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とどけ、片想い!

推していいんだよ そんなひとことに
僕は救われたんだよ ホントにありがとう
情けないけれど だらしないけれど
君を想うことだけで 明日が輝く

前回の私の奇行↓

私はBリーグの推し活の最中、偶然見つけた違う選手の推し活をしている夢子さんと(一方的に)出会った。
彼女の献身的な推し活に心を掴まれた私は「推し活をする夢子さんの推し活」を始める。
なんやかんやとあって、一休さんも背中を押してくれたしInstagramの整理をやっと始めた。
なんやかんやとは、なんやかんやである。
そんな私の行く末は・・・

正直、あらすじが面倒だ。

Instagramを開けよう。
いつも開けているが、自分のページは一才見ていなかった。
真っ先に夢子さんのストーリーズを確認し、心の炎をしっかり灯してから切り替える毎日を卒業するんだ。

久しぶりに覗いた私のホームは御三家(ナッパ・じっちゃん・ピッコロさん)写真の写真が8枚くらいアップされて放置されている。
やや?よく見るとONE PIECEの白髭もいるな。見事にマッチョなおっさんと爺さんしかいない。

ここは私の秘密の花園、サンクチュアリ。今までお付き合いした殿方にも一度も教えなかったアカウントだ。
ここを見られるなら正直、尻の穴を見られた方がマシだ。

腰までのロングヘアで、ピンクのフレアスカートを翻しショートブーツで微笑む女の背中のファスナーを開けたら、頭にバンダナ巻いた小太りにおじさんがフーフー言いながら出てきたくらいの衝撃だ。
今時のギャグ漫画でもそんな展開はなかなかない。

一度も彼氏を部屋にあげた事はない。
リモートミーティングでも、カメラはいつも本棚をバックにしていた。キングダム、ゴールデンカムイ、スラムダンクにONE PIECE、ヒロアカと宝石の国辺りまでが見えるカメラ位置だ。
漫画は見られてもいいし、奥にある文庫や文芸書もかまわない。

ルールその1、フィギアを決して見せてはならない
ルールその2、フィギアを決して見せてはならない
ルールその3、フィギアを決して見せてはならない

映画・ファイトクラブよりパクリ。

その昔、フィギアのブログをしていた時代はあったが、その時はまだ水も肌を弾く小娘だった。
今はババア、水は弾かれず吸い込まん勢いでべたりと肌を流れる。

お茶目で終われない、拗らせてるだけだ。

そして、お気づきになっただろうか?
私のフィギアコレクションのオッサン、おじいちゃんキャラは皆、◯んでいる。

私の推したキャラは◯ぬ。
ちなみにだが、これは2次元に関わらず3次元もだ。
その餌食になったのは、アヴィーチー、リンキンパークのチェスター・B、ヒース・レジャー・・・皆、自死している。

推しは◯んで完全態になる。

かつての私はそうだった。
だが、漫画「ハイキュー!!」に出会ってそれは変わった。

誰も、◯なない・・・だと?

主人公の日向翔陽のライバルである影山飛雄のじいちゃんくらいしか他界しなかった!

スポーツか・・・私は悟った。

それからプロレスにハマり、そこからは推しは皆んな元気に生きている。
友達と同じ漫画にハマっても「このキャラ(その子の推し)だけは推さないで!」と新手の同担拒否をされる事も無くなった。
めでたしめでたしである。

さてと、懺悔も済んだ事だしInstagramの整理だ。
とりあえず一旦ゼロにしよう。
プロフィールも書き直そう、全くこんなバスケの「バ」の字もないアカウントでよくいられたものだ。
会社の面接に「これが私の正装です!」と言ってサイヤ人の戦闘服で行くようなもんだ。ま、言ったもん勝ちではあるし、人生は何が起きるか分からない。
全てにおいて0%のものはないのだ、オレンジジュースの金字塔、バヤリースオレンジだって果汁は20%しか入っていない。
それで「オレンジジュースです!」と言い切って一世を風靡し、オレンジジュースの代表格にまで上り詰め、たくさんの子供達の喉を潤した。

バヤリースは20%だが、私は100%人間だ。きっと分かり合える。

プロフィールにバスケのこととプロレスを織り交ぜた文章を書き直す。うむ、悪くないだろう。画像は、Bリーグ感を出すために大好きなゴーディのシールを貼っている愛用のiPadにしよう。

ジェッツと言いながら、ゴーディ(琉球ゴールデンキングスのマスコット)はややこしいか?
まぁでも、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの斉藤拓実選手だって、川崎ブレイブサンダースのマスコットであるロウルのグッズを集めている。関係ないさ!

よし、後は写真だが・・・その時姉からLINEがきた。

「大貴の試合のことなんやけど」

あ・・・忘れてた!!!
来月の渋谷vs三遠のチケット!
どの席から見る大貴たんが最高にかっこいいかを選出しておくんやった!

私はアホなことばかり言っているが、試合はしっかり真面目に見る。元々格闘技が好きでその延長戦で見ているので、独自の見方があるのだ。

試合会場に行くのは、ただの推しの体を通った二酸化炭素を吸いに行くだけの一見バレにくい変態を楽しむ為だけではない。

そもそも、この試合に私の最推しはいない。
が、最推しの富樫勇樹選手の最推しの田中大貴選手がいるし、富樫勇樹選手のバスケに関する考え方を変えた伝説の大野篤史HCが、今は三遠にいらっしゃる!
実は最高の推し活現場なのだ!

個人的に田中大貴選手の好きなプレイは、ゴール下でのマッチアップである。
お前、シューターに対する評価おかしないか?と、思うだろうが、この選手は体の当て方と間合いの取り方が上手いのだ。
力で押し込まず呼吸のタイミングで、ぶつけるので効率がいい。どんな競技もディフェンスをする時、人は「ふん!」と踏ん張るために息を止める。そこに全力で当たっても跳ね返されるだけだが、しっかり腰を落とした低い姿勢で「息を吐く」タイミングでどんっと当て、すぐ離す。
息を吐く時、体の力は抜ける。効率よく体を押し込めるのだ。

あぁ〜いいボクサーになっただろうな。

とか語ってたら5億万字続くので止めるが、腰椎ヘルニアの手術をした大貴たんは、大事をとって、今はゴール下のゴリゴリプレイはしない。
となると、ポジション的に左サイドからのジャンパーか。体がグッと開く、フェイダウェイが迫力があってかっこいい。左サイドから右打ちをする時の右足の残り方がかっこいい!
フィギアにしたい!

バイウィーク前まではだいぶ元気に走れていたが「急性腰痛」なるスタイリッシュなギックリ腰でラスト1分を走りきれずにロッカーに引いた。

多分、ベンチ時間が増えるだろう。となると、姉が大貴たんに穴が開くほど見つめれるベンチ正面のゴールよりかな。
ヘルプサイドでの3待ちも増える。

さて、語り尽くせぬバスケットの日々だが、無事にチケットも取った。

コーヒーでも飲むか。
じゃない!インスタだ!まぁ、写真はないがそこそこ形にはなっているし・・・・あ


ユーザーネームがベジータが地球におりたった時の名台詞「オイ、ナッパ!」のままだった。

今日も様子がおかしい私のいつもの様子↓

通常運転のはず↓

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