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チェルノブイリ日記 59 ~ 何かがあるのかないのか、スーパーマーケット


2階を目指す

 前回のあらすじ。
 スーパーマーケットを散策しています。

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※ 過去の日記はこちらから。

 天井から吊られた看板を読みますと1階は食料品売り場だったようですが、何故かソファがたくさん転がっていました。

 食料品売り場とソファ……家具売り場が同じ階にあるとはちょっと考えにくいですよね。狭くはないけどものすごく広いお店というわけでもありませんし。

 出入口のあたりに戻って来ました。開放的過ぎる出入口……。
 ところで向こうを見てみますと

 あ、階段がある!

 なんとなく振り返ってみますとそちらにも階段がありました。

 振り返った方の階段へ向かいます。足元に気を付けて。

 現役の頃は綺麗な階段だったのでしょうけどね……今となってはなんとなく不安を感じる足元です。そして

 崩れませんよね?
 現地ではもちろん何も考えずイケメンとガイドに続いて上ったわけですが、写真で改めて見ますとちょっと怖いですね。

 まぁとにかく上りましょう。
 イケメンとガイドが先に上っていますので私の番で急に崩れる可能性は低いでしょう……恐らく。
 階段の途中で振り返って撮影したこの1枚ですが、この床の厚みで耐えられるんか、抜けへんのやろなと心配になってしまいます。厚ければ厚いで柱が耐えられるんかと考えてしまうのでしょうけど。

 さて、2階には何があるのでしょう。

 何もなさそうな気がします……。いや、何もないならわざわざ連れては来ないはず。

2階に行ってはみたけれど

 何もない!
 まぁ営業当時のままの姿は期待していませんでしたけど、1階よりスーパーマーケット感がありません。
 それでも来たからには何かを探さないといけないのです。

 チェルノブイリ名物、椅子です。
 背もたれは元々こういうデザインなのか、例によって剥がされてしまったのかどちらなのでしょうね。というかこれも売り物だったのかな?

 天井には穴が開いていました。いや、開けたのかな? それでも誰が、何のためにという話ですが。

 壁際を歩きながらとりあえず撮影します。

 撮影します。

 撮影しま……せやからね栗橋くん、普通の人は「撮影した写真の中からより良いものを選んで載せよう」と考えるのであって、「撮影したものはなるべく全て載せよう」とは考えへんのやで。

 ところで細長い何かがいくつも転がっているのですが何なのでしょう?

 蛍光灯でした。

 自然に落ちたのか落とされたのか……。

 蛍光灯の上に瓦礫が載っています。
 先程から気になってはいたのですが、2階は妙に瓦礫が多いですね。これはもしや天井が落ちたということ……いやいやそんなことある?

 あえてこのような天井にしている建物もありますが、瓦礫の散乱っぷりを見ますと落ちたと考えればしっくり来ます。しかし落ちるものなの……? 落とした? わざわざ? 謎です。

 靴も落ちていました。売り物だった……とはちょっと思えない雰囲気ですね。かかとが潰されていますし。
 そうするとじゃあ誰が何故ここで靴を脱いだのかという話になるのですが。

 こちらにも靴が落ちていました。どうして片方だけなのでしょう。いやまぁ綺麗に揃えられていてもそれはそれで気持ち悪いのですけどね。

墓場たち

 今度は棚が転がっていました。売り物だったのか店舗什器だったのかいまいち分かりませんけども。

 しかし店舗什器にしては商品が並べにくそうな気がしますね。売り物なのかなぁ。ちょっとシンプル過ぎとも思いますけど。まぁ社会主義国家とはそういうものだったのかなぁ。

 今となっては家具の墓場のようですが、恐らく2階には家具売り場があったのでしょう。ソファは何故1階に下ろしたのか……。あぁ、このスーパーマーケットに関わった人たちの話を聞きたい!

 イケメンと話が出来れば何かしら分かるのかも知れませんが、

 地獄の伝言ゲームになる予感しかしません。

 話を聞くことは諦めて他に何かないかと見回してみますと……これは!

 レジスターですよね。

 しかし……現代のレジスターと形がまるで違いますね。使い方が想像出来ません。いやまぁ現代のレジスターも使ったことはないのですけど。

 数字の向きが違うのは何故なのでしょう。

 事務室なのか通路なのかよく分からないところに出ました。ここにも破壊されたレジスターが鎮座されていました。

 しかし破壊するにしても床に叩きつけるとかハンマーを振り下ろすとかではないのですよね。キーボードをちまちまと抜き取る姿を想像するとちょっと意味不明ですよね。

 レジスターの墓場かここは……。

 何台あるのでしょうね、レジスター。現役当時は多くのお客さんで賑わっていたのでしょう。レジスターとはもちろんレジに置かれているべきもので、レジとはこのような奥の事務室みたいな位置にはないと思うのですよ。わざわざここに集めたということですよね。この日記で何回書いたか分かりませんが、そのエネルギーって何なの?

 ところでレジスターの下に何やら紙がありまして

 何なのでしょうね?
 子供の頃に書いたことがあるような……直流とか交流とか。恐らく違うのでしょうけど。
 スーパーマーケットにこの図……? まるで分かりません。

 床には冊子が落ちていました。Google翻訳にかけてみますと

計測器製造システム自動化
および制御システム省



重量貿易小切手
印刷複合施
設 1799-VTCH-3

操作マニュアル 4У2.
791.024 PS

Google翻訳

「あ」って。

「あ」か……。
 何やら小難しそうな翻訳結果でしたがレジスターの操作説明書というところなんでしょうかね。

次回予告

 スーパーマーケット編はそろそろ終わりかな?

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