見出し画像

マルチタイムフレーム分析!上位足を表示するインジケーターの使い方

簡単にマルチタイムフレーム分析ができるインジケーターとは?

TradingViewでマルチタイムフレーム分析を
簡単にできる、インジケーターの使い方を説明します。

そのインジケーターの名前は、
「MTF candles by yatrader2」です。

「MTF candles by yatrader2」を使って、
複数のローソク足(上位足のローソク足)を
チャート上に表示する
と、このようになります。

MTFcandleの画像の元の画像
上位足のローソク足を表示したチャート

この例では、
通常のローソク足の時間軸が「1分足」で
上位時間軸の上位足の時間軸が「60分足」
です。

実際に実施した、マルチタイムフレーム分析の一例

MTF candles by yatrader2を使った
マルチタイムフレーム分析を
TradingViewのチャート上で実際に行った時の
チャートの画像を見てみましょう。

MTFcandleの分析例
上位足を使った分析の一例

実際に分析をするときは、
移動平均線などのトレンド系インジケーターを
一緒に表示することでトレンドを見つけやすくなります。

マルチタイムフレーム分析をしているチャートで注目したいポイント

TradingViewのインジケーターである、「MTF candles by yatrader2」
を使ってマルチタイムフレーム分析をするときは、
最初は、このようなポイントに着目してチャートを見てみましょう。

①マルチタイムフレーム分析のために表示した
 上位足が陽線のときは、
 移動平均線もゴールデンクロスを起こして
 右肩上がりに上昇している。

②安定したトレンドが継続しているときは、
 上位足のローソク足の実体が大きく、
 ヒゲが短くなりやすい傾向にある。

③移動平均線がゴールデンクロスや
 デッドクロスなどを起こして
 トレンドの方向性が変化したり、
 トレンド転換を起こしたりするときは
 上位時間軸のローソク足の実体が小さく、
 ヒゲが長くなりやすい傾向がある。

上位足の時間軸として利用できる時間軸の一覧

上位足として利用できる時間軸は
1分足や5分足などの短い時間軸から
1時間足や4時間足・日足などがあります。

画像3

上の表の全13種類の時間軸の中から
自由に上位足のローソク足を選ぶことができます。

「MTF candles by yatrader2」を使って分析するときのメリット・デメリット

「MTF candles by yatrader2」を使って
上位時間軸のローソク足を表示して
マルチタイムフレーム分析をした場合の
メリットとデメリット・特徴をまとめます。

<メリット>
・ダマシを減らすことにつながる。
・安定したトレンドを判断しやすくなる。

<デメリット>
・取引サインが表示されないため、
 別のインジケーターを組み合わせる必要がある。

・通常の時間軸と上位時間軸の組み合わせによっては、
 正しく表示されず、エラーになってしまうことがある。

上位足を表示するインジケーターの使い方を解説するYouTube動画

TradingViewインジケーターの解説一覧


最後までお読み頂き、ありがとうございます。僕の記事はすべて無料です! 頂いたサポートは、TradingViewインジケーターの解析などで活用します。「スキ」や「フォロー」も励みになります。他のインジケーターの解説も準備しています!!