二元化をしない社会

外観は性別とは関係しない。
こういったことを社会に浸透させていくにはどうしたらいいだろうか。
多くの方は無意識だろう。
こちら心理職(公認心理師・臨床心理士)であり、講演会ではよくお話させていただいている。

性別や性的指向を詮索せず、ステレオタイプがなく、さまざまな在り方がそのまま受け入れられている社会とはどのように実現していけるのだろう。
そのヒントを得るために台湾へ行きたいと思う。

性別=ジェンダーアイデンティティであり、自分の性別を伝えているが、なぜかよく間違われる。
大きな謎である。
性別を間違うのは向こうの勝手であり、こちら側には関係しない。
訂正することが多いが、頻繁に起こるので面倒になってそのままにして間違われたままだ。
性別とは何だろうか。
認知レベルでは、やはり勝手な思い込みだろうか。
正しい認識をされることはあるが、ごく少数だ。。

自分の内側がクリアでないから、奇妙な現象が外側に投影されているのだろか。
自分の内部に問題がなくなれば、性別を間違われる現実は起こらなくなるのかもしれない。

そもそも、性別を間違う・間違わないという現象が起こらないようにしていきたい。
どちら?という二元の世界を変えたいのである。
自分の内側で、無意識的な二元化のパターンが出てきたら、気づいて変容させていくことを心がけている。
同じ試みを続けられている方はいらっしゃるだろうか。

多様性が本当に実現していれば、どちらかの性別に当てはめる意識も薄らいでいるはずである。
時代の流れとともに変わっていくことではあるだろう!

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