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ラゴスへ。ポルトガル到着

トルコ航空でイスタンブール経由リスボンへ到着。
いつもどおり預け荷物のない僕は、
手荷物だけ持って颯爽と空港の外へ。
ささやかな優越感♪
「自分は爽やかな男なんだ」と勘違いできる唯一の瞬間だ。

事前情報によるとリスボン空港から市内へは地下鉄で行けるらしい。
とりあえず空港を出て、地下鉄の入り口はどこかな?と
視線を巡らそうとした僕の目の前にいきなりデーンとソレはあった。

まるで恵比寿駅のJRから地下鉄日比谷線に乗り換えるみたいな感じ。
空港直結ではなく、空港を出た目の前。不便ではないけど、ヨーロッパの国の首都の空港としてはちょっと拍子抜けしたなぁ。
でも、なんだかのどかで少し親近感が持てた。
「特別じゃないよ。いつもの地下鉄さ。」とでも言われているみたい。

車両も空港直結のかっこいいシャトル電車とかではなく、
普通の地下鉄。ちょっとくたびれた感じ。
券売機もよくあるタイプで、なんとなく安心。

でも・・残念ながら案内がポルトガル語表記なので旅行者は苦悩の表情
指先で画面の文字をなぞりながら、何とか知っている単語を探す。
実は画面の隅に英語表記に変えられるボタンがあるのだけど、分かりにくくて、みんな見つけられない。
券売機の前に並んでいる人は少ないけど、みんな悩んでいる。

10台くらいある券売機の近くに一人だけポルトガル人の駅員さんがいて
焦らず、順番(どういう?)に操作方法を教えている。
たった一人の駅員のおじさんは、なかなか僕の方に来てくれないので
僕は本能のまま適当にボタンを押してテキトーなチケットを購入してみた。
24とか表示されていたのできっと24時間フリーチケットだろう。

これで地下鉄に乗れるはずなので、
予約してあるホテルの近くの駅Rossioへ。
空港からRossioへは乗り換え1回だけ。迷うことはないだろう。

Rossio駅に着いたら人に聞いたりして、まずはホテルを探さないと。
と思ったら、なんとホテルは地下鉄の出口の目の前だった。
今回の旅は目の前が多いなぁ・・・。
ある程度迷う予定だったのに、迷わなかったので早く着きすぎてしまった。チェックイン開始までけっこう時間があったので、フロントに荷物だけ預けて街へ!

空港のインフォメーション・カウンターでもらった地図を広げて、とりあえず有名なコメルシオ広場へ。
トラムで行こうと思ったけど、意外と近いし、どのトラムに乗ればいいのか考えるのも面倒なので歩いてみた。
5分も歩くとコメルシオ広場と、その向こうに大きな川が見えてきた。
リスボンの中心街って小さいんだ・・・。

広場にはやはり観光客が多く、その周りには観光案内所が2か所もあった。
ここでLAGOSへの行き方と、ついでに行きたかった"発見のモニュメント”の行き方も聞いた。
案内してくれたのは女子高生にしか見えない幼い感じの女の子。
でも英語は奇麗だし、的確な説明。さすがヨーロッパ?

 発見のモニュメントは、いやがる航海士たちに無理やりアフリカ西海岸を南下させた”エンリケ航海王子”を先頭に、バスコ・ダ・ガマやフランシスコ・ザビエルなんかの像が並んでる。この記事の冒頭の写真がそれ。
このモニュメントへはコメルシオ広場から川沿いの1本道なのでトラムも簡単。間違えることは無い。
最悪の場合でも頑張って歩けそうな距離。
ついでにモニュメントの横の売店でビールとワインを何杯か飲んだ。
おひとり様乾杯!
リスボンではこれだけ見れば満足なので、翌朝にはいよいよLAGOSへ出発。

観光局の、かわいくも賢いお嬢さんに聞いた行き方は
①地下鉄で長距離電車が発着する”オリエンテ駅”へ行き、
②南部の大きな町ファロ行の特急に乗り
③途中のシルヴェス駅でLAGOS行きの普通列車に乗り換える。
LAGOSは終点なので乗り過ごすことは無い。
とのこと。

行き方もわかったし、ホテルのチェックインも始まっているはずなので
一度ホテルに戻ろう。
そして晩御飯とビールのことを考えよう。

リスボンの夜は観光客でごった返していた(シーズンオフのはずなのに)

ビールとワインでお腹を満タンにした僕はホテルのベッドへ向かって
真っすぐ進んだのでした。

でも、リスボンのレストランは高かった・・・ 
やはり観光地価格だ。
”ポルトガルは物価が安い” と聞いていたのに(涙)

YENを弱くしている連中を恨みます。(本気です)

そして翌朝
予定通りに長距離列車の駅を目指すのでした。

おやすみなさい




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