見出し画像

SNSが繋いでくれたご縁の漫画「ブラッディ チャイナタウン」

私の過去記事「ディスレクシアでも教師になれるオランダ」は、以下のツイートたちが元になっています。

このオランダの学校におけるディスレクシアの状況に注目し、私のツイートをリツイートしてくださった方がいます。

この方は、漫画家の杉本亜未さん。「ファンタジウム」という漫画の作者さんです。

ファンタジウム(1) Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07TKMTHMT/

「紳士淑女の皆さん! 摩訶不思議な手品の世界をご覧に入れましょう!」少年は何ものにも従わず、軽やかに己の道を歩む――。マジシャンとして天性の才能を持ちながら、何ものにも縛られることなく自由に生きる少年・長見良(ながみ・りょう)。マジシャンだった祖父・龍五郎(たつごろう)に憧れて育ったサラリーマン・北條(ほうじょう)。龍五郎が生前にとった唯一の弟子だった良には、ある秘密があった。そして、良の才能に魅入られた北條は、ともに歩んでゆく。

こういった素敵なご縁を呼んでくれるのも、SNSの素晴らしいところですね。ツイートに書いた通り、「ファンタジウム」一気購入の一気読みしてしまいましたよ。
あらすじには書かれていませんが、主人公はディスレクシアを抱える少年。ただし、ディスレクシア特有の苦悩を抱えつつも、それはあくまでも設定の一要素。私が一番心惹かれたのは、さまざまな人々との出会いを通し、成長していく主人公の姿です。
作中に「あなた自身がマジックであれ」という言葉があるのですが、まさにこの漫画自体がマジックのような作品なんです。作画が美しいのはもちろんなんですけど、マジックが生み出す驚きやワクワクが、しっかり空気として伝わってくるんですよね。読みながら、その空気を共有できました
折に触れて、大切に読み返したい作品です。

私はすっかり杉本亜未先生のファンになってしまったので、先生がここnoteで連載されている「Bloody Chinatown:ブラッディ チャイナタウン」も、既出の10話まで一気購入してしまいましたYO!

「ファンタジウム」のときも思ったんですけど、杉本先生のキャラクターには説得力があるんですよね。一見すると荒唐無稽なような人物設定でも、物語の中で動き出すとすごく自然に見えるんです。そして、普通に考えると「えー、そこでそうしちゃうの!?」というような言動でも、杉本先生の漫画の中だと「ああ、この人なら確かにこうするかも」と矛盾を感じないんです。読みながら、そこに唸りました。

物語は10話を迎え、いよいよ事件の核心に迫りつつあります。何話まで続くんだろう? 早く主人公たちの想いの行方が見たい気もするけど、終わって欲しくない自分もいます。それよりも何よりも、11話まであと3週間も待ちきれない~。

※毎話ラストページにある中華街ガイドもとっても可愛らしくて、大好きです。いつか横浜の「ブラッディチャイナタウン聖地めぐり」もできたら楽しいな。

杉本亜未先生の「ファンタジウム」「ブラッディ チャイナタウン」、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

==========お知らせ==========

電子書籍出版しました!
(Kindle版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
(紙版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」

レギュラーで書いている主な執筆媒体のご紹介です。
ぜひ読んでみてください♪

「現代ビジネス」(不定期掲載)
http://gendai.ismedia.jp/list/author/naokokurata

「Glolea!」(プロフィール&執筆記事一覧)
http://www.glolea.com/ambassador/kurata-naoko/profile

「未来住まい方会議」(執筆記事一覧)
http://yadokari.net/author/kurata/

「TABIZINE~人生に旅心を~」(執筆記事一覧)
http://tabizine.jp/author/kuratanaoko/

「ima(今) 海外リポーターが伝える世界の生活情報サイト」 (執筆記事一覧)
http://ima-earth.com/contents/profile.php?userid=kurata


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集