算数の授業がド下手な初任者が、算数の授業の極意を語ってみた①〜授業準備の極意〜
算数の授業の下手さを何とかしたい!!
そう思い立って早数年(嘘です。1ヶ月です)。
自分なりに本を読んだり、ネットを漁ったりしてどうしたら算数の授業がうまくいくかを勉強してみました。
今回の記事は、そんな私の成果を披露していきたいと思います!
(なんていうのは大袈裟で、実はインプットしたものをアウトプットして、定着を図りたい。何なら記事にして、教えるようにアウトプットした方が定着の質が上がりそうだ。そんな、自分による、自分のための、自分による記事です笑)
なにしろ、算数下手な初任者が付け焼き刃で身につけた知識で書いた記事ですので、「当たり前だろ!!」って思うものばかりでしょうが、そこはご愛嬌ということで笑
また、先生以外の読者の方々は「普段、先生ってこんなこと考えながら授業を考えてるんだ〜」ってことが知れるかもしれません。
そして、その中で「この時代にこんな効率の悪いことしてるの!?」、「時代が変わってるのに、学校ではまだこんな授業しているの?」って思われるかもしれません。
そう思ったら、ぜひアドバイス頂けたら嬉しいです!先生以外の視点ってめちゃくちゃ参考になりますので!
では、よろしくお願いします!!
○準備段階の極意
授業準備の段階で、これから意識していきたいことを大きく分けると、
算数の特性をつかむ!
単元の系統状の位置付けをつかむ!
教科書をつかむ!
児童の実態をつかむ!
評価の仕方をつかむ!
になります!
まずは、「算数の特性をつかむ」から簡単に解説していきたいと思います。
私は算数の授業改善を図る第一歩として「数学の面白さを知る」ことから始めました。
自分がワクワクできない授業を子どもが楽しいと思うはずがないと思ったからです。
本を読む中で私が感じた数学の面白さとは、
「発見すること」
これなのかなって思いました。
だから、私は算数の授業の中で、一度は子供たちに「発見する経験をさせること」を意識して授業を組み立てようと思っています!!
次に、「単元の系統状の位置付けをつかむ」です。
算数って、特に系統状のつながりが強い教科なんです。
国語とかは、以前の単元の理解ができていないまま新しい単元に入っても、ある程度はついていけたりします。
しかし算数は積み重ねの教科です。九九を覚えていない児童が割り算を習得するのは困難なんです。
だから、この単元が既習のどの内容と繋がっているのか、今後どこに繋がっていくのかを把握するのは算数の学習を長いスパンで捉えた時非常に重要になってくるのです。らしいです。
続いて「教科書をつかむ!」です。
授業を進める上で欠かせない、相棒的な存在。それが教科書です。
しかし、本当の意味で教科書(相棒)を理解していませんでした。
教科書は、学習指導要領を基に作られたものです。
なので、教科書の中にはそれを作った人の意図や想いが詰まっているわけです。
その意図を汲まずに、教科書を使って授業をしてしまうと、教科書の本当の性能を引き出せません。よって、
「教科書会社はなぜ、こんな例を載せているのだろう?」
「なぜ、こんな導入の仕方をするのだろう?」
「なぜ、この順番で内容を進めるのだろう?」
このように考える、視点が必要になります。
また、徹底的に教科書を理解するなら、他社教科書との比較が有効であると言います。
そうすれば、より作成者の意図が浮き彫りになってくるからです。
教科書に寄り添い、教科書の話を聞いてあげ、それを形にしていく。こんな視点で教科書と向き合うのが大切です。だそうです笑
「児童の実態をつかむ!」です。
目的とする姿(学習指導要領)は同じでも、学習集団によっては、そして児童にとってはスタート地点が違います。
それを意識して単元を組み立てなくてはならないのですが・・・。
なかなかできないんですよねーー。
レディネステストとかやらねばなって感じなのですが、余裕が・・・。
余裕なくても、とりあえずやってみることを目標にします!
最後に、「評価の仕方をつかむ!」です!
「学びに向かう力・人間性」の評価・・・めちゃくちゃ難しくないですか??
授業中、みんなの姿を見て評価するなんてできっこないですからね。
でも、教えていただきました。攻略法を!それがこちら!
・単元のどこで、いつ評価するか予め決めておく
・誰を評価するかを決めておく
です!
特に二つ目は私にとって革命的でした。みんなを見ようとするから不可能なんです。だったら、最初に「今日は1列目の児童を評価しよう!」とか決めておけば、なんとなくできるような気がします。
これを意識して、やってみます!!
今回は、授業準備編段階についてアウトプットしてみました。
ただのアウトプットに付き合ってくれて、ありがとうございます!書いてあること以外で何かアドバイスなどありましたら、教えてくれたら嬉しいです!
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