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【皆で未来をつくる その4】

「建設・採掘従事者」の中の「建設躯体工事従事者」の中の「型枠大工」の定義

J 建設・採掘従事者
建設の仕事、電気工事に係る作業を行う仕事、ダム・トンネルの掘削などの仕事、鉱物の探査・試掘・採掘・採取・選鉱の仕事に従事するものをいう。
ただし、建設機械を操作する仕事に従事するものは、大分類I〔輸送・機械運転従事者〕に分類される。
65 建設躯体工事従事者
ビル、家屋などの建設工事に関連して、型枠の組立作業、とび(鳶)・鉄筋組立てなどの躯体関係の仕事に従事するものをいう。
651 型枠大工
合板製型枠の作製並びに木を用いて、コンクリートを打ち込むための鋳型となる型枠及び支柱の組立て・取付けの作業、建造物の水平・垂直の確保の仕事に従事するものをいう。
○型枠大工;型枠工;木製型枠工;型枠解体工
×木型大工〔536〕

引用元:総務省HP(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661290.pdf)

「建設・採掘従事者」の中の「建設躯体工事従事者」の中の「型枠大工」が、SDGsで示された未来のためにできること 3例(理由付き)

①職業訓練(教育)の機会をあらゆる年齢、あらゆる性別の人に提供する。
⇒グローバル指標4.3.1「過去12か月に学校教育や学校教育以外の教育に参加している若者又は成人の割合(性別ごと)」に貢献する。

②工事への通勤は環境負荷の低い移動手段を選んだり乗り合えせする。また、工事で使用する道具はライフサイクルにおける総排出CO2の低いものを選ぶ。
⇒グローバル指標7.2.1「最終エネルギー消費量に占める再生可能エネルギー比率」に貢献する。

③安全装具は必ず着用して、自分の身の安全を守る。また、周りの作業員が急ぎで作業をしなければならないときも、安全を最優先することを誓う。労務災害を減少させることを約束する。
⇒グローバル指標8.8.1「労働者10万人当たりの致命的及び非致命的な労働災害(性別、移住状況別)」に貢献する。

皆で未来をつくるシリーズの説明

定義には、総務省にて平成21年12月に統計基準設定された「日本標準職業分類」から引用して、大分類・中分類・小分類のそれぞれの説明を記載しています。
合計で329種類の職業があり、平成21年時点では全職業を網羅的に分類したもので、平成21年以後に増えた職業も、「その他の○×」といった分類がありますので、現時点でも全ての職業がどこかにあてはまることになります。
網羅的であることが、全人類に向けて(おおげさですが、本当!)発信しているSDGsの本意をくみ取ることができると考えています。

「誰一人取り残さない」ためには、「(富の分配をする側の人は)誰一人他人事にしない」ことが重要ですので、それを愚直に実現するために、先頭に立つつもりでこの連載をしていきます。

「グローバル指標」とは何かについては、追って説明しますが、SDGsを測定するために公表されている指針であり、SDGsアクションをするに当たってきちんとした理由・裏付けになるもの、とだけご理解ください。

「SDGsで示された未来のためにできること」には、私の強い想いを込めています。
今までの常識から考えると、「なぜそんなことをしないといけないの?」や、「それはNPOとかがすることでしょ?」と思う方もいるでしょう。しかし、その考えはもう変えなければいけません。

誰かがやっていれば問題にならなかった昔。
皆でつくってゆかねばならない未来。

あなたは、当事者になってくれますか。


用語の意味

【きょういく】(教育)education・・・望ましい知識・技能・規範などの学習を促進する意図的な働きかけの諸活動。知識や技能の修得、社会人としての人間形成などを目的として行われる訓練。<教育内容はその人、その環境、その時代、その瞬間にあわせて変化すべきである。学校で子供へ施すのだけが教育だと思われていた時代は終わり、今は大人への教育が急務である。また、世代によって得意不得意がある中、いかにして年下から学びを得ようとするかが、思考の止まってしまった人に求められていることの一つかもしれない。>

【らいふさいくる】(ライフサイクル)life cycle・・・製品が企画される時点から、製造・流通・販売・使用などを経て、廃棄されるまでといった、ある製品に係る全ての工程のこと。<製品の環境影響は使用時のみが注目されがちだが、ライフサイクル全体で考えた方が良い。例えば、商品開発の段階で廃棄まで考慮しないことで、ゴミの分別が実にやりにくい、あるいは素人には剥がすことが不可能にも思える製品が分別されないままゴミに出され、ゴミ処理場にて余計な焼却エネルギーが消費される。つまり、デザイン性の重要さも理解できるが、廃棄まで一貫して検討すべきであるということだ。>

【さいしゅうえねぐりーしょうひりょう】(最終エネルギー消費量)final energy consumption・・・最終的に消費者が使用するエネルギー量。<一次エネルギー供給は、石油、天然ガス、石炭、原子力、太陽光、風力などといったエネルギーの元々の形態であることに対して、最終エネルギー消費では、最終的に使用する石油製品(ガソリン、灯油、重油など)、都市ガス、電力、熱などの形態のエネルギーになっている。>出典:経済産業省 資源エネルギー庁(https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2020html/2-1-1.html )(最終アクセス:2021年4月27日)

【さいせいかのうえねるぎー】(再生可能エネルギー)renewable energy・・・地球上の自然界に存在する太陽光、波力、風力、小中水力、地熱などから取り出し動力源として利用するエネルギーのこと。<エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律(エネルギー供給構造高度化法)においては、「再生可能エネルギー源」について、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」と定義されており、政令において、太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱その他の自然界に存する熱・バイオマスが定められている。>参照:経済産業省 資源エネルギー庁(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/outline/index.html )(最終アクセス:2021年4月26日)

【ろうむさいがい】(労務災害)・・・労働事故に起因する負傷、疾病、障害又は死亡。労働災害。業務災害。労災。<労務災害が発生した場合は、労働者であればアルバイトやパートタイマー等の雇用形態は関係なく、保険給付の対象となり得る。>参照して翻訳:国連(https://unstats.un.org/sdgs/metadata/files/Metadata-08-08-01.pdf )(最終アクセス:2021年4月28日)

留意点

・用語の意味の凡例パターン1:【よみ】(用語または単語)英語・・・意味<使用例>
・用語の意味の凡例パターン2:【英語略称】(日本語読み)英語・・・意味<使用例>


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