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1歳の若猫がかかる病気

度々このブログにも登場している我が家の愛猫あきたが先日病気になりました。。

ちょうどGWの中ごろ、いつものようにあきたをもふもふしていると喉のあたり、人間でいう扁桃腺あたりが腫れているのに気づきました。ここ数日食欲が少し減っていたのは、もしかして喉が痛かったのかな?

4月に1歳を迎えたばかりで、そろそろ健康診断を受けに行こうと思っていた所だったので、さっそく翌日動物病院に連れていき診てもらいました。

「たしかに腫れてるね。でも熱はないから風邪でもなさそう?変やね?」
と先生。何かの感染症かもしれないので、抗生物質を3日ほど飲んでみましょうとなりました。

あきたは完全室内飼いなので他の野良猫やノミや蚊からの感染は考えにくい。ってことは自分が何かウイルス運んできたんかな?!
無症状で気づいてなかっただけで実はコロナ陽性になっててうつしたとか?!やったらどうしよー?!と焦りました。

あきたは野良猫出身なので、保護した1年前に健康診断と各種ワクチン接種を、去勢手術をした半年前に血液検査と白血病や猫エイズのウイルス検査もして陰性確認済なので大丈夫だとは思うが、検査が陰性でもがんの可能性も絶対0というわけではなく本当に稀にそういった場合もあるので、抗生剤がもし効かなければ精密検査しましょう、ということになりました。

久々の病院で緊張したあきた。そして人生初のお薬生活!飲めるかな?!


カリカリの中に紛れさせたら、ふつーにむしゃむしゃ食べてました。


君ほんま何でも食べるええ子やわ。笑


・・だったのですが、3日薬飲んでも喉の腫れは収まった感じがしません。

3日後再度病院に行き、それでは精密検査と念のため再度のウイルス検査もしましょう、となりました。

そして原因、というか病名が判明しました。





悪性リンパ腫。


正確にはリンパ腫。(悪性しかないので。わかりやすく悪性とつけて言うことが多いだけだそうです)

考えうる中で一番、一番最悪の結果でした。いわゆる血液のがんです。

一般的に10歳以上の老猫がなることは割と多いがんだそうで、若い猫では白血病ウイルスに感染している場合はなる場合が多いそう。でなければまずないそう。
でもあきたは白血病ウイルスは問題なく陰性だったんです。まだ1歳になったばかりの若猫なんです…。

なんで…


おそらく、親からかまわりの野良猫からか元々白血病ウイルスに感染していたが、自分の免疫力でウイルスをやっつけたんだろう(陰転というそうです)、だからウイルス検査は陰性。でも遺伝子は既に傷ついてしまっているのでそれが今、がん細胞となり増殖しているんだろうとのことでした。
そんな猫が稀に、本当に稀にいるそうです。

でもそんな白血病ウイルスを自力でやっつけた強い免疫力をもつあきた、リンパ腫も治せるんでしょう?!

あきたは喉のリンパが腫れたのですぐに気づくことができました。
でもリンパ腫というのは血液のがんで、腫れた喉だけではない全身性疾患。

治る見込みは…


頭が真っ白になりました。


そして先生からは、3つの選択肢を提示されました。
①抗がん剤治療  がんに一番効果が期待できる。が副作用がある
②ステロイド   副作用は①に比べ非常に軽い。が効果も薄い
③何もしない   自然にまかせる


そして、①抗がん剤治療をしても、平均余命は


たった3か月・・



②ステロイドだと1~3か月・・


そんな…!!!うそやろ!!?!?


③何もしない場合のことはこの時先生は言わなかったのですが、あとでネットで調べると、、たったの1〜2週間ほどしかもたないと書いてありました。



改めて書いて文字にすると、こみ上げてきてきついですね。
すみません。ちょっと今回はここまでにしますが、次回はきついといいながらなぜそんなことを記事にしたのかや、治療の費用や闘病生活についても書いていきます。
あきたファン(いるかな?笑)にはご心配をかけるような記事となってしまい、本当に残念です。


ちなみに6月15日現在、あきたはいまも一生懸命に生きています。
見た目には元気で、相変わらず可愛いかわいい顔と声で甘えてきます。




まだまだ一緒にいような、あきー!!

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