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部屋を片付けたら心がスッキリ整理された話

こんにちは。パワポ芸人のトヨマネです。
日々、パワポで「役立つコンテンツ」や「全く役立たないコンテンツ」等を作ってTwitterなどで発信しています。

今日は、パワポではなく「片付け」の話をしようと思います。

というのも、今回2/8(火)と2/13(日)の二日間にわたって、母校である都立国立高校の後輩であるみずぷろの”片付けコーチング”を受けたのですが、この片付けコーチングがめちゃくちゃ良かったというのがこのnoteの趣旨です。

片付けの様子はみずぷろのYouTubeにまとまっています。

片付けをすることで、生活から”ノイズ”が減りました。そして、「片付けとは”生活のデザイン”である」ということがわかりました。

まあ要するにめちゃくちゃ良かったんです。皆さんもこのメソッドでおうちを片付けることをマジでおすすめします。

事の始まり

発端は、同じく都立国立高校の先輩である南さんのおうちの「現状確認」にお邪魔したこと。南さんは「世界最速で日経新聞を解説する男(略してセカニチ)」として色々な活動をしている方なのですが、数年前にかたぷろのおかげで”汚部屋”からキレイなお部屋にevolutionしたそうです。その様子は南さんのnoteに詳しいのでご興味ある方はご覧ください。

そしてその日は、南さんが一度片付けた部屋をきちんとそのまま使い続けているかをチェックする日でした。僕はなぜか呼ばれて一緒に部屋を見て回ったのですが、南さんは概ねきちんとキレイなまま暮らしていたようです。

なるほどたしかに、部屋のものほとんどすべてが一定のルールと思想を持ってキレイに整理されており、生活のノイズが少なそうに見えました。

“振り返ってみると、部屋のモノを捨ててからは人生が幸福になったし、路上で息を吸ってるだけで幸福になった。天気が良い日は、道を歩いているだけで幸福を感じるようになった。”

南さんのnoteより引用

そしてその日の流れで、次はトヨマネ宅を片付けよう!ということになり、
あれよあれよという間にとんとん拍子で僕の部屋もめちゃくちゃ片付いたのですが、今日はその顛末を綴っていきます。

1日目:「出して、捨てる」

まず一日目は、部屋のものを全て出すことから始まりました。僕の部屋の間取りは1LDKで、ウォークインクローゼット(以下、WIC)があるのですが、ここがいかんせん広いせいで何でも詰め込むことができてしまい、服やら雑貨やら書類やらアウトドア用品やら色々なものがほこりをかぶっていました。

WICにぶち込んでいるとあまりそう思わなかったですが、全部出してみると多いこと多いこと。リビングに山盛りになるほどのモノが出てきました。

みずぷろ曰く、一度全てのモノを外に出すことで、自分がいかにたくさんのモノを持っているかを把握し、フラットに必要/不要を判断することができるそうです。

そして次にすることは、仕分けです。全てのモノを、「いる」「いらない」「わからない」の3種類に分けていきます。「わからない」は一週間寝かせて使わなかったら捨てるらしいのですが、僕の場合は「いる」と「いらない」でほぼ仕分けができました。

もう着ないであろう昔のリクルートスーツ、よれよれのシャツ、謎のコード、昔のイベントで使った大量の封筒…僕は比較的サクサク捨てられる人間のようで、仕分け作業は割とスムーズに進みました。もちろん、かたぷろの厳しいツッコミに耐えながら断腸の思いで捨てたものもありましたが…。嗚呼5千円した焚き火台、一度も使わずに捨ててしまってゴメンよ…。

そんなこんなで70Lのゴミ袋5袋分ものモノを捨て、それだけでもWICはかなりスッキリしました。

特に衝撃だったのはハンガー。僕は実家から持ってきたカラフルな針金ハンガーや、クリーニング屋でもらった黒いプラスチックハンガー、百均で特に意味もなく買ったプラスチックのハンガーなど様々なハンガーがカオスに使われていたのですが、これをクリーニング屋の黒いハンガーに揃えただけでWICの景色が見違えました。

たかがハンガー、されどハンガー。世間は多様性の時代ですが、ハンガーに多様性はいりません。カラフルなハンガーを使っているそこのあなた、今すぐハンガーを揃えてください。

さて、僕(と南さん)がごみ捨て場に大量のゴミ袋を持っていっている間、かたぷろはメジャーで部屋の寸法を測った後、無印の収納ケースを見繕ってくれました。我々がのんきにお茶を飲んでいる間もかたぷろはせっせとケースを選んでくれ、僕は最終的にかたぷろに言われるがまま約4万円の無印のケース(など)をまるっと購入しました。無印最高!


初日はここまで。ですが、ここまででも十分満足感がありました。

2日目:「秩序を作る」

2日目。この日は、爆買いしたケースをWICやテレビ台、シンク下収納に入れて空間を区切り、モノたちを収納していきました。

もちろん、ここでもかたぷろの厳しい目が光ります。一週間に一回洗濯機を回すなら靴下は7足で十分。ペンはお気に入りのものを一本だけ。グラス多すぎ。割りばしそんなにいらないでしょ…

1日目で相当捨てたつもりでしたが、2日目もなんだかんだで3袋もゴミ袋を使ってしまいました。いつからこんなにモノをため込んでいたんだ…

そしてここからがかたぷろの真骨頂。無印のシンプルな収納ケースを駆使して、カオスだった空間に秩序を作っていきます。無印の収納ケースは極端に無機質な見た目をしているので、どこに置いてもノイズになりません。

秩序作りの考え方は、いたってシンプル。あまり使わないものは奥に、使うものは手前に。テレビの前で使うモノはテレビ台に、キッチンで使うモノはキッチンに。そして何より、全てのモノに住所を決めて、ブラックボックスを作らない。かたぷろ的片付け術は、混沌とした空間に秩序を作り出し、全てのモノに「あるべき場所」を定義してあげる行為なのです。

ちなみに、2日目に一番感動したのはキッチンの下の引き出し収納でした。元は適当に食べ物を放り込んでいたのですが、ケースで仕切ることによって収納の中にサイズによる領域分けが生まれ、ルールが作られました。

お茶やコーヒーはパッケージを捨て、個包装のままケースに入れることで普段のストレスが最小限に。これはすぐマネできるのでぜひやってみてください。

二種類の幅のケースを使うのがコツらしい

寝室の棚にある大量の本とボードゲームも順番を整理し、書類をファイリングしたら、ようやく片付けが完了しました。

「これはどこに置こうかな…」「あれはどこに入れたかな…」という迷いが生じず、常に最短経路で生活ができる、最高の生活空間の出来上がりです。

また、片付けをしてから、ルーティンが作れるようになりました。

ちょうど最近独立したため、「毎日9時に会社に行って夜まで仕事をする」という強制的なルーティンがなくなったことで仕事のリズムが作れずに悩んでいたのですが、なぜか片付けをしたら、毎日同じ時間に起きることができるようになり、メリハリを持って仕事ができるようになりました。また、なぜかスマホをいじってダラダラしてしまう時間も減りました。


なんかこう…うまく説明できないんですが、雑念が減ったことが関係している気がします。

余談ですが、僕はアレクサが毎朝7時に自動的にラジオ体操を流してくれるように設定をしていて、毎朝ラジオ体操をすることで目を覚ましています。昭和か。

愛しのアレクサちゃん

まとめ:片付けは生活のデザインである

そんなこんなで、みずぷろのおかげで僕は自分の家を非常に生活しやすい空間にすることができました。みずぷろ、ありがとう。

そんなみずぷろのコーチングを受けた中で、強く思ったことが一つあります。それは、「片付けは生活のデザインである」ということです。

皆さんは、「片付け」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?「散らかったモノをしまう」とか、「使ったモノを元あった場所に戻す」といったような、いわば「既存のルールに従って、最初の状態を復元する」といったような、ある意味後ろ向きなイメージを持つのではないでしょうか。実際、僕はそうでした。

しかし、かたぷろのコンサルタントによってそのイメージはガラッと変わりました。片付けとは、むしろ「自分の本質を見つめ直し、新しいルールを作る」というきわめて創造的な行為なのです。

みずぷろは「心を整理整頓する」という言葉を使っています。

みずぷろのnoteより

1日目に行った「出して、捨てる」という行為は、自分の本質を見つめ直すという行為に他なりません。自分は一体どんな人間で、どんな価値観を持っていて、どんな生活をしているのか、していきたいのか。そして、それには一体何が必要なのか。自分の胸に手を当てて考えて、本当に必要なエッセンスだけを残す。それが1日目に行ったことでした。

そして2日目に行ったことは、そのエッセンスを無駄なく使うために、整理された秩序を作るということです。混沌としていた世界に、境界線を引いて領域を作り、新しいルールを定義する。それが2日目に行ったことでした。

そして、このプロセスはまさに「デザインの過程」のアナロジーとして考えることができます。曖昧で複雑な概念に耳を傾け、余計なものをそぎ落とした本質を抽出し、シンプルで秩序立ったアウトプットとして世に送り出す。パワポ芸人などというふざけた名義で活動をしている私が言うのも少々おこがましいですが、これこそが「デザイン」と言われる行為であり、僕が今回体験した一連の流れにピタリと重なるのではないかと考えます。

すなわち、片付けとは生活のデザインなのです。

片付けに興味を持った方へ

そんなみずぷろの片付けコーチング、受けたい方を募集しているそうです。有償ですが、それだけの価値はありそうです。詳しくはみずぷろのnoteをどうぞ。

ちなみに「トヨマネのnote見ました」と伝えると、5,000円引きにしてくれるそうです。やったぜ。

YouTubeもやっているので、動画を観ながら自分でマネしてやってみてもいいかもしれません。

ちなみに、今回僕が購入した無印のケースは以下のあたりです。

ポリプロピレンファイルボックス

全ての基本単位となるケースです。僕はこいつを結局24個買いました。

マステで何が入っているかマークする
キッチン下にも。幅の狭いやつと合わせて使うと◎

やわらかポリエチレンケース

これは合計5個買いました。ちょっとでかいモノやお米を入れています。やはり物が見えないとストレスが減ります。

フタも。

デスク内整理トレー

テレビ台の中にあるやつはこれです。2つ買いました。67x200x40mmと100x200x40mmも2個ずつ。

ポリプロピレン収納ケース
WICに入れたやつです。幅34cmの大と小、幅55cmの大と小をそれぞれ2個ずつ買っています。

忘れちゃいけないのが不織布ケース。収納ケースの中に仕切りを作ることで、秩序が生まれ迷いがなくなります。(みずぷろ談)

あと、今回の片付けとは関係ないんですが僕は山崎実業の商品がメッチャ好きなので紹介させてください。

これはうちの洗面台なのですが、

まずはタンブラーホルダーがめっちゃおすすめです。コップがヌルヌルになりません。

こういう感じ

あとティッシュホルダーもよい。シンプルで、しっかりしている。

ついでにゴミ箱として使っている洗剤ボールストッカーもよいです。磁石で洗濯機にカチっとくっつきます。

ティッシュがチラリズム…

最初の写真でめちゃくちゃ見切れてましたが、タオルハンガーも山崎実業でした。

あと、僕は以下の商品も使っています。他の類似商品と比べると全体的にチョイと高いんですが、皆しっかりしていて安心感がある作りです。

シンプルなデザインも◎。ぜひ。

…最後ちょっと脱線してしまいましたが、要するに片付けがメッチャいいということです。みなさんもみずぷろの動画を観て、”生活をデザイン”してみてください。

素敵な片付けライフを!



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