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努力神話

たくさん書く/描くための体力がないなら、ハードルを下げるのじゃ!!
…ということで描きかけのコミックエッセイを一旦脇にどかしまして(ごめんなさい涙)、本や漫画で印象的だった言葉を紹介するシリーズを、始めます(…続けたいぞ)! 短文で数打てるようになりたく。しばらくは昔書いたものを再構築しつつ。

今日は、中村うさぎさんと三浦しをんさんの対談本
 『女子漂流—うさぎとしをんのないしょのはなし—』から、 三浦しをんさんの言葉です。 

私ね、「努力すればなんとかなる」っていうのは、 学生時代までの話であって、
社会に出て働き始めてからは、努力ではなんともならないことが いっぱいあると思ってるんです。

昔、2ちゃんねるで 
「学校で教わった通りに真面目に生きていても、報われない」 
といった内容のスレッドが立っていました。

「それはそうだろ」と思うところもあり、 
「でも、素直な人が割を食うみたいな世の中はおかしくない?」と思う気持ちもあり(自分が「素直に」ことを進めるタイプの人間だから怒っているというのもある)。

オンラインゲームや一部の宗教について、「(留まりたい、と思っていなくても)なかなか自分では抜け出せない」人がいるのは、努力が報われる(と言われている)「学校的」システムが、こうした場では生きているからでは、と思ったりします。


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