柔軟性が及ぼす身体的影響!
柔軟と聞くと何を思い浮かべますか?
体力測定の長座体前屈とか股割りとかを思い浮かべる方が多いのはないでしょうか。
今回は柔軟性が向上するとどのような身体に変化が起きるのかについて書いていきます。
柔軟性とは?
・体力要素の1つ
・筋肉や腱が伸びること
・一つまたは複数の関節における可動域
動きのしなやかさだけでは無く障害の予防などにも関係します。
柔軟性は筋力、瞬発力、持久力、調整力とともに基本的な運動能力の一つです。
小学生の柔軟性が10〜12歳の時点までで年齢とともに失われていくこともわかっています。小学生においても柔軟性のトレーニングはかなり大事になります。
柔軟性トレーニングのメリット
柔軟性の向上は、全てのトレーニングにおいて重要です。
柔軟性トレーニングの目的は、関節の安定性が失われるところまで可動域を広げるのでは無く、むしろ有効な動作でコントロールできるような、柔軟性と結びついた筋力の獲得も可能となります。
リラックス効果もあり、睡眠の質向上、疲労回復、筋肥大効果もあります。
柔軟性が不十分であると関節の片側あるいは両側の筋肉が硬くなることから、金断裂を起こす可能性が高くなることもあります。
※一般的にはあまり多くないですが、生まれつき関節が緩い組織構造(関節弛緩性)を持っている人もいます。
関節弛緩性とは関節の可動域が正常と考えられる範囲を超えてしまうこと。
静的ストレッチング
柔軟性を向上させるために最も用いられる方法は静的ストレッチングです。
静的ストレッチングはゆっくりと一定のスピードで行い、筋を伸ばした状態で30秒保持します。
静的ストレッチングでは過度に筋を伸ばすように行うと筋または結合組織に障害を引き起こすかもしれません。
適切な方法で行っている限り、静的ストレッチングで障害が起こることはありません。
ストレッチの方法としては、最初は15秒から20秒を目標に行い、慣れてくれば徐々に時間を延ばして30秒保持できるようストレッチングを行う。
※保持する時間を30秒から60秒に延ばしても柔軟性の向上に変化は起こりません
ストレッチを行う理想的なタイミングは深部体温が最大限にまで高められている、有酸素運動後やトレーニング直後やお風呂あがりがベストタイミングです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?