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ソムリエ試験対策ここだけは! フランス ボルドー地方① ~メドック&グラーヴ地区~

○歴史
・4世紀に活躍したアウソニウスも、サンテミリオンにブドウ畑を所有していたことが知られており、現在のシャトー・オーゾンヌとみなされている
・パリ万国博覧会が開催された1855年に、ボルドーワインの格付けが行われた
1973年にシャトー・ムートン・ロッチルドが2級から1級へ昇格

○文化
・壮麗な建築物が立ち並ぶボルドー市街区域は、2007年、「月の港ボルドー」としてユネスコの世界遺産に登録
・ドルドーニュ川右岸に位置するサンテミリオンは、ボルドーに先立って1999年「サンテミリオン管轄区」として世界遺産に登録

○気候風土
緯度:北緯45°
・大西洋沿岸を流れる暖かなメキシコ湾流の影響により、穏やかな海洋性気候である。
左岸砂礫質土壌、暖かく水はけの良い土地。カベルネ・ソーヴィニヨンが適している。
右岸粘土質土壌、冷たく保水力のある土地。メルロが適している。

○ワイン生産量
約488万hl


~メドック地区~
【地図】

場所と名称、全て覚えましょう!

◆AOC(抜粋)◆
「サン・テステフ Saint-Estephe」
オー・メドックの村名AOCで最も北に位置し、
粘土石灰質の土壌を持ち、堅牢で骨太なワインが多い。

「ポイヤック Pauillac」
砂礫質の土壌が顕著にみられ、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高めで、
力強く骨格のしっかりしたワインを生む。

「サン・ジュリアン Saint-Julien」
砂利の混じった粘土質や粘土石灰質の上を
砂利が覆う土壌で、骨格のしっかりしたワインもある一方、力強さとしなかやさを兼ね備えたワインも多い。

「マルゴー Margaux」
オー・メドック最大の村名AOC。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの調和のとれたワインが多く、村名AOCの中では最もエレガント。


~グラーヴ地区~
◆AOC(抜粋)◆
「グラーヴ・シュペリュール  Graves Superieures」
グラーヴ地区で唯一白ワインのみ認められている甘口タイプ。

「ペサック・レオニャン Pessac-Leognan」
1987年にグラーヴ北部から独立したAOC。


□メドック格付け□ 
語呂とキーワードで頑張って覚えていきましょう!
表の右記には私が受験時に覚えていた
語呂になります!
*全ての名称の頭に「シャトー」が付きますが、
見づらくなるため、省略しております。


1級

格付け表

2級 
サン・ジュリアン / マルゴー シャトー
ポイヤック / サン・テステフ シャトー

格付け表 語呂付き!
ブラーヌ・カントナックはカントナックで作られるが、表記はマルゴーとなる


3級
マルゴー 10シャトー  
サン・ジュリアン  シャトー
サン・テステフ / オー・メドック シャトー

村名の()外も覚えましょう!

4級
サン・ジュリアン  シャトー
マルゴー  シャトー
ポイヤック / サン・テステフ / オー・メドック   シャトー

5級
18シャトーありますが、全部覚えなくて良いです!
下記のシャトーだけ押さえて下さい!

ダルマイヤックの旧名や変更した年数も覚えましょう!


□グラーヴ格付け□
こちらも全て覚えなくて良いです!
(色ごと銘柄を覚えますが、私は「白」「赤」
【頭文字】を覚えて、「白・赤」の銘柄は消去法で
した)下記参照

上記以外の名称が出題されたら、色は全て「赤・白」です!


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