入社2ヶ月!採用広報組織をゼロから作るときにわたしがはじめにやったこと
こんにちは、てらみん(@trm_min)です。2022年2月にHERPに入社し、主に採用広報を担当しています!
入社1ヶ月たったら振り返りを書くぞ…!と思っていたら、3月が桜が散る勢いで過ぎ去っていき、気づけば入社2ヶ月となってしまいました。一方、プライベートでは、推しのライブに3回参戦することができ、強く、明るく生きていく勇気が湧いてきています。
HERPでは、わたしがいわゆる「一人目の広報」となり、広報組織がない状態からのスタートでした。主に採用広報領域にはなりますが、採用広報を組織で立ち上げるには何からやるべきか?のヒントとなるように、この2ヶ月の振り返りと書こうと思います。
なお、この記事に書いていることは成功事例・正解ではなく、わたしががむしゃらに取り組んでみた2ヶ月の足跡と思ってご参考にしていただければと思います。
やったこと
多いのでサクサクハイライトしていきたいと思います!
入社時にこの業務をやってくださいと指定されたものはなく、自ら業務を見つけたり、やったほうがいいなと思うことを進めていきました。
記事コンテンツの編集・校正
記事のタイトリング
見出しづけや全体の構成のチェック
文字を開く、冗長表現を削る、言葉選びなど文章の編集
読視認性がよくなるように記事の見た目の編集(段落改行や太字など)
あたりをチェックするようにしています。より具体的に知りたい方は以下の記事から。
入社時、外部のメディア媒体や、ライターさんなどパートナーに月次でお願いしているものが月に3本程度あり、それらに必須で編集をいれつつ、それ以外に毎月3〜4本ほど出てくる社員ブログにレビューを入れているような状況です。
わたしが比較的ブログを執筆したり、編集や校正の知識やスキルをたまたま持ち合わせていたので、慈善活動(メイン業務ではなくMore)なつもりで始めた活動でしたが、2ヶ月経った今では、最も意義のある活動だと思っています。
特に社員ブログは、日々の仕事で挑戦していることをメンバーが貴重な時間を使ってコンテンツとして生み出してくれた、本当に宝もののように大切なものだと思っています。
だからこそ、その時間や労力は少しも無駄にすることなく、本来持っている100の力をそのまま100、読んでほしい読者に届けられるように、より力強くサポートしていきたいと思っています。
現在は全社で10本の記事発信を目標にしており、2月と3月ともなんとか達成できた!という状況です(この記事も10本のうちの1本です 笑)。頻度面ではかなり十分な状況を作れているので、1本1本をより確実に届けていくことをテーマに、編集の介在度合いを上げていきたい所存です。
本を買って改めて、スキルを体系化して取得しようともしています。まだ読んでいる途中ですが、コンテンツの本質的な考えなども載っておりとても役立っています。おすすめです。
HERPのメンバーや業務のキャッチアップ
受託制作・ディレクターから事業会社・広報という大きくこれまでのキャリアチェンジをして転職している身でもあり、スタートアップ、事業会社、BtoB SaaS、HRTech…とかなり初めてづくしな状況で、ビジネス理解、メンバーの業務理解などキャッチアップが必要な状況でした。
というような会話をトライアル中にしてメンバーを心配させたりもしていましたが、とくにSaaSビジネス周りは正直疎いな…と感じます。組織に入ってしか見えないものがたくさんあるなと感じます。
とはいえ、最低限のキャッチアップをするまでめちゃくちゃ苦労したかといえばそんなでもない気がしています。というのもHERPは入社時のオンボーディングの充実具合がとんでもない。
これがあったのとないのでは、動き出しのスピードに3ヶ月くらい違いがあったのではないかなと思います。
これら以外にもドキュメントをしっかり残すカルチャーが定着していますし、部署をまたいでコミュニケーションを取りやすいフラットなカルチャーなので、深堀りしたいときにはどこまでも深ぼって知ることができる環境が、ハード面・ソフト面揃っていました。
それらに助けられつつ、例えばわたしの場合、開発系の組織に身を置いた経験が多いので開発組織のことはSlackを見ていてもイメージが付きやすいのですが、レベニューチーム(ビジネス職のチーム)のことは逆に曖昧なイメージしか持てないという課題がありました。こういったときには、チームの朝会や定例MTGなどに出席させてもらうことで、適宜解像度をあげていっています。
採用広報の社内浸透
採用広報、もちろん私ひとりの力でできるものではなくメンバーの強力が不可欠です。
メンバーの中で会社の重要な活動としてマインドシェアを高めること
活動や社員の行動を可視化し、メンバー同士で共有し合うこと
を目的にレポーティングを行うようにしています。
HERPでは採用活動を重要な業務として位置づけているため、採用広報においても社員の意識は高く、「やるぞ💪」と声を出していけば呼応してくれる気配が始めからあり、とてもありがたかったです。
メンバーが高い意欲を持てているからこそ、主体的に動きやすい・動きたいと思える仕組みづくりは今後もよりよい方法を考えていきたいと思っています。
採用サイトなど候補者向けの広報物の改善
カルチャーデックを始めとして、HERPでは候補者向けの広報物がとても多く用意されている状況でした。具体的には以下のようなものです。
採用サイト(https://careers.herp.co.jp/)
カルチャーデック(https://culture.herp.co.jp/)
エンジニア向け採用資料(https://github.com/herp-inc/engineering-careers)
これ以外にも、会社のnote発信や、エンジニアのブログ発信を集めた「HERP TechHub」などの会社の発信媒体もあります。
候補者向けに情報を用意できていること自体はとても良いことであるのですが、どんどんマシマシになり、情報過多であることや、どの情報を見るべきか分からなくなっているのでは?という情報設計の課題がありました。
一方、エージェントからの推薦や採用媒体のスカウト活動も目下で行われていますので、あまり放置していい課題ではありませんでした。
採用サイトにいつメスをいれるべきか悩んでいましたが、情報ポータルとなる採用サイトを改善しないことには、HERPに興味をもった候補者を離脱させてしまう…!と思い、そうそうに改善に着手しました。
元々あったクリエイティブなども借りながら、採用サイトとして再構築することで、スピーディーにリニューアルしました。自前のWebディレクション能力やSTUDIOスキルを使ってえいやで実現しました。今では情報ポータルとしてしっかり機能してくれるようになったかなと感じています。
他にもショパンコンクールに出てそうと言われるくらいかっこよすぎる代表の写真を差し替えたり、刷新されたバリューが反映できていなかったり、そういう細かな手入れも行いました。庭の手入れのようなもので細やかに、情報を新鮮な状態に保つ必要を感じています。
まだまだ見えないところの手入れができていなかったり、HERPの組織の変化に追いつけていないので引き続き頑張っていきたいところです。
その他やったこと
Meetyで他社の採用広報の方とお話してみた
友人にヒアリングし、一次情報を探しにいった
PR・広報のドキュメント整備や、発信の参考ガイドなど作成
戦略や方針の整理(目下進行中…)
それ以外にも上記のようなことにも、取り組んでいます。2ヶ月が立ち、組織にキャッチアップすること、足元の採用広報の動き出しあたりが落ち着き、やっと戦略や方針を考えられる状況になってきた、というところです。
おわりに
「採用広報」って「採用のための広報」というかなり限定的な目的のための職種で、会社にとって贅沢なポジションだと思っているのですが、その役割が担いうる業務の重要性や、やれることの多さを感じています。
一方、採用広報のための専任を置いたとしても、やれることにこんなに限りがあるのか…というひとりでできることの限界なども肌身で感じています。2ヶ月でやれたことは、振り返ると確実に前進しているが、この程度なのか?と思う部分もあります。
わたし自身がなんでもひとりで解決しようとする、自力で解決することでいろいろなことをこれまで達成してきたという部分はありますが、今後は大きくスタンスを変えて、誰かの力を借りながら大きなことを成し遂げていきたいと心の変化がありました。
ただの贅沢なポジションとしないため、わたしが起点となっていくことで組織に変化を起こしながら何十倍もの成果を出していくぞ!とスタンスで今後もやっていきたいと思います💪
以上、てらみでした!
この取組みに興味がある方はMeetyで
転職の予定がない場合でも、HERPではカジュアル面談を歓迎しています。
情報交換しましょう🤝お友達になってください
この他にもHERPでは多くのメンバーがMeetyを公開しています(こちら)。
HERPの採用情報
開発・ビジネス・コーポレート、どの職種も絶賛募集中です。
広報・PRポジションもクローズせず、引き続き絶賛募集しています。記事の通りわたしは採用広報に注力しているので、コーポレートの広報を力強く引っ張ってくれる方求む〜というお気持ちです。
採用サイトで、カルチャーデックなど組織の情報を公開していますので、興味のある方は、ぜひ覗いて見て下さい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?