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出版翻訳の舞台裏

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トランネットのコーディネーターが交代で、月に一度更新します。 普段はお仕事に関するご連絡ばかりになってしまいがちですが、皆さんの訳文を拝見しているのはこんなメンバーです。 過去の… もっと読む
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#トランネット

ジビエとフランス革命とSDGs

ジビエ(フランス語でgibier: 狩猟によって捕獲された野生の鳥獣の肉)との最初の出会いは、ピ…

トランネット
1か月前
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春は新たなはじまりの季節

春は年度も替わり、なにかと気ぜわしくなってきますね。次男の就職活動も3月から本格的に始ま…

トランネット
2か月前
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営業の1日

今回は営業担当の斎藤史が「営業の1日」をお届けいたします。普段見えにくいトランネットの社…

トランネット
3か月前
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事務局の1日

はじめてこの出版翻訳の舞台裏コラムを書くことになりました、トランネット事務局の斉藤です。…

トランネット
5か月前
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都市の生活

皆様お疲れ様でございます。前の記事では寒季の終わりを迎えた頃だといいましたが、今書いてい…

トランネット
6か月前
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コーディネーターの1日

今回は私コーディネーター小口のよくある1日をご紹介します。季節によって業務内容の割合は変…

トランネット
8か月前
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コロナニナッテ カワッタコト ワカッタコト

豪雨災害に見舞われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。 猛暑の折、復旧作業は大変だと思いますが、体調を崩されませんよう、穏やかな日常が戻りますようお祈り申し上げます。 またコロナの話? 年頭に「コロナカノナカノアレコレ」を投稿してから季節は巡り8月になりました。2類相当から5類感染症に変更されて早数カ月、制約もほぼなくなり、フジロックも無事に終わり、次はサマソニです(どちらも参戦しないけれど)。もうコロナの話は食傷気味という方も多いでしょう。私も次の順番が回ってきたら、

戦争はまだ続いている……幻のロシア・バレエ

コロナが落ち着いて延期公演が次々開催される コロナ禍、劇場は閉鎖され、コンサートもオペラ…

トランネット
10か月前
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猫にかつおぶしを与えてはいけない

子どもの頃、父が拾ってきた野良の子猫を飼うことになった。サバトラ(シルバーに黒の縞模様)…

トランネット
11か月前
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外出の楽しみ&もっと活用したいレファレンスサービス

頭を空っぽにしてリフレッシュ デスクワークの気分転換法は皆さんそれぞれ定番があると思いま…

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世界本の日

明日、4月23日は「世界本の日」です。カタルーニャ地方では「サン・ジョルディの日」ともいわ…

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ホラー恐怖症からホラー熱狂へ

皆様お疲れ様でございます。前の記事を書いた頃は酷暑の終わりでしたが、今回は寒季の終わりを…

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オペラを本当に楽しめるのは60歳過ぎてから

この秋、東京は大変な公演ラッシュで、ジョナサン・ノット指揮&東京交響楽団『サロメ』(コン…

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ゴダールとヌーヴェルヴァーグの女神とパリの墓地

2022年9月、1950年代後半から60年代前半にかけてフランス映画にヌーヴェルヴァーグ(「新しい波」の意)と呼ばれる大きな変化をもたらした映画監督の一人、ジャン=リュック・ゴダール(1930-1922)が91歳で亡くなりました。 映画の誕生は19世紀末。それから徐々に産業化され、1950年代には映画会社の撮影所で助監督として経験を積まなければ監督にはなれないシステムになっていました。 ところが、1950年代後半のフランスで、シネマテーク・フランセーズ(古今東西の映画遺産