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【バリ島女子一人旅㉔】日本語ガイドさんの日本語の勉強法に感銘を受けた。

アイスを食べて、

カーチャーターの車は出発する。


バリ島の道はごみごみしている。

車も多いし、人も多い。

こういう整然としていないところが、

見ていて日本を忘れさせてくれる。


車の中で日本語ガイドさんと、話をする。

すごくスムーズな日本語を話すガイドさんに、

すごく日本語うまいですね。

日本語を習う学校とかに通ったんですか

と思わず聞いたほど。


というのもこの日本語ガイドさんの日本語がね、

古くないの。

今使われている言葉もするっとうまく入っている。

とても自然な日本語だ。


これに対して意外な返事があってね。

「自分は学校にも通っていないし、留学もしてない。

日本に行った事もない。

全部、バリ島に来た日本人に

「私の日本語これであっていますか?」と聞いて勉強した

とのこと。

そうやって、新しく来た日本人から

新しい言葉を学んでいるから

ガイドさんの日本語は古くならないんだって。

ちゃんとブラッシュアップされているんだって。


すごー!!

思わず絶句してしまったよ。

まず、学校や留学で学べるという環境が当然だと思っていた自分が

恥ずかしくなった。

そして、

見ず知らずの日本人観光客に話しかけて、

独学で学んだ日本語を聞いてもらう、そこからまた勉強するという勇気。

まさに「実践」だよね。

そう、語学って実践って言うのに

私いつまでもテキストで勉強ばかりしてたんだ。


学校に通えなくても、

留学できなくても、

自力で、やる気さえあれば、

語学も身につけることができる。

自分の環境を最大限に使って。

「留学してないから語学できない」なんて、

ただの言い訳なんだな‥と自分を反省した。


私って、

日本人ってなんて恵まれているのに、

チャンスを生かし切っていないんだろう。

もっともっと、

飛び込んでいって、

いくらでもやりたいことできるんだって

強く感じたよ。

ガイドさんには尊敬しか感じられなかったよ。


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