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こんな学級経営をやってみたい!(”世界最高の学級経営”を参考に)〜先生になる直前note#9〜


○あいさつ&記事紹介
 
 

おはようございます!温泉入りまくりのT.Puです!! 

 さて(暖)。

 私は4月から小学校教員になります。

 つまり、3ヶ月後には確実に教壇に立っているんです。

 しかし、今の私に心の準備はできているのでしょうか?自分に問いかけてみます。

 答えは・・・Noです

 めちゃくちゃ楽しみな気持ちはあるのですが、シンプルに自分に先生としての仕事が務まるのか、先生としての能力がちゃんとあるのか、すごく心配です・・・。

 だからそんな心配を軽減するために、「先生になる直前note」と題しまして、自分の先生としての信念、どんな学級経営をしていきたいか、どのように子どもと向き合っていきたいのかを自分の中で整理するためのシリーズにしていきたいと思います。

 完全に利己的な理由です。この記事を読んでもみなさんが新たに得るものはないでしょう。

 それでもお付き合いしてくれる方がいれば、ぜひ読んでくれたら嬉しいです!あわよくば、ご意見などくれたらもっと嬉しいです!

 今回は、私が学級経営を行なっていく際に取り入れてみたいなっていう取り組み「世界最高の学級経営」という本からピックアップし、自分が実現可能なものにアレンジしたものをまとめていきたいと思います!!

 では、よろしくお願いします。

※⚠️なお、この記事はまだ現場のことを何も知らない甘ちゃんが書いたものです。なので、「こんなの現実的じゃない」とか「現場を知らないくせに」って絶対思うと思います。
 そう思った時は遠慮なく指摘してくれたらありがたいです。私のためにもなるので!
 生意気なことばかり書きますが、温かい目で見守ってくれたら幸いです。


○「みんなでビー玉を貯めよう!」


 これはクラスみんながルールをよく守れたときに使う取り組みです。

 具体的な方法を説明します。

 空き瓶とビー玉を用意します。

 授業中、一度もペナルティを食らった人がいなかった場合、または、誰かが価値のある良い行動をした場合、ビー玉を1つ瓶に入れます。

 一週間以内にビー玉が瓶いっぱいになったら、金曜日のいずれかの授業で30分間の自習時間をあげるというものです(どうしても時間が取れないときは宿題減らすなど)。

 なお、達成できたかどうかに関わらず瓶の中のビー玉は一週間でリセットされます。

 

 また、私は独自にリセットルールを作りたいと思います。リセットルールとは、ある一定の条件を満たすことで貯めたビー玉を全て没収するルールです。

 1、ペナルティを受けた人を過剰に責める
 2、達成したからといって、それ以降の授業で緩む
 3、勝手にビー玉を移動させる

 この取り組みによって、クラス全体で協力して秩序を守る雰囲気を作れたらなって思います!


○イエローカード&再出場チャンスカード&レッドカード


  これは授業中、ルールを破った児童への取り組みです。

  詳しく説明していきます。

  授業中のルールとして、仮ですが以下のようなものを設定します。

 ・おしゃべりをせずに指示を聞こう。指示を守ろう。
 ・先生(発表者)が話すときは前を向こう。
 ・1つの課題から次の課題に移る時には静かに速やかに行おう。
 ・誰かを傷つける発言はやめよう。
 ・危険な行為はやめよう

 これらを破った児童がいた場合、イエローカードを申告します。

 児童はイエローカードと引き換えに「再出場チャンスカード(以下チャンスカード)」を受け取ります。チャンスカードには上記のルールと、以下の内容が印刷されています。

Q1 何が問題なのか
Q2 何が原因で問題が起こるのか
Q3 問題を解決するために、どういう計画を立てるか?

 チャンスカードを受け取った児童はこれに記入し、机の右上におきます。そして授業に復帰します。

 授業中に、再びルールを破ることがあった場合、または前回提出したチャンスカードのQ3が守られなかった場合(過去のチャンスカードは児童ごとに保存しておく)、レッドカードを申告します。

 レッドカードを申告された児童には、先生の仕事を1つ手伝ってもらいます。内容は日によるので、日によってキツさは変わりますが、それはあらかじめ児童に伝えます。

 「行動は結果と責任を伴う・・・。」

 それを児童に実感させられたらなって思います。


○「あなたは今何レベ??」


 児童が不適切な行動をとった場合、こう尋ねます。

 「あなたは今、何レベ??」

と。

 レベルというのは秩序を守る能力を、以下のように4段階に表したものです。
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 レベル1 社会的な秩序はないレベル。幼児のように関心があるのは自分のことだけ

 レベル2 支配されて態度を改める。自分より強いものに指示されなければ従わない。

 レベル3 外からのモチベーション。誰かの期待に応えようとして行動する。周りが負の行動をしていた場合は負の行動をとってしまうことも。

 レベル4 内からのモチベーション。行動には責任が伴うことを理解し、行動している。

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  これを常に提示し、児童に意識してもらうことで、自律的に秩序を守れる力を身につけてもらいたいなって思います!


○鉛筆貸しスペース


 鉛筆を忘れた児童のための、鉛筆貸しスペースを作ります。具体的な方法は以下の通りです。

 缶を2つ用意します。

 1つには「貸出用」、1つには「使用済み」というシールを貼ります。

 児童は借りる時には「貸出用」から鉛筆を取り、返却する時には「使用済み」に返します。

 そして「使用済み」の鉛筆は係りの人が責任を持って削り、貸出用に戻します。

 

 こうすることで、鉛筆を忘れたことによる無駄な指導は減りますし、児童は常に尖った鉛筆を使用することができます。

 このスペースには他にも、消しゴムや定規なども置いておこうと思います。係はそれらの数を管理し、数が減ったり増えたりしていたら、呼びかけるなどの取り組みをしてもらいたいと思います。


○欠席ファイル


 欠席した児童の机の上にクリアファイルを置きます。

 席が近くの児童は配られた配布物を、そのファイルに保管してあげます。

 放課後、先生がそのファイルを回収し、後日児童に渡します。

 

 これをすることで、欠席した児童が配布物に困ることはなくなるのではないかと思います!


○メリハリ信号機


 信号機型の何かを準備します。

 その信号機が、

 赤の時・・・静かに
 黄の時・・・ひそひそ声で
 青の時・・・教室に適した声の大きさで

 といったように、メリハリを視覚化できるようにします。

 こうすることで、いちいち先生が声を張り上げなくても、児童たちが自分たちで声量を調節できるようになると思います!


○「先生助けて!」合図


 「先生!質問があります」もしくは、「先生!トイレに行っても良いですか」

 ある児童が授業中にそう発言します。

 そうすると、それまで集中していた児童の意識が質問した児童に移り、教室がざわつく・・・、そんな場面が想像できますよね?

 

 それを避けるために、あらかじめ「先生助けて!」サインを作っておこうと思います。

 「世界最高の学級経営」の中では、手信号を使う方法や、上下で色分けしたトイレットペーパーの芯をひっくり返すことで合図をするといった方法が紹介されていました。

 児童の学年や実態に合わせて、「先生助けて!」サインを作りたいなって思います!


○「内ー外の話し合い」


 「対話を大事にしたい」

 私が常々主張していることです。

 対話をする上で大事なことは「主張すること」であると思われがちですが、「聞くこと」も同じかそれ以上に大切です。だから、対話する力を身につけさせるには「主張する力」と「聞く力」を同時に育てなくてはなりません。

 それに適した話し合いの仕方が本書で紹介されていました。それが「内ー外の話し合い」です。

 ここからは具体的な方法を紹介します。

 

 「内ー外の話し合い」はその名の通り、内側と外側に役割を分けて行います

 内側の人たちは、「主張する人たち」です。そこで話し合いを行います。

 外側の人たちは「聞く人たち」です。外側を向いて、内側の人が話し合っていのをひたすら聞き、メモを取ります。場合によっては評価表なども渡します。

 一定の時間が過ぎたら、内側と外側が入れ替わります。外側の人たちは内側の人たちが話していたことをもとに、今度は「主張する人たち」となって話し合いを行います。

 これを繰り返しながら話し合いを進めていくのが、「内ー外の話し合い」です。

 

 すっごく面白そうですよね!!


○「ルール」と「手順」を分ける!!


 これは私の持論ですがルールっていうのは、みんながより快適に過ごせるように、持ちうる自由を痛み分けして生まれたものだと思っています。

 学校でいうと、「授業中勝手に立ち歩いてはいけない」っていうルールは、みんながなるべく快適な環境で学習できるように、「立ち歩く自由」を献上して成立しているって言えるんじゃないかと思うんです。

 そしてこのルールには「先生が授業がしやすいように」っていう、こちらの都合の良い願いもある程度入っています。

 なので児童がルールを守るのはある意味当たり前ではないんだと思います。実際ルールを守らなくても、周りに迷惑をかけるだけで自分は困らないからです。

 だからルールを守れた時にはご褒美をあげて、守れなかったときにはペナルティを与える必要があると思うんです。


 一方の「手順」はどうでしょうか?

 例えば、先ほど紹介した「鉛筆貸しスペース」。

 児童が鉛筆を忘れた場合、そこから鉛筆を借りることになります。

 もし、児童がこの「手順」に従わなかったら・・・、児童自身が困ります。鉛筆なしでは授業に参加できないからです。

 なので手順に対しては賞罰は与えません。手順が間違っていたらそれを指摘し、正しい手順が行えるようになるまで繰り返し練習するだけです。

 「手順」には以下のようなものがあります。

始業ベルが鳴ったらどうするのか
鉛筆の芯が折れたらどうするのか
非常ベルが鳴ったらどうするのか
課題が終わったらどうするのか
質問があるときにはどうするのか
   トイレに行きたいときはどうするのか

 こんな感じです。「ルール」との違いが難しいものもあり、私もまだ理解が十分ではないですが、とりあえず

「なくても本人は困らないけど、秩序維持のために頑張ってもらうための決まり(お願い)はルール」

「児童の混乱を避けるための決まりは手順。児童に『次なにすれば良いんだろう』って思わせる回数を減らすための決まりが手順。」

という認識でいきたいと思います。


✅T.Pu的手順メモ(上の例以外)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・給食の配膳方法
・掃除の役割決め
・ノートの取り方
・宿題や提出物の提出方法
・朝の時間の過ごし方
・号令の掛け方
・先生への注目の合図(ベルとか?)
・班の作り方
・自習の仕方
・日直の仕事内容
・朝の会、帰りの会の進め方
・イエローカード、レッドカードの返し方

 (これくらいしか思いつきません・・・。なんかあったら教えてくれたら嬉しいです!)
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 そしてこの手順がしっかりしていればしているほど、学級は安定するらしいです。

 手順の習慣化は以下のように行うとのことです。

ステップ1 手順を説明し、手本を見せる
ステップ2 手順を何度も練習する
ステップ3 定着したら、さらにそれを強化する 

 とにかく、先輩の先生のアドバイスを受けながら、この方法で手順を習慣化していければと思います!


○次回は・・・


 今回は「世界最高の学級経営」をお手本に、取り入れてみたい方法や考え方をまとめてみました。本当はもっと取り入れたいんでけど、これ以上取り入れようとすると頭がパンクしそうです・・・。最初は欲張らずに頑張ります!!

 次回は、、、どうしよう(笑)。「教師になるにあたっての不安(仮)」を書きまくる記事にしようかな・・・。最終回になるかも・・・。

 

 ここまで読んでくれてありがとうございました!よかったら次回も読んでやってください〜!

 

 

 

 

 

 


 


  

 


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