マガジンのカバー画像

アーカイブ集

46
トランスコミックエクスプレスのサイトに掲載された記事のアーカイブ集です。2001年から2011年ごろまで執筆されたものでも、いま読んでもおもしろかったもの、人気があったもの、を選…
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

小説「対抗運動」第5章1 サスティナブル

舞ちゃん「おいさん、庭園美術館の国際フェアトレード・デー、どうやった?」 おいさん「ま…

小説「対抗運動」第4章5 国際フェアートレード・デー

おいさん「舞ちゃん、5月の第3土曜日は国際フェアトレード・デーやね。今年は17日じゃ。グロ…

小説「対抗運動」第4章4 もみがらミネラル炭、生産―消費協同組合、市民通貨、万置…

おいさん「舞ちゃん、ミネラル炭の引き合いがきたよ。」 舞ちゃん「えっ!大山千枚田の人達…

小説「対抗運動」第4章3 田植え

舞ちゃん「おいさん、ワールド・ピース・ナウのシンポジウムは、どうやった?」 おいさん「う…

小説「対抗運動」第4章2 自由が丘のグローバル・ビレッジ

おいさん「舞ちゃん、ター博士が奮起してね、『トランス・コミック』の英語版が出来たよ。嬉し…

小説「対抗運動」第4章1 東金のルバーブ

おいさん「信太さんが画きよる『トランス・コミック』ね、いろんなところに万置きしてもろとる…

小説「対抗運動」第3章5 奇妙な戦争

舞ちゃん「おいさん、戦争は終ったん?」 おいさん「どうなったら終わりじゃろうかね。大量破壊兵器を廃棄する事が目的で強引に始めたんやったが、肝心の兵器が見つからんけん、途中でフセイン政権打倒へ換えたみたいやからね。国連の合意なしで始めたんやから、目的もアメリカとイギリス政府だけで決めるんじゃろうね。」 舞ちゃん「奇妙な戦争やね。始まる前に国連で議論しよった時も、必ずアメリカは始めるやろと世界中の人が何となく解っとったしね。経済も得体がしれんけど、この戦争も不気味やね。」

小説「対抗運動」第3章4 風雨をついてのデモ

舞ちゃん「おいさん、きのう、とうとうアメリカ軍はバクダッドに攻め込んだんやね。どんどん戦…

小説「対抗運動」第3章3 ボイコット・ランチ第1弾 「情報公開おにぎり」

舞ちゃん「おいさん、昨日の続きやけどね、イラクがアメリカに攻撃されるんは、石油をユーロ建…

小説「対抗運動」第3章2 グローバリゼーションとモノカルチャー

舞ちゃん「おいさん、京都、行ってきたよ。」 おいさん「ほうか、どうやった?」 舞ちゃん「…

小説「対抗運動」第3章1 バンダナ・シバ

舞ちゃん「おいさん、戦争始まってしもたね。くやしいね。」 おいさん「舞ちゃん、これからや…

小説「対抗運動」第2章5 情報公開

舞ちゃん「おいさん、なんで日本の政府はイラク攻撃に反対せんの? みんなが賛成しとると思う…

小説「対抗運動」第2章4 大豆

おいさん「「舞ちゃん、きのう、日比谷は4万人参加やったよ。だいぶ迫力でてきたよ。舞ちゃん…

小説「対抗運動」第2章3 モンサント社

舞ちゃん「おいさん、GMて何よ?」 おいさん「自動車の?」 舞ちゃん「ううん、農業とか、バイオとかに関係あるらしいんやけど・・・・」 おいさん「舞ちゃん、やったね、大物に当たったみたいじゃね。モンサントじゃろ。」 舞ちゃん「えっ、どして分かるん?」 おいさん「GMは遺伝子組換えのことじゃ。普通、遺伝子組換え作物をGMOと略しとるね。この分野は、今もうほとんどモンサントが牛耳っとる。ブッシュ政権の農業閣僚にもしっかり献金しとるよ。何で調べたん?」 舞ちゃん「農薬。で