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人間の”エネルギー”を考える

エネルギー満タン!エネルギー切れ。。。エネルギーチャージ…
私たちは様々なエネルギーと共に生きています。

そもそもエネルギーとはなんでしょう?
物理学上ではエネルギーは「仕事をすることのできる能力のこと」です。
『仕事』というのは、ものを動かしたり、熱や光、音を生み出したりすることを指しますが、そのために必要となるのが「エネルギー」なのです。

エネルギーという言葉の起源は古代ギリシャ語の「ergon(エルゴン)に由来しているといわれています。
ものの状態を変化させる能力のエネルギーには様々な種類があります。例えば、光、熱、電気など。運動エネルギーとかも聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな物理学の話…ではなく、人間でいう“エネルギー“のお話をします。

人間には2種類のエネルギーがあると、私は考えています。
「体のエネルギー」「心のエネルギー」です。

体のエネルギーは皆さんもイメージが湧くと思いますが、四肢の運動、眼球運動、脈拍…などで必要とされるものです。体力的なパワーや、集中力や決断力といったものも関係しますね。
また、生き物の体のエネルギーは一定数決まっており、エネルギーが枯渇するとこれらの“仕事“はできなくなってしまいます。

一方、心のエネルギーとはなんでしょうか?

体のエネルギーと違って、心のエネルギーは目に見えて判断できるものではないですが、噛み砕いていうと「前向きに生きる判断や考え方をするために必要とされるもの」であるとここでは表現したいと思います。

体のエネルギーは一定数の制約があり、回復するのに睡眠や食事などが必要になってきますが、心のエネルギーは制約がなく、時間や場所にもとらわれず瞬間的に変化することができます。

ずっと気持ちが落ち込んでいたのに、友人の一言で心のエネルギーがいっぱいになる。お腹が空いて体は辛いけど、お気に入りの音楽を聴いたら気持ちがあがった…なんて経験は、少なからずとも多くの方はご経験があるんじゃないかな?と思います。

また、心のエネルギーは人によってアウトプットの方法が異なります。
物事に対するモチベーション…と言い換えた方がわかりやすいかと思います。

人間のアウトプットは、同じエネルギーの性質を持った人に共鳴して「感動」させる力があります。

自分の情熱をダンスで表現して人々を感動させる人、ケーキ作りで表現して感動させる人、企画やプレゼンのアイデアで感動させる人…なども同じことが言えるのではないでしょうか。

以前の私は、自分の「心のエネルギー」がそれに向かないなあと思うような場面に遭遇すると、それは『自分の努力不足や勉強不足である』と考えていました。
大人になったら○○ができるようになっていなくちゃいけない、○○が好きであるようになっていなくちゃいけない…
なのに、私はできない。知らない、知ろうとも思わない…と、凹んでいたんですよね。

しかし、この心のエネルギーは人によってチャージ方法もアウトプット方法も人によって異なりますし、異なっていいものです。

できないことが悪いのではなく、ただ単に向いてないだけ。
逆に、他の人ができなことが自分は楽しくできる。

当たり前のことですが、全くそれに気づいてなかった私は、この事が肚に落ちたときは世紀の大発見かのような衝撃でした笑

大きなエネルギーが働くと、ものごとは大きく動きます。

自分の心のエネルギーが大きく増幅し、真っ直ぐに放出されれば、多くの人を感動させられる、社会や世界が動き出す。

好きなものこそ上手なれ、ワクワクする方向に進みなさい、このような言葉の起因はまさに「心のエネルギー」が生み出す大きな「仕事」に繋がると思います。

あなたの「心のエネルギー」チャージ方法はなんですか?

体のメンテナンスだけでなく、心のメンテナンス、エネルギーチャージをしていきましょう!!

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