【旅行記】100名城完遂!高知・愛媛の旅①高知グルメ満喫の夜
みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。今年のゴールデンウィークみなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はこれまでの会社生活では、4月の終わりから5月の連休まで通しで休みの長期GWだったのですが、昨年転職をしたことで暦通りの休みになってしまいました・・・。そのため、今年は前半3連休と、後半4連休の布陣です😢
そんな今年のGW後半戦は「日本100名城スタンプ完結の旅」と題して高知と愛媛を旅してきました!
■日本100名城スタンプとは
日本100名城とは公益財団法人 日本城郭協会が選定した100城のこと。各お城には100名城専用のスタンプが設置されていて、専用の本(スタンプ帳)が販売されています。
私は2008年からこのスタンプラリーを始め、夫と一緒に集めてきました。かれこれ15年。これまでに集めたスタンプの数は夫は97、私は98個。いよいよ完結させようというのが今回の旅のテーマです。
12:50 成田発 高知行き Jetstar
今回は成田から高知へと向かいます。高知には何度か行っているためスタンプがメイン。出発遅めのズラシ便でGWにしては比較的安く航空券をGET。
成田のLCCは第3ターミナルにあり、国内外のLCC路線が就航しています。LCCターミナルのプレハブ感、相変わらず変わりませんねぇ。
14:20 高知龍馬空港到着
高知龍馬空港に到着。高知空港の利用は初めてです!空港の到着ゲートを出ると、高知県の馬路村の観光協会っぽい方々が、冷え冷えのジュースを配布してくれました。おもてなし嬉しい!
地方空港だと、たいてい到着便に接続したリムジンバスが待っていてくれます。高知空港は高知駅まで約30分と比較的市街に近く便利です。
15:00 高知駅
晴れが眩しい高知駅に到着。高知駅は私の好きな駅のひとつ。シンボリックな外観、それ以上に中が素敵なんです!
高知駅のデザインは有名な建築家「内藤廣」氏の設計。内藤廣氏は旭川駅や、銀座線渋谷駅、日向駅。富山県美術館や高田松原津波復興祈念公園などなど多くの著名な建築を手掛けています。
木材や木材+のハイブリッドな建築が多く、洗練されたデザインながらも温かみを感じるのが特徴(と思っていて)で、私の一番好きな建築家です。
今回は駅のホームに入る機会がなかったのですが、ホームを覆う天井部分がすっごく素敵なので高知駅に行かれた際は注目です!
15:20 ホテル:JRクレメントイン高知
今夜のお宿は高知駅隣のJR系列ホテル「JRクレメントイン高知」。2020年にオープンしたばかりで新しくキレイなホテルで快適でした。
高知はホテルがあるエリアが結構バラバラなんです。駅前 or 繁華街 or 高知城周辺 の大体3エリアに分かれています。
高知駅→繁華街(徒歩10分)→高知城(徒歩10分)と観光エリアが離れているので、行きたい場所や目的によってエリアを選ぶのが◎。
15:50 高知の繁華街
高知駅から高知城までは徒歩30分弱。観光がてらに繁華街を歩いて高知城へと向かいました。
繁華街を歩くとその街の雰囲気を感じられますよね。手っ取り早くその街がだいたい掴めるのでザッと歩くのが私達の旅のルーチンです。
16:15 日本100名城 84番 高知城
高知城は、現存天守12城の1つ。さらに天守とと本丸御殿が両方現存する唯一のお城。敷地自体はむちゃくちゃ大きいわけではありませんが、立派なカッコいいお城です。
高知城のスタンプをゲットし、夫、98個め!
…ここで白状しますが、実は私は今回の旅では完遂しません(エッ?)。
私は高知も愛媛も13年前に押印済。実は私が残しているのはスタンプ帳を忘れた彦根と二条城。そう、厳密には「夫の100名城達成」の旅です。
GWだから人出が多かろうと、混雑を心配していましたがさほど混雑もなくサクッと高知城は終了。高知穴場です。
16:40 高知城歴史博物館
せっかくなので高知城の隣りにある博物館「高知城歴史博物館」に入館しました。こちらの博物館は建物も新しく大変立派な博物館でした。ただ、展示内容が「高知城の歴史」なのでちょいマニアック。高知と言えば坂本龍馬がポピュラー過ぎるのに比べると、高知城の歴史は難しい。しかし英傑が何人も出ている高知にはその背景があるわけで。政治結社的なものも多かったり、高知の歴史って龍馬だけじゃないよな、色々あるんだなぁとしみじみ勉強になりました。
(小学生の頃、ドラマ 竜馬におまかせ!大好きでした。主題歌のH Jungle with tのFRENDSHIPもいい曲なんよね〜。って今誰がわかんねん!)
この博物館の推しポイントは高知城が見えるビュースポット。入館しないと入れません。もうちょっと天気がよかったらなぁ〜。
17:15 夕食①:土佐料理 司 本店
夕食は、やっぱり食べたいかつおの藁焼き!高知の有名な土佐料理店「司 本店」。13年くらい前に1人で入ったお店です、懐かしい。
司はカツオのタタキ屋さんというよりもれっきとした土佐料理店のため、大人向けかな。
高知市内では、どこでもカツオのタタキは食べれますが、実際にお店で藁焼きしてる店は限られます。司を選んだのは実際に焼いてるから!これ見るとテンション上がりますね!
さぁ鰹のタタキの登場です!!
きれい。分厚さが違う!!生臭さもぜんぜん違う!悪いけどスーパーで買ってる鰹のタタキとは比べ物になりません!完全に別物です。
高知の鰹のタタキはやっぱウマイな〜。これを食べに高知まで来た甲斐があったなぁ。
そのほかにも、高知の郷土料理「カツオの酒盗」や「どろめ」なども頂きました。
どろめは生しらすですね。大好き生しらす。
カツオが分厚すぎて早々にお腹いっぱいです。
余談ですが、土佐で食べてみたいのが「皿鉢料理」。いかにも宴会のご飯って感じで、土佐文化を感じられる料理で憧れです。さすがに二人じゃ厳しいので手が出ませんが、いつか食べてみたいなぁ。
18:30 激シブ銭湯 潮湯
このあとの夕食②のために、お腹を少しでも減らすべく、商店街から歩くこと20分。私達は住宅街にある銭湯「潮湯」へ。夫が温泉、風呂に入らせろと五月蠅いもんで。
高知市街には温泉施設はほぼないなか、Google mapで口コミが★4.3も付いている潮湯。どれほどのリノベオシャレ銭湯かと想像していたら、高度成長期にタイムスリップしたかと見紛う激シブ銭湯でした。
下駄箱の雰囲気は若干躊躇するレベルの超・昭和感。ここまでレトロなことは珍しいです。
神田川の世界を超越してるくらいの古さですか、浴場、脱衣所ともに非っ常〜に清潔。貴重なレトロ✕清潔感に納得の評価ですね。銭湯好きの方はぜひ。
20:30 夕食②:高知屋台 安兵衛本店
本日、最後にして私達の高知の最大の目的は実はココでした!これをどれだけ楽しみにしていたことか…高知屋台 安兵衛 本店です!
高知には戦後から屋台の文化があり、夜になると路上に屋台が立ち並ぶ光景が高知の名物として親しまれてきました。しかし、路地での営業は実は違法営業であったため、2024年の3月末で屋台街の光景は消えてしまったようです。
高知の屋台の特徴は「餃子」とビール。飲みの締めは屋台に行って餃子を食べるのが高知の夜の定番です。なかでも人気店の「安兵衛」は東京の恵比寿、中目黒にも支店を出している超超超超人気・有名店。(こちらの営業は路地じゃないので違法でありません。)
テレビでもよく取り上げられているのでご存じの方も多いでしょう。
私達は10数年前に高知訪れた際、たまたま安兵衛に入り、その餃子の旨さに感動し、恵比寿の支店にも何度も訪れているファン。
(恵比寿も超有名で2時間待ちです。)
再び安兵衛に行きたい!という長年の私達の夢が今ここに実現!
とても活気のある掛け声と賑わい。ずらりと並ぶカウンター。本場ならではの最高の景色!
メニューは、潔く「餃子」「ラーメン」「ビール(ソフトドリンク)」のみ。餃子は3人前注文。
う、う、うますぎる〜!!!
かつおのたたきで満腹もどこへやら。パリッと焼かれた小さめサイズの安兵衛の餃子は何個でもいけちゃいます。
美味すぎ餃子に身もだえる。うますぎる。屋台で、スタンディングで、最高すぎる。これが旅の醍醐味。
ラーメンもいただきました。屋台のラーメンの手本みたいな昔懐かしいラーメン。小さい頃、21時頃にチャルメラを鳴らしてやってきたラーメン屋。チャルメラが聞こえてくると急いで母が買いにいって、夜食に幼心にワクワクして食べた味を思い出しました。
安兵衛は常に長い行列が出来ていて諦めそうになりますが、回転が早いので見た目ほど待ちません。おそらく1時間待てば食べられると思います。
本店を食べて思ったのは、恵比寿の支店がちゃんと同じ味がするということ。味のクオリティに遜色ありません。高知までいかずとも美味い高知餃子が食べられる、これが今回の収穫だったかも。
長年の憧れ安兵衛を食べて大満足の初日となりました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?