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メモリ関連News: ロックダウン解除で減った需要を新しいゲーム機が埋める!!!

 こんにちは、今日は新しいゲーム機の話題!に見せかけたメモリの話題です!日本でもコロナ禍ではゲームの需要がとても伸びましたしね。
 トランセンド内でもゲームをやる人が増えたような印象を受けますが、マンガを読み始める人も多かったかも。トランセンドジャパンもテレワークを導入していまして、まさかテレワーク中にゲーム&マンガ三昧な人は居ないとは思いますが~。。。
 さて本題に、下記『』内太字箇所が要訳となります。

『2020年Q3のNAND Flash 価格変動は限定的。

 TrendForce社(DRAM/NAND等を手掛ける台湾の調査会社)によるとコンシューマー製品やスマートフォンは、コロナの影響で需要が減少している。
 しかし、クラウドサービスやリモート学習の需要に加え、サプライチェーンの停止を懸念した顧客の在庫確保の為の発注により、NAND Flashの市場は今年のQ1, Q2で在庫切れが起こった。
 全体的にはSSDの大量な需要があるものの、eMMC、UFS 及び waferといったスマートフォンやコンシューマー向け製品市場は冷え込んでいる。

 確かにQ1、Q2はNANDフラッシュの在庫は個人ユーザー向け製品においては、トランセンドも在庫が不安定でしたが、法人向けSSDは部材レベルで特別に管理できているので、お客様に対してはご迷惑をかけずに済みました。スマホの新製品は軒並み2か月後ろ倒しのスケジュールになってしまってるとの話は各所から出ていますし、いろんな影響で買い控えも起こってそうですね。

ゲーム機(たぶんPS5)、Chromebookがデータセンターの需要の穴を埋める

アナリストによると、Q3にゲーム機の需要のピークがある。Chromebookは日本のGIGAスクール構想と欧米の継続的な需要で好調である。

Q3の需給バランスは均衡しており、価格変動は限定的

 供給側のビット成長率はコロナの影響を受けておらず、サプライヤーの在庫水準も安全なことから、Q3の市場全体は供給と需要は平衡なのでNAND Flashの主要な製品の価格は横ばい若しくは少し減少すると予想される。
 ウェハー市場は、モジュールメーカーの需要が減っているため、Q3は明らかな値下げあるかもしれない。
 またTrendForceのQ4の予想は、ゲーム機・Chromebookの需要の減少、データセンター業者たちが在庫調整をしているため、仕入れの勢いは回復しない。
リテール市場やスマートフォン市場は四半期ごとに回復して成長するが、SSDの需要減少を補うことはできず、すべての製品カテゴリーでNANDフラッシュ製品の契約価格の下落が続くことが予想される。

 まあ平たく申し上げますと「SSDとかSDカード価格は値上げは無さそう、下がりそう」という気配ですね。法人向け製品においても値上がりの懸念が無さそうなので、新規にSSDを導入検討には良い時期かなと思います。

 ただ、メモリ値下がり時期においてご注意いただきたいのは、各社の値下げ合戦による、品質の低下です。特にOEM品(自社工場でSSD等を生産していないケース)の中国産とかですと、搭載チップの低グレード化生産ラインの効率化(という名目の見直し)各種テストの簡易化と言った形で、コストダウンを行い価格勝負へと身を投じざるを得ないメーカーも多々あります。

 まぁ個人ユーザー向けなら「問題なく使えれば良い」から価格優先で良いと思いますが、法人利用だったら注意しなければいけません。

 同じ型番のSSDを買ったのに、中身が全然違った問題が起きうるタイミングとも言えるので、ご不安な方は是非これを機に法人(ビジネス)向けSSDのご検討をお勧めします!詳細はすぐ下の記事でどうぞ!!
最後なので宣伝書かせていただきました!
 


 

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