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武道は日本語がアドバンテージになる

オランダの小学校は、8月末から新学期が始まりました。それに伴い、様々なお稽古事も新しいセメスターに入っています。

日本だと小学校5年生の娘は、

「前学期までやっていたダンスはもういい。その代わり、合気道をやりたい」

と言い出したんです。
私がnoteマガジンを購読している野本響子さんも「日本人はやめる練習が足りない」と常々書かれているので、娘の「ダンスをやめる」という決断を尊重することにしました。
そして合気道も、やりたい時がはじめ時。
いままで知らなかったのですが、つい最近うちの近所に合気道道場がオープンしていたようです。
(といっても、体育館を時間借りする道場ですが)

そしてめでたく、合気道デビューを果たしました。
それに伴い教本を受け取ったのですが、当たり前ですがすべてオランダ語でした。

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その代わり、稽古には日本語が多用されます。
挨拶、数字、技の名前。。。それらをすべて、非日本語話者の外国人たちが日本語で行うのです。

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例えばこの技の名前も、日本語話者が見れば「ああ、固め技受け身ってことかな?」と基礎知識がなくても想像できますよね。でも、日本語知らない場合はさっぱり見当つかないんじゃないでしょうか。その謎言語の技名を覚えるの、ハードル高そうですよね。

もしいつか海外で暮らしたいとお考えの方がいらっしゃったら、日本に居る間に何か武道を始めておくといいかもしれませんね(お子さまでもご本人でも)。合気道のみならず、空手や柔道も、基本的には日本語の技名を踏襲しているようですし、試合のある武道は審判の掛け声(始め、止め、など)も日本語です。
そして海外に出た時にその武道の道場に通えば、現地語ができない間でも日本語で活躍できるでしょう。そこから交友関係も広がるでしょうし、いいことづくめなのではないでしょうか。

とりあえず娘には、合気道の稽古を楽しんでいってほしいと思います。

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(Kindle版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
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