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【No.22】採用工学のススメ ~求人広告一辺倒の採用スタイルはすでにオワコンと化している~

No.22

━━━━━━━━━━━━━━採用工学のススメ━━━━━━━━━━━━━━━━

     求人広告一辺倒の採用スタイルはすでにオワコンと化している

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 みなさん、こんにちは。藤原ユウマです。今週も採用工学のススメをお読み頂きましてありがとうございます。

 段々と暖かくなってきて、過ごしやすい日が増えてきましたね。ようやく凍える寒さから解き放たれて、外出するにも快適な気候になってきました。一方では、インフルエンザが猛威をふるっており、みなさまも体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。また、本日は就職活動の情報解禁日です。このメルマガの読者にも就活生は多いと思うので頑張ってください。また、採用担当者のみなさまもここから一段とギアの上がる忙しさになりますね。こちらも頑張ってください。

 さて、Facebook上での投稿数が大きく減ってきているというニュースが話題をさらっています。調査によると、2016年のFacebookユーザーによる投稿数は、2015年のそれと比べておよそ30%減少したとのこと。加えて、「いいね」「コメント」「シェア」などで測るエンゲージメントについても、各指標において減少したとのことで、Facebookというサービスが最盛期を過ぎた印象も抱かせます。

 確かに実感値としても、Facebookを利用する際には友人・知人のプライベートな投稿を目にするよりも、広告や宣伝色の強い投稿に触れる機会が増えてきたような気がします。もともとビジネス用途で使用される機会が多かったSNSではありますが、ユーザーが気軽に楽しむSNSという色合いはどんどん薄まってきているような印象ですね。一方で会社としては、Facebook MessengerやWhats App等のメッセンジャーサービス、名刺交換時に便利な「Web上の名刺」としての役割など、ビジネス用途の分野では需要を捉えたサービスを保有している点は抜け目が無いですよね。

 とはいえ、グローバルでおよそ17億人(2016年6月時点)、国内でも2,700万人のアクティブユーザーを抱えるメガサービスであることには変わりが無く、依然強力にキャッシュを生み出している中で次代への投資もしっかりと進めています。Facebookからクローズドなコミュニティ感が無くなっていく間に、同社で最も成功した買収と言われるInstagramは5億人のアクティブユーザーを保有するほどまでに成長しました。

 SNSサービスではFacebookを追随するのがInstagramである点からも、同社にとっては競合となり得るサービスを事前に買収していた先見の明が光ります。

 更には先日2.5億ドルの追加投資を発表したVR分野への投資も加速させていくとされています。こちらも同社が買収したOculus VRを始めとしてVRコンテンツの開発へ注力していくなど、より成長する可能性のある分野へ張っていくスキの無さは驚異的ですよね。Facebookのユーザー離れが指摘されていますが、同時にこうなることも踏まえて先手を打ち続けている同社の凄みにも改めて気付かされます。

フェイスブック「ユーザー離れ」鮮明 投稿数が3分の2に

http://forbesjapan.com/articles/detail/15333

 さて、それでは今週の内容です。

【今週の目次】

1.求人広告一辺倒の採用スタイルはすでにオワコンと化している

2.今週のトピックステーマ

3.気になるアイテム

4.お悩み人生相談 Q&A

5.読者感想コーナー

6.終わりに

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1.求人広告一辺倒の採用スタイルはすでにオワコンと化している

 さて、今週は採用市況における「需要」と「供給」を理解できている企業が気をつけるべきポイントと、優秀なターゲット人材を採用するためにはどうすれば良いか、考察していきましょう。

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