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『あはい』と移動 1
『あはい』と移動 1
どうやら私はtipicalな日本人らしくない
ということをウィーンにきて改めてわかった。
私の名前firstnameは、かの有名なアーティストのおかげで、
戸惑われる余地もないほどにtipicalなものだが、
外見や体格がどうも違うらしいのである。
ロシアからこちらへきて学んでいる大学生のルームメイトと
その友人達と、日中韓(この字面の並びにすら意識
voidと西田幾多郎 2
voidと西田幾多郎 2
季節の移り変わり、確かさというもの。
野の花が咲いて、また居なくなって、それを悲しんで。
でもまた土の中で確実に、次の季節への準備をしていて、
場所は変わるかもしれないけれど、
また芽吹いて、会うことができて。
このたしかさ。
おそらくこの確かさは、自分の人生よりももっと長く続いていくだろうし、
種(しゅ)によっては、過去から未来に通じて、永遠というも
voidと西田幾多郎 1
voidと西田幾多郎 1
『西田幾多郎の新たなノート50冊発見』
という記事が、
5月の終わりにこちらの地方紙一面に掲載された。
西田幾多郎といえば、京都で名所中の名所 銀閣寺に続く
『哲学の道』である。
もちろん、哲学書の『善の研究』も読んだことはないし、
大学生時分は銀閣寺よりも、断然南禅寺付近をうろうろとしていたので、あまり馴染みはない。
ただ、少し懐かしい名前に再会し