現代アートの極み※村上隆の五百羅漢図展の感想
昨日、記載した記事で
村上隆の五百羅漢図展に行ったという
話をしたんですが、
当時の写真がクラウドに残っていたので
感想付きでシェアしたいと思います。
入ってすぐにコイツがいてマジでビビりました。
村上さんを妖怪っぽくした感じでしょうか。
メッチャ生生しくてリアルでしたね。
他人の作品、
こんな公でシェアしていいの!?
って今、心配された方!
コレを先にシェアすべきだったと
遅れましたで反省&スミマセン。
この図展は全て撮影許可されており、
ネット拡散、大歓迎だったんです。
ネットの力を最大限利用した
初の展示会だったんじゃないか?
ってくらい人が来ていましたね。
私もそこが気になってきたんですが
やっぱりリアルに勝る価値はなく、
ネットで見るのと直に見るのは大違いです。
「レモン」と「ミカン」くらい違います。
「カレー」と「シチュー」ほどの
差があるんです!
分かりづらいですよね!
ホントたとえづらいんです。。
口では説明できない
天と地の差があるんですってことが
言いたいんです。
「迫力」も「インパクト」も
「臨場感」もハンパないです。
直に触れる本格アートは、
魂が震えるんです。
フェスや、コンサートもそうですが、
プロの作品を直接、見る、聴ける、触れるは
全て鳥肌もん。
これから順番に作品を紹介していきますが
基本、順番通りです。
どれも
まさにアート!
って感じの色彩、表現、演出で、
興味のある人は時間をかけて
細かく見ていただきたいです。
これも村上さん、本人ですよね。
こういうイメージでこの作品制作に
携わったということなんでしょうか。
キャラクターは普通のオッサンやけど、
めっちゃサイコパス感、出てますね…w
このテイストの絵、
彼の作品で良くみます。
まずは自己紹介!って感じで
書かれたものなのでしょうか。
少なくとも私はそう感じました。
ここら辺からいよいよって
感じの雰囲気になってきます。
結構、大きな絵なんですよ。
縦180センチ、横10メートル以上
あったと思います。
ずーーーっと流れるように描かれてあり
それをゆっくーーーーりと追っていく。
そういう感じでした。
虎ですね。
ちょっとプロテイン飲み過ぎみたいな。。
超ムキムキですよね。
よく見ると下に亀がいるんです。
そこでピンときました。
これは四神だと。
「白虎」と「玄武」の絵だと。
次に案の定、「青龍」です。
頭いいっぱいありますけど、
多分、弱点となるホンモノの頭は
一番上の左から2番目かな…
なんて思いながら見てました。
これはヌエですかね。
そういう妖怪がいるんですが
人の死体をベッドにしているんですけどー
妖怪が信じられていた
遥か昔の時代では
病気になって死んだりしたら
コイツに食べられたと
思われていたんでしょうか。
ザ村上キャラクターが下の方で自己主張してました。
これは闇ですよね。
闇が浄化しているのか。
はたまた憑依しているのか。
これはもう妖怪というよりも
村上さんの闇を感じた作品でした。
腕を捧げて南無阿弥陀。。
これでもう悪いことはできません!
ということなのでしょうか。
手を斬られたら
もうモノは盗めないし、
人を刺せないです。
でも、その代わりに
二度と肩を揉んで上げることも
背中をさすって上げることも
できなくなるんですよね。
コイツは何太郎なんでしょうね。
キャベツ太郎でないことは
間違いないんですが。。
さっきのヌエとはまた違うヌエでした。
メスでしょうか。
たまにこういうオブジェもありました。
抱いて寝たら痛そうですね。
これは村上キャラに妖怪が乗り移って
喧嘩しているように見えましたね。
作品についての説明があったんですが
ブレブレですみません💦
説明にあったように500の羅漢と
再び四神が描かれるのかと思いきや…
コイツ誰??
でしたね。
玄武??
だとしたら甲羅は??
どっかに置き忘れてきたのかな。。
この500の羅漢がとにかく個性的なんですよ。
480人くらいがガリガリで20人くらいがデブ。
そんな比率でしたね。
羅漢にも貧困層と富裕層がいるのか?
と思わされました。
白虎ですね。
虎よりも猫っぽかったです。
たまに大きな羅漢がいて、
何か訴えかけているそういう
出で立ちでした。
この青龍は可愛かったです。
龍は荒々しく
一番、怖くていいのにと
思っていただけに
その逆をついてきて、
演出うまいなって
思いましたね。
これですね!
ダメ出し!
指示通りヤレ!ボケ!
いいですねw
どこがおかしいのか
素人では全く分からないんですが
とにかく
ひでーなー。。
底レベル。。
のようです。
イヤリング、どうやらいらなかったみたいですw
ダメなところも全て出す!
間違いも全て含めてアート。
この視点が素晴らしいなと。
普通であれば失敗作や、
ミスは表に出さないですからね。
それを潔くコンテンツにしてしまう。
これは非常にカッコ良かったです。
好印象でした。
これが最後の作品ですね。
赤鬼と青鬼。
ジョジョのオインゴ・ボインゴ入ってますね・・・w
シシガミ様??
村上さん、宮崎アニメに影響を受けて
アニメーターを目指していた時期があるとのことで
その名残??
とか思っちゃいましたね。
ついに来ましたよ。
朱雀です。
火の鳥を彷彿とさせる演出。
神がかっています。
朱雀の隣に描かれた
実力者と思われる
朱雀級の大きさの羅漢。
見た目はみすぼらしいですが
強烈に悟った感があります。
宇宙を取り巻く羅漢たち。
骸骨の中に骸骨の中に骸骨の中に…
死の連鎖ですよね。
これねー
一番、制作に時間かかってる感じしました。
これまでの様々な「人の死」の上に
「私たちの生」があるんですよね。
菩薩。
神々しいです。
私たち一人一人の中に
「神」はいて
私たちが神という象徴を
この絵で感じましたね。
この化けの皮を外した羅漢、
なんか気になったんです。
顔の皮を剥いでも大した違いはなく、
自分は自分でしかないし、
この大量に描かれた羅漢のように
違いは大小や些細な点しかなく、
変に偽ってもしょうがないよねって
思えました。
これが出口に置いてありました。
人の家に遊びに行った時に
部屋にあったら引くやつですね。
…
保存していた写真は以上です。
本日、紹介した絵の詳細を
ちゃんと確認したい方は
こちらの本を読んで
いただければと思います。
これでアートで稼ぐことの凄さが
少しは伝わったかと思います。
アートで利益を得る場合
「表現する」ことと
受け手の「リアリティー」は
きちんとどこかで
一致させないといけなくて
このそれぞれ顧客目線の
「リアリティー」の価値が
とにかく大きいんだと思います。
共感や感動は
リアリティーなくしては
成立しないですからね。
リアルを感じられないと
そこに価値はないんです。
それがアートというモノだと
私は強く思います。
今回の記事があなたの発信や活動に
より「リアル」が含まれる
何かヒントになれば幸いです。
ではまた^^
かりそめ
追伸
本日のHimalayaです。
マメの凄さについて語りました。
こちらも参考にしてください。
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