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「喧騒のバス移動ーナイロビへの道ー」アフリカ大陸縦断の旅〜ケニア編③〜
2018年8月27日お昼過ぎ、私たちはエチオピア、ケニアを跨る国境の街、モヤレにいました。人生初の陸路で国境を越える経験に胸を躍らせながら、ナイロビへ移動するため、快適と噂の「モヤレスター」というバス会社に向かってたのです。しかし、どこにいても客引きは付きもの。私たちがもたもた相手をしている間に、モヤレスターのバスチケットは売り切れていました。バス出発まで時間のない私たちは、大急ぎで他のバス会社
もっとみる「アフリカ三大凶悪都市ナイロビ」アフリカ大陸縦断の旅〜ケニア編④〜
2018年8月27日午後2時頃、私たちはモヤレからナイロビへ向かうため、長距離バスに揺られていました。あまりにも劣悪な環境のバスに乗って12時間の移動。さらには治安維持のため、幾度となく訪れる検問。23時半に一度だけ得たトイレ休憩以外は、気を張らなければならない場面が続きました。こうして体を休ませることなく、ケニアはナイロビに到着。まだ暗さが残る午前4時。私たちが宿泊予定のNEW KENYA L
もっとみる「上昇する危機管理ー制御不能のグラフー」アフリカ大陸縦断の旅〜ケニア編⑥〜
2018年8月28日午前5時頃、疲労で限界を迎えそうな体を、宿のベッドで労ってやれるはずでした。しかし、何時間経っても眠れる気配はありません。旅を通して、私にある危機管理能力が急上昇していること。私の他者に対する精神的な振る舞いに、日本とアフリカとでは明確な違いがあることに
違和感を抱いていた私。なぜそんなにも差が生じているのか。「経験と危機管理」、「懐疑心と猜疑心」。この4項をグラフに置き換え
「さらば一瞬のケニア」アフリカ大陸縦断の旅〜ケニア編⑪〜
2018年9月1日、早朝の寒さに襲われながらも、サファリツアー最後の行程であるマサイ族の村への見学に訪れた私たち。カロ族以上のビジネス臭を感じましたが、少しだけ彼らの暮らしを学ぶことができました。歓迎のダンスや家の構造、そしてお土産を購入する際の値段交渉。未知の世界との接触は私に快感を覚えさせました。大自然と動物、マサイ村への訪問。こうして2泊3日のサファリツアーはあっという間に過ぎ去って行きま
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