恋愛はゲーム感覚でやってないとやってられない

　「恋愛にガチになりすぎるな！！」

　大学４年間で得た、大きな教訓です。

　今回の記事では、なぜ私がそう思ったのかをまとめる記事にしていきたいと思います！！

　恋愛ってめっちゃエネルギー使いませんか？？あくまで人生の１つのイベントに過ぎないのに、まるでそれが人生の全てかのような錯覚に陥ります。

　好きな子から好感触を得られれば最上級の喜びが得られ、逆に脈がない態度を取られれば絶望を味わいます。感情の動きが激し過ぎて死ぬほど疲れちゃいます。

　かくいう私も４年間で様々な恋愛劇を繰り広げてきましたが、それによっていちいち一喜一憂し、エネルギーを吸い取られていきました。そのせいで普段絶対にやらないような選択をし、不利益を被ることも多々ありました。

「恋愛って、なんでこんなにエネルギーを使うのだろう？」私はずっとそんなことを思いながらも、エネルギーを搾取される日々を送っていました。

　でも・・・やっと・・・いろんな女の子と接してきて、気づけたんです。

　恋人もただの人間

　という、クッソ当たり前なことに・・・。

「絶対に私からは振らない」

「イケメンは好きじゃない」

「あいつ、幼くてしょーもないよね」

　これらは私が歴代彼女につかれた嘘です。

　振られましたし、自分と別れたあと超イケメンと付き合ってましたし、自分と別れたあと「しょーもない」って罵ってた相手と付き合っていました。

　私は律儀にこれらの言葉を信じていたので、裏切られるたびにいちいち傷つきましたし、怒りを感じていました。

　でもよくよく考えたら・・・、自分だって相手を安心させるために嘘をついたり、相手を喜ばせるために思ってもないことを言ったりします。

　私はいつも付き合ってた人の発言や行動で、「この人は自分の運命の人だ！」とか思ってましたが、それらの言動は嘘だったり、大袈裟に盛ったものであった可能性はかなり高いんでしょうね・・・。

　相手も自分と同じく、人間です。だから嘘もつきますし、汚いことを考えていたりします。

　それなのに私は相手が「素晴らしい人」だと思い込み、合理的な行動を求め、非合理的なアクションが返ってくると大きな悲しみを感じたり、怒りを感じたりしていました。

　つまり、何が言いたいかというと、相手に期待し過ぎてたんです。

　「以前ああ言ってたから、こういう風に行動するだろう」

　「このようなアクションを起こしたら、このような反応が返ってくるだろう」

と、まるで人工知能ばりの合理性を求めていたわけです。

そりゃあ、失望の連続です。しんどくもなりますよ・・・。頑張ったな、俺。

　「この人しかいない！」

　そう思うと恋愛は途端にハードモードになります。以前の私みたいにエネルギーを搾取されまくり、すっからかんになります。

　でも一旦冷静になって考えてみてください。もし結婚が恋愛のゴールだとするならば、「付き合う」っていうのはただのお試し期間に過ぎないわけですよね？

　恋愛以外に、「お試し期間」でそんなガチになることあります？？ないですよね。

　だから私はこのように思ったんです。

　いろんな人と「お試し」してみて、もしその中に相性良い人がいたらラッキーくらいの気持ちでいこう

　今までは残機１で恋愛というゲームに臨んでいたけど、残機１０くらいの余裕はもって、何度でも復活できるようにしよう

　

　世間は「一途」な恋愛を称賛します。

　もちろん、それが理想です。私もそれを目指したいです。

　でも、実際それが呪いになっているのも事実だと思います。

　自分にも相手にも「一途」な恋愛を求めた結果、エネルギーを奪われまくっている人が多いからです。

　　「一途」な恋愛は目指すものではなく、あくまで結果なんでしょう。

　だから私はゲームをする感覚で恋愛しつつ、いつの間にか「一途」な恋愛ができてるといいなって思います！

　ここまで読んでくれてありがとうございました！！