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小説『妄想アマガエル日記』

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豊田ホタルの里ミュージアムの敷地内に住む小さなアマガエルの日々を妄想して記した日記
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2024年7月の記事一覧

妄想アマガエル日記(70)-7月31日(水)晴れ

「オイオイ、、上に上がってきたけど、なかなか横穴ってないな~」 先頭を歩く与助が後ろにい…

妄想アマガエル日記(69)-7月25日(木)晴れ

干乾びていた黄色いアマガエルが、周りを見渡した。 「おっ、、、俺は、、助かったのか。。。…

妄想アマガエル日記(68)-7月25日(木)晴れ

「オイオイ、、最初を右に曲がってからだいぶ歩いたけど、まだ突き当りに着かないな~」 先頭…

妄想アマガエル日記(67)-7月25日(木)晴れ

干乾びていたトノサマガエルが、周りを見渡した。 「おっ、、、俺は、、助かったのか。。。?…

妄想アマガエル日記(66)-7月15日(月)雨

真矢と別れて穴の奥に進んで行くと、その先は光がまったくない真っ暗闇であった。外からの音も…

妄想アマガエル日記(65)-7月11日(木)曇り時々雨

「じゃ、そろそろ、雑木林に戻ろうか!!」 与助が皆に声をかけた。 「そうだ!そうしよう!…

妄想アマガエル日記(64)-7月8日(月)曇り

「いや~~楽しかったな~」 小太郎が嬉しそうに言った。 「ほんとだな~、、与助もあとから来たけど、楽しかったろ?」 銀次郎が嬉しそうに与助に聞いた。 「あ、、あぁ、、楽しかったは、楽しかったんだけどよ。。」 「あの、、陸にいるアカハライモリの、、真矢さんがさ~、、なんだかずーーと俺のことを見ていてさ~、、、なんか悪いことしたのか、、?ってのが気になってな~~」 与助がまだこちらを凝視している真矢を見ながら、小声で言った。 「ん??そう?」 銀次郎がそう言って真矢の方を見