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麦酒と王座とスーパードライ


アサヒ生ビール"マルエフ"がうまい。



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スーパードライと比べると少しまったりめで飲み応えがある(気がする)。

不死鳥をイメージしたロゴマークと金色の缶のデザインから、麒麟に奪われた王座を奪還しにかかっている気合いが感じられる。そこも良い。


アサヒと言えば、スーパードライだ。

麦酒主義者を自称する私が最強だと思っているビールがアサヒスーパードライである。

キンキンに冷えたビール、という状況下においてはスーパードライの喉を通る爽快感と旨味のキレ味には勝てない。まさにアサヒスーパードゥラァァァイなのだ。


スーパードライのあの銀色のパッケージ。あれは戦略の賜物というのはご存知だろうか。


アルミそのままの銀色にはキンキンに冷えたようにイメージ出来る視覚効果とキレ味(辛口ドライというビールの新しい価値観)を表現している。

当時、瓶ビールが主流であった市場において、まさに銀色に輝くスーパードライのデザインは異色であり、革新的であった。

ヨウジヤマモトが"黒の衝撃"ならば、スーパードライは"銀の衝撃"とでも言うべきか。

これは包装管理士の講義において、始めの方に取り上げられる有名なパッケージ逸話だ(前職がパッケージ関係だった)。

実際、結露がするくらい冷え切ったスーパードライの魔力はマジで半端ない。理性が飛ぶ。


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そういった観点で見ても、マルエフの金色のパッケージには明確な意思を感じる。

家飲みが主流となった昨今で居酒屋のような幸福感を。スーパードライとはまた違った、しっかりと楽しめるコクのある味。

うまいな、アサヒ生ビール"マルエフ"


※無論、案件ではないので悪しからず。笑


最後に、スーパードライと聞いたら真っ先に思い浮かべる曲を。

過去にスーパードライのCMソングとなっていたJimmy Eat Worldのド名曲「Sweetness」。

私の中で"エモ"とはまさにこれ。

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