地元や近隣で生産されたさまざまな新鮮な農作物や名産品が販売されています。なかには生産者さんの名前が掲示されている商品もあり、安心ですよね。またキューピーさんご自慢の製品などが豊富に販売されています。

濃密なリンゴを使った、風味豊かな野菜の仲間たちファームのソフトクリーム🍦

屋外には野菜の収穫体験などもできる体験農場などもあり、お子さま連れのファミリーには特にうってつけのスポットでしょう。もちろん、体験だけでなく、色んな野菜が育っている様子を見ながら散策するだけでも充分面白くて楽しめると思います。

普段、都市生活を送る中で、野菜がお店に並ぶ姿は見ることができても、畑の中で野菜が育っている様子はなかなか目にすることが出来ないですよね。"野菜のまち"、深谷市ならではの施設だと思います。

このほか、地元の野菜を使ったお料理などが味わえるレストランや、ソフトクリームなどを販売するテイクアウトコーナーもあります🍦

深谷テラスパーク🌳

ヤサイな仲間たちファームに隣接し、深谷市が整備した近未来的な公園「深谷テラスパーク」があります。

深谷テラスパークのエントランスの様子

パーク内には、デジタルサイネージのビジョンを備えたカフェや公衆トイレなどが入る近代的な建物、キッチンカーなどが集う広場、簡易座席やテーブル、お子さまが大喜びの遊具などが広々とした敷地内にあります。

そして何より、デジタルサイネージやカフェがある建物の脇にある階段を昇ると、そこには360°の大パノラマが臨める開放的な展望台があります。

展望台からは360°、関東平野の大パノラマが。
天気が良ければ遠く上毛三山、日光連山なども見られるかも⁉️
東向きの様子。
先ほど訪れたプレミアム・アウトレットの建物も見えます。

ながとろウェルカム商品券🎫

ふかや花園駅に掲示されていたポスター

当時、ふかや花園プレミアムアウトレットで3,000円以上ショッピングやお食事などをし、そのレシートを長瀞町にある「長瀞町観光情報館」で提示すると、長瀞町内の加盟店で使える商品券「ながとろウェルカム商品券」が貰える(上限1日あたり1人2枚 2,000円相当まで)お得なキャンペーンが、予定枚数に達するまで実施されていました。
(詳しくは、長瀞町観光協会の公式ホームページをご覧ください)。

この様なお得なキャンペーンがときどき実施されていることがあります。要チェック。

"ジオな町"、長瀞で地球の息吹を感じる🍃

再び秩父鉄道の電車に揺られ、乗り換えなしで長瀞へ。

そこには荒川と周囲の山々、過酷な自然環境などの大自然が作った、ここでしか見ることができないダイナミックな景色が広がります。そんな絶景を求めて向かいま…。

おっと、その前に。せっかくなので、長瀞駅前にある観光案内所で、先ほどのキャンペーンを利用して「ながとろウェルカム商品券」に交換したいところ。

ながとろウェルカム商品券

その後、駅前のお土産店で、お土産物の購入に有難く活用させていたしました。

それではいよいよ、絶景を求めて向かいましょう。

河川敷の入り口にある案内板

駅前から伸びる、お土産店や甘味処、射的のお店など、風情のある商店街を進むと、荒川の河川敷にたどり着きます。案内板の先にある長い階段を降りると…

長い階段を降りると
広大な河川敷に、「岩畳」が広がります
ここ、本当に埼玉?
幾重にも連なる層
清々しい大自然の中、観光客で賑わっています
最後にパノラマ写真を

いかがでしょう。これらを、大自然が織りなす絶景と呼ばずして、一体何と呼びましょう。

悠久の歴史の中で、地を削り、幾度となく流れを変えてきました。削られた地形や地質、年輪のように幾重にも重なり合う地層からは、地球のさまざまな歴史や当時の様子などを調べることが出来ることもあるそうで、地質学的にとても価値のあるものだそう。

そんな長瀞は「日本の地質学発祥の地」とか、「地球の窓」などと言われているんです。その理由も納得です。

付近には「埼玉県立自然の博物館」などもありますので、興味のある方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。私はすでに訪れたことがあるので、今回は訪れませんでした。

埼玉県立自然の博物館のエントランス

河川敷を上流方向に進んだ先には、先ほどとはまた違った景色が広がります。また様々な石碑や歌碑などもあります。

また、長瀞駅を挟んだ反対側には、長瀞の街を見下ろす宝登山一体の観光地も点在します。

この日はロープウェイが運休となっているため訪れませんでしたが、宝登山神社、宝登山ロープウェイ、小動物園、蝋梅散策が楽しめる公園などがあります。

宝登山神社の入り口にある大きくて立派な鳥居

また地元の天然氷を使ったかき氷やガレなど、長瀞ならではのグルメを扱う飲食店も色々ありますので、観光でお腹が空いたらぜひ立ち寄ってみたいところ。

長瀞での観光のあとは、再び秩父鉄道の電車に乗り、夕闇迫る秩父盆地に向かいます。

秩父盆地でぬくぬく
アツアツ秩父グルメ🍴とほっこり駅前温泉♨️

秩父鉄道の御花畑駅で下車。駅名からして、駅名盤からして、なんだかワクワクしそうな雰囲気です🌸

御花畑駅にある駅名盤
秩父のランドマーク、武甲山

秩父鉄道の御花畑駅から歩いて5分ほどの場所に、西武鉄道の西武秩父駅があります。ここには、西武グループが開発した駅前温泉や飲食店、お土産店などが並ぶ施設が隣接しており、この施設だけでもゆっくり過ごすことが出来ます。

西武秩父駅前温泉 祭の湯 ♨️

秩父といえば祭り!
そんな秩父には、「祭の湯」があります。

西武秩父駅と周辺施設
祭の湯のエントランス

秩父グルメで腹ごしらえ🍴

観光でお腹が空いたので、祭の湯にあるフードコートの秩父グルメで腹ごしらえを。

秩父名物、アツアツの味噌ポテトと、くるみ蕎麦を頂きました。さっぱりした蕎麦に、クセになる味のくるみだれ。アツアツであまじょっぱく風味豊かな味噌ポテト。ボリューム満点でどれも美味しかったです。観光で冷えた体も温まります。

ボリューム満点!くるみそばと味噌ポテト

そう。秩父といえば、あの味噌カツで有名な名古屋にも引けを取らないほどの味噌文化圏。名古屋で味噌カツならば、秩父では味噌ポテトとわらじカツが有名です。

素敵なイルミネーション✨

祭の湯の施設では、冬季限定で素敵なイルミネーションも施されています✨

素敵な景色で心も暖まります。

いよいよ温泉へ♨️

楽しかった旅もそろそろ終盤。グルメとイルミネーションで暖まったあとは、祭の湯の温泉でほっこり暖まりましょう。

屋内・屋外に大浴場や露天風呂、ジャグジー風呂や寝転び湯、サウナなど様々なお風呂が楽しめます。

館内にはテレビが見られるリクライニングシートなどがある休憩施設や食事処などもあります。風呂上がりに定番の、ビン入りのコーヒー牛乳が売られる自販機もありました。

秩父といえば公園が豊富🌳🌸

ここ秩父は芝桜の丘で有名な羊山公園や、旅立ちの丘や雲海、最近はJAZZフェスティバルなどでも有名な秩父ミューズパークなどの公園も有名です。

今回は時間がないため訪れませんでしたが、ぜひ一度行ってみて頂きたいスポットです。

特急「Laview」で帰路へ🚆

いよいよ秩父を後にし、帰路に着く時間です。

西武秩父駅から東京の池袋までまっすぐ走る、西武秩父・池袋線の看板特急「Laview」で、スピーディーかつ快適に帰路に就きます。

食べ残した秩父グルメの数々をテイクアウトで購入し、車内で頂くのも良いでしょう。

僕はWわらじかつバーガーと味噌ポテトを購入し、車内で頂きました。サクサクでアツアツの衣に包まれ、じっくり味噌が沁み、バンズからはみ出る二重のわらじかつを挟んだハンバーガー🍔と、あまじょっぱいあと引く味噌とサクサクのポテト🍟

どちらも最高に美味!しかもボリューミー🍔

車窓を眺めながら、車内でゆっくり秩父グルメを。広い折り畳みテーブルもあります
バンズからはみ出る"W"のわらじかつ
ハンバーガーのお供といえばポテトとコーラでしょう

最後に

今回は埼玉県の北部を横断し、旅をしてきました。

今回ご紹介してきた各スポットはすべて秩父鉄道沿線にあり、秩父鉄道線で一筆書きをするかのようにアクセスよく旅ができました。都心からのアクセスもよく、各鉄道会社などでは様々な周遊チケットなどのおトクな企画乗車券も販売していますので、ぜひチェックしてみてください。

ご存知の通り、埼玉県は東京に隣接した内陸県ですが、悠久の歴史と山河の力が織りなす絶景、大地が育んだグルメ、近代的でお洒落なスポットなど、内陸県ならではの魅力ある見所が沢山あります。ぜひ訪れてみて頂きたい場所です。

引き続き、今後も我が埼玉県の旅のフォトアルバムを作成できればと思っておりますので、引き続きご覧いただければ幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました😊







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