すぐれた詩人の名詩を味わい、理解を深 めるための詩人別 名詩選集の紹介
日本語を味わう名詩入門(全20巻)
19.5×15.5cm/平均100ページ
デザイン:アルビレオ
本文組版:芳賀八重
① 宮沢賢治
編者:萩原昌好
画家:唐仁原教久
「雨ニモマケズ」など23編を収録。
(2011年4月30日 初版発行)
第1巻は宮沢賢治。
初期の「屈折率」から晩年の「雨ニモマケズ」にいたるまで、
年代を追って変化する詩風を味わってください。
② 金子みすゞ
編者:矢崎節夫・萩原昌好
画家:高橋和枝
「こだまでしょうか」「土」など28編を収録。
(2011年4月30日 初版発行)
第2巻は金子みすゞ。
小さきものをあたたかく見つめるみすゞの世界と
その人生をわかりやすく解説します。
③ 八木重吉
編者:萩原昌好
画家:植田真
「ふるさとの山」「白い雲」など29編を収録。
(2011年6月30日 初版発行)
5年ほどの短い期間に
2000を超える詩編を残した〈かなしみ〉の詩人、
八木重吉の世界をわかりやすく紹介します。
④ 山村暮鳥
編者:萩原昌好
画家:谷山彩子
「風景純銀もざいく」など27編を収録。
(2011年6月30日 初版発行)
日本の民衆詩を代表する詩人、山村暮鳥。
その初期の前衛的な詩から、晩年の人道主義的な詩まで、
わかりやすく紹介します。
⑤ 立原道造
編者:萩原昌好
画家: 堀川理万子
「夢みたものは……」など24編を収録。
(2011年8月30日 初版発行)
第5巻は立原道造。
みごとなソネットを完成させ、
建築家としても頭角を現していたものの、
若くして世を去った叙情詩人、立原道造。
その、甘くさわやかなの世界を紹介します。
⑥ 中原中也
編者:萩原昌好
画家: 出久根育
「サーカス」「頑是ない歌」など24編を収録。
(2011年8月30日 初版発行)
第6巻は中原中也。
早熟で多感な詩人が遺した「孤独な魂の叫び」を
わかりやすく解説します。
⑦ 北原白秋
編者:萩原昌好
画家:メグホソキ
「この道」「からたちの花」など21編を収録。
(2011年10月30日 初版発行)
雑誌「赤い鳥」に創刊から関わり、「赤い鳥小鳥」など、
今なお歌いつがれる、多くの童謡を残した北原白秋。
詩、短歌、童謡と幅広い分野で活躍した詩人の代表作を
わかりやすく紹介します。
⑧ 高村光太郎
編者:萩原昌好
画家: 田中清代
「道程」「レモン哀歌」など25編を収録。
(2011年10月30日 初版発行)
「真の芸術家」として生きぬこうとした
詩人の若き日の魂の叫びから、
自然の中でのおだやかな暮らしから生まれた
晩年の作品まで、わかりやすい解説付きで紹介します。
⑨ 萩原朔太郎/室生犀星
編者:萩原昌好
画家:長崎訓子
「旅上」「小景異情・その二」など28編を収録。
(2012年6月30日 初版発行)
ともに北原白秋門下で、
年齢も近く、友だち同士だった朔太郎と犀星。
大正から昭和にかけての詩壇に新風を巻き起こした
二人の詩人の名詩を味わってみましょう。
⑩ 丸山薫/三好達治
編者:萩原昌好
画家:水上多摩江
「青い黒板」「雪」など26編を収録。
(2012年8月15日 初版発行)
海に憧れ、海を愛した詩人、丸山薫と、
フランスの風を感じる四行詩で名高い三好達治。
親交の深かった二人の詩人の作品を
味わってみましょう。
⑪ サトウハチロー
編者:萩原昌好
画家:つちだのぶこ
「ちいさい秋みつけた」など26編を収録。
(2012年11月30日 初版発行)
数々の「おかあさん」の詩や、
「ちいさいあきみつけた」などの童謡で知られるサトウハチロー。
そのユーモアと郷愁あふれる詩の世界を紹介します。
⑫ 草野心平
編者:萩原昌好
画家:秦好史郎
「秋の夜の会話」「ゆき」など22編を収録。
(2012年5月30日 初版発行)
蛙の詩人」「天の詩人」「富士山の詩人」など、
さまざまな異名を持つ詩人、草野心平。
その独自の世界観とリズミカルな詩を紹介します。
⑬ 高田敏子
編者:萩原昌好
画家: 中島梨絵
「忘れもの」「母と子」など26編を収録。
(2012年10月30日 初版発行)
だれにでもわかるやさしい言葉で、
多くの美しい詩をつづった詩人、高田敏子。
その、みずみずしい感性と、深い人生観を紹介します。
⑭ 山之口貘
編者:萩原昌好
画家:ささめやゆき
「ねずみ」「沖縄よどこへ行く」など24編を収録。
(2014年2月28日 初版発行)
沖縄に生まれ、19歳で上京。
貧しさの中にも詩作をつづけ、茨木のり子をして
「精神の家族」と称された詩人、山之口貘。
推敲に推敲を重ねた珠玉の詩編を紹介します。
⑮ 石垣りん
編者:萩原昌好
画家:福田利之
「表札」「父の日に」など22編を収録。
(2013年7月30日 初版発行)
女性が外で働くことがまだまれな時代、
14歳から銀行で働くかたわら詩作を続け、
定年まで勤めあげた女流詩人、石垣りん。
生きることの本質を媚びることなく追求した詩の世界。
⑯ 茨木のり子
編者:萩原昌好
画家:藤本將
「自分の感受性くらい」など22編を収録。
(2013年6月30日 初版発行)
「倚りかからず」「自分の感受性くらい」
などの詩で知られる詩人、茨木のり子。
やさしく親しみやすい言葉で、凜とした遺志を表明した、
その美しい詩の世界を紹介します。
⑰ 新川和江
編者:萩原昌好
画家: 網中いづる
「地球よ」「源流へ」など24編を収録。
(2013年5月30日 初版発行)
現代を代表する女性詩人の一人、新川和江。
その、母としてのまなざしと、
未来への祈りがこめられた、美しい詩を紹介します。。
⑱ 工藤直子
編者:萩原昌好
画家:おーなり由子
「麦」「あいたくて」「しゅっぱつ」など25編を収録。
(2013年12月25日 初版発行)
麦や、みみずなど、さまざまなものになりきって、
読み手に語りかける、ユニークな詩風で知られる詩人、工藤直子。
その、ユーモアの奥に光る心理を、やさしく解き明かします。
⑲ 谷川俊太郎
編者:萩原昌好
画家:渡邉良重
「朝のリレー」「さようなら」など23編を収録。
(2013年8月30日 初版発行)
「二十億光年の孤独」「朝のリレー」「さようなら」など、
鮮烈な詩を放つ詩を多数発表している詩人、谷川俊太郎。
多彩な作品群の中から厳選した二十三編の詩で、
「谷川ワールド」を解き明かします。
⑳ まど・みちお
編者:萩原昌好
画家:三浦太郎
「けしゴム」「あいうえお」など25編を収録。
(2013年11月30日 初版発行)
100歳を超えた現在も著作刊行が続く詩人まど・みちお。
ちいさきものに愛情をそそぎ、
はなくそから宇宙まで、やさしい言葉で、
ユーモラスに本質を語る、その時の世界を味わってみましょう。
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① 宮沢賢治
② 金子みすゞ
③ 八木重吉
④ 山村暮鳥
⑤ 立原道造
⑥ 中原中也
⑦ 北原白秋
⑧ 高村光太郎
⑨ 萩原朔太郎/室生犀星
⑩ 丸山薫/三好達治
⑪ サトウハチロー
⑫ 草野心平
⑬ 高田敏子
⑭ 山之口貘
⑮ 石垣りん
⑯ 茨木のり子
⑰ 新川和江
⑱ 工藤直子
⑲ 谷川俊太郎
⑳ まど・みちお
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