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人口減、競争激化、モノが売れない。これからはそんな時代になるから、ファンをより大切にすべし

人口減少、高齢化
この言葉はもう十何年も言われ続け、これからもますます発せられる言葉でしょう。

うむむ、これからも日常的にこの言葉が在り続けるのは、あまり嬉しくないですね。

しかし、変えようのない現実、未来
私たちの国の未来は、人口減少、高齢化へと向き合い続け、自分自身もどう生きていくか日々考え続けることは、わたしたち日本人の使命であります。

人口減ということは、日本の経済が縮小するわけで、ものが売れにくくなるわけです。では今後はどのようにセールスをすればよいのでしょうか?

そのヒントが詰まったのがこの1冊
(ファンベースで有名な、さとなおさんもアドバイザーとして参加されています。)


これからのセールスは、商品やサービスのファンに注力するファンベースにシフトすべきということです。

ファンベースを大切にしなければならない理由

①人口減少
毎年100万人都市が1つずつ無くなっていく
→新規の需要が減る

②高齢化社会の到来
シニアのお財布の紐が閉まる
→新規の需要が減る

③若者の物欲減少と独身者の増加
2035年には人口の5割が独身となる
→結婚、出産などのライフスタイルの変化が無くなるため、需要が減る

④超成熟社会と消費者意欲減衰
商品過多で選択肢が多すぎると、買うこと自体をやめてしまう。
→新規の需要が減る

⑤情報過多と二極化
2020年に59ゼタバイトもの情報が1年間に流れた。
YouTubeは1日に82年分の動画がアップされている。
→広告宣伝が届きにくくなり、新規の需要が減る

減ることばかりで、げんなりですね(苦笑)
しかし、これも現実!
現実を見据え、身近にいるファンを大切にしていくべし。
20:80のいわゆるパレートの法則の2割の人に注力するということです。

私の中では、この本の要約は以下CBE社の言葉が全てだなと解釈しました。

お客様との会話で大事なことはヒアリングではなく
お客様がまったく気づかない考え方や課題に関する会話である

アメリカの調査会社 CEB社

ただ自社の製品を売るセールスだけではなく、その製品を使うことによってこんな嬉しいことがある、こんなに未来が開けるetc…その人のイマジネーションを広げてあげる。よく言われている物語性を伝えることかなと思いました。

結果、

お客さんの要望をしっかり聞いて、将来どうなりたいか?未来はどうありたいか?相談を受けていたら他社は関係ない。

つまり、今まで常識とされていた競合他社比較の数字やグラフなどは資料上には不要となります。

売ろうと思わず、相手の役に立てる存在へと位置付ける
相談される人になる。


ファン化については、さとなおさんのファンベースを読むことをオススメします。


まとめ

お客様の将来に向けて、お客様視点となり、役立つ情報を提供し、継続的に相談されるセールスをやる。

そして仕事はもとより、仕事を離れても人とのコミュニケーションを大切にする。

これですかね。



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