![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127358018/rectangle_large_type_2_0f446f229b8aba8d022c314e6100fb73.png?width=1200)
マルチタイムフレーム分析!上位足を表示するインジケーターの使い方
簡単にマルチタイムフレーム分析ができるインジケーターとは?
TradingViewでマルチタイムフレーム分析を
簡単にできる、インジケーターの使い方を説明します。
そのインジケーターの名前は、
「MTF candles by yatrader2」です。
「MTF candles by yatrader2」を使って、
複数のローソク足(上位足のローソク足)を
チャート上に表示すると、このようになります。
![MTFcandleの画像の元の画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54605992/picture_pc_0f16efd274e8dd2db38d1ea271b5c44e.png?width=1200)
この例では、
通常のローソク足の時間軸が「1分足」で
上位時間軸の上位足の時間軸が「60分足」です。
実際に実施した、マルチタイムフレーム分析の一例
MTF candles by yatrader2を使った
マルチタイムフレーム分析を
TradingViewのチャート上で実際に行った時の
チャートの画像を見てみましょう。
![MTFcandleの分析例](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54607025/picture_pc_586123d31d16bf4e732ac59635b3b285.png?width=1200)
実際に分析をするときは、
移動平均線などのトレンド系インジケーターを
一緒に表示することでトレンドを見つけやすくなります。
マルチタイムフレーム分析をしているチャートで注目したいポイント
TradingViewのインジケーターである、「MTF candles by yatrader2」
を使ってマルチタイムフレーム分析をするときは、
最初は、このようなポイントに着目してチャートを見てみましょう。
①マルチタイムフレーム分析のために表示した
上位足が陽線のときは、
移動平均線もゴールデンクロスを起こして
右肩上がりに上昇している。
②安定したトレンドが継続しているときは、
上位足のローソク足の実体が大きく、
ヒゲが短くなりやすい傾向にある。
③移動平均線がゴールデンクロスや
デッドクロスなどを起こして
トレンドの方向性が変化したり、
トレンド転換を起こしたりするときは
上位時間軸のローソク足の実体が小さく、
ヒゲが長くなりやすい傾向がある。
上位足の時間軸として利用できる時間軸の一覧
上位足として利用できる時間軸は
1分足や5分足などの短い時間軸から
1時間足や4時間足・日足などがあります。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54682670/picture_pc_59be1e5ee2551577e410ddac2ab97e93.jpg?width=1200)
上の表の全13種類の時間軸の中から
自由に上位足のローソク足を選ぶことができます。
「MTF candles by yatrader2」を使って分析するときのメリット・デメリット
「MTF candles by yatrader2」を使って
上位時間軸のローソク足を表示して
マルチタイムフレーム分析をした場合の
メリットとデメリット・特徴をまとめます。
<メリット>
・ダマシを減らすことにつながる。
・安定したトレンドを判断しやすくなる。
<デメリット>
・取引サインが表示されないため、
別のインジケーターを組み合わせる必要がある。
・通常の時間軸と上位時間軸の組み合わせによっては、
正しく表示されず、エラーになってしまうことがある。
上位足を表示するインジケーターの使い方を解説するYouTube動画
TradingViewインジケーターの解説一覧
最後までお読み頂き、ありがとうございます。僕の記事はすべて無料です! 頂いたサポートは、TradingViewインジケーターの解析などで活用します。「スキ」や「フォロー」も励みになります。他のインジケーターの解説も準備しています!!