所有のない世界
こんにちは。
以前から、日本でもシェアリングエコノミーの時代が来ると言われてきました。物、サービス、場所をシェア=共有が当たり前の社会になるというのです。
ちなみに、民法にも共有に関する規定が存在します。
すでに、シェアが進んでいるアメリカ社会の現状について、以下の著書で次のように説明されています。
このような働き方をする人が、2018年で2000万人、それからさらにアメリカだけで数千万人は増えているとのことです。デジタル人材の育成が早くから行われてきた結果が、今のアメリカ社会を形作っているのです。日本は、アメリカから20年、ドイツから10年遅れて、ようやく「データサイエンティスト」を育てようという動きが出てきています(大学では補助金をやるからデータサイエンスの講義を作れといった感じです)。
すると、間もなく日本でも、人材を共有するというギグエコノミーの時代が来ることになります。インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方が当たり前になる反面、次のような不満も出てくるかもしれません。
会社や学校に所属することに価値があった時代が終わり、メガプラットフォーム上で、自身の生活費を稼ぎ、空いた時間でスキルを磨くことが求められることになるのでしょう。
サステナブル(持続可能)な経済活動を求められることも合わせて考えると、今後の日本でも物、人のシェアが進むだろうと予想されますね。20年前からアクションをとってきたアメリカを見習い、今のうちに何か手を打ちたいところです。思いついたことはまたこのnoteに書いてみたいと思います。
では、今日はこの辺で、また。
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