オーストラリアワーホリ日記#1
皆さん、こんにちは!
久しぶりの更新になります。
昨年末で長野県白馬村での地域おこし協力隊の仕事を退職し、年明けから同じく長野県の松川村でしばらく過ごしていました。
上記のnoteでも少し触れていますが、カナダで英語の先生になるべく挑戦を続けていましたが、結果的に一度中断することにしました。
ただ、カナダへの挑戦は続けていくつもりです。
その後、カナダかオーストラリアでワーホリすることを検討し、どちらも申請しましたが、ビザが早く降りたオーストラリアへ行くことになりました。
執筆現在(2023年9月1日)は、シドニーのYHAに滞在していますが、まだ就労はしておらず、また今後決まり次第こちらでもお伝えする予定です。
シドニー到着が8月3日だったので、それまでの経緯と到着後の生活などについて簡単にまとめます。
英語教師を目指して
2022年の11月頃から、カナダで英語教師になるべく勉強を開始しました。
本来であれば、現地の学校で集中的にトレーニングを積むのがセオリーですが、私は日本で生活していたのでDistance Learning ということで、テキストなどは自分で購入し課題を進めていました。
全部でモジュールが13あり、第二言語として英語を学習するにあたって基礎的な知識やメソッドについて、それぞれの分野(Reading, Writing, Listening, Speaking, Grammar)を満遍なく網羅する必要があり、課題提出の目安は一週間程度でしたが、テキストを読むだけでもかなりの量があり最初は苦戦しました。
それでも、課題を提出してから詳細にフィードバックをもらって次に繋げることができたので、モチベーションを高く保って学習を継続することができました。実際に教師として教えた経験がない中で、自分が学校に通っていた頃を思い出して授業案を作るのは結構楽しかったです。
11月から始まった課題も3月頃に終了し、残すは実習(Practicum)のみとなりました。これは、現地の学校で実際に生徒の前で授業を行う必要があり、今回のプログラムを提供してくれた学校でもあるStudy Abroad Canada Language Instituteで実習することにしました。
学生時代に留学していた時以来のカナダだったので、とてもワクワクしました!しかも、プリンスエドワード島にある学校で、あの「赤毛のアン」のモデルになった島でもあります。コロナ禍で海外に行くのも3年半ぶりだったので、最初に行く国がカナダでとても嬉しかったですね。
一週間という強行日程でしたが、なんとか最終日まで乗り切ることができました。人に教えるという立場ではありますが、寧ろ学ぶことの方が多く、自分も留学していた頃を思い出して、なんだか懐かしい気分になりました。往復の航空券とプログラム費用、滞在費で総額60万円近くかかったこともあり、他の地域へ旅行することは叶いませんでしたが、またカナダには戻りたいと思いますし、もっといろいろな場所に行ってみたいですね。
日本に帰国後、就職先を探したのですが、思いの外就職できる学校がなく(ビザが出せない、外国人を雇用できない、募集していない、など)、需要はあるはずなんですが、なかなか決まらず時間だけが過ぎてしまいました。
日本で教師として就職してからカナダに行くことも考えましたが、正直日本での就労は考えていなかったので、やむなく英語教師としてカナダへ渡航することは一度断念しました。
もちろん、カナダでのビザが発給されれば教師として働くことを視野には入れていますし、ボランティアでも良いのでカナダで英語を学んで大学や就職につながる人のサポートをしたいと考えているので、今後も教えることは続けていきたいです。
今年中にカナダでキャリアをスタートさせる目標は方向転換することになりましたが、どのみちお金もないので、「ワーホリに行こう」と決意しました。
現在、年齢は28歳で今年の12月には29歳になります。ワーホリに行くにしても日本で働くにしても、年齢的にはラストチャンスになってくると感じました。もちろん、年齢は気にしていませんが、今できる可能性があるならチャレンジしたいと思っているので、これまでやってこなかった事、面白そうなことに挑戦することにしました。
オーストラリアへ
さて、ワーホリに行くと決めたはいいものの、今まで行ったことがありません。
とはいえ、留学は2回経験しているので、海外で生活することにも、英語を話すことにも特に抵抗はありません。
次に行き先ですが、一度長期滞在経験のあるカナダにするか、それとも世界的にも時給の高いオーストラリアにするかで検討することにしました。
どちらもほぼ同時期に申請しましたが、オーストラリアは英文残高証明書さえあれば許可が降りたので、オーストラリアに行くことにしました。
6月上旬にビザが降りたので、今度はいつ頃の渡航にするかを決めないといけません。
季節で言うと、オーストラリアは南半球なので日本のある北半球とは逆になります。暑い日本から脱出することができると考え、また航空券の安いタイミングを狙って、8月2日に日本を出発することにしました。
私は、羽田空港からシドニーの直行便にしましたが、日本からオーストラリアはルートがいくつかあるので、これから来られる方は是非ご自分の旅程に合わせて選んでみてください🎵
そうして、ビザとフライトチケットが取れたので、そこからはパッキングと部屋の掃除、引っ越しなど慌ただしく過ごしました。
出発前の最後の一週間ほどは、学生時代にヘルパーとして過ごしたゲストハウスに滞在していました。名古屋でとても居心地の良いゲストハウスなので、是非一度泊まってみてください😊
一階はカフェバーになっており、宿泊以外の利用も可能です。
海外からのゲストも多いので、新しい出会いもあるかもしれません。
そして、8月2日の朝、ゲストハウスをチェックアウトし、バスを乗り継いで羽田空港へ向かいました。
名古屋の最寄りは中部国際空港(セントレア)ですが、今回は直行便なので羽田に行きます。
国際線は成田空港が多かったので、何気に羽田空港は初めてかもしれません。
空港からは電車で市内まで直結なので、とてもスムーズでした。
Opalカードを購入して、あとは改札でタップするだけで乗車できます。このカードは市内でバスや路面電車に乗る際にも使うので、持っておくと便利だと思います。
また、空港でSIMカードも購入しました。
滞在期間にもよりますが、半年以上滞在するのであれば購入して良いと思います。私は三ヶ月で$100のプランにしましたが、他にも複数の会社が様々なプランを出しているので、自分の使い方に合ったものを購入すると良いと思います。
空港以外でも色々なところでWi-Fiが使えるのは有り難いですね。日本だと使える場所がまだまだ限られているように感じるので、そのあたりは差を感じる部分です。
SIMカードを購入し、オーストラリア国内の番号を取得後、滞在先に向かいます。
今回は市内にある Sydney Central YHAに滞在します。
ドミトリーや個室、朝食付きなども選べるので、私のような貧乏ワーホリメーカーには有り難いです。
ちなみに、Sydney Harbour YHA も素敵なところなので是非チェックしてください!
今回、5人部屋に二週間滞在し、その間色んなゲストと知り合いましたが、こういう出会いがやっぱり好きだなと改めて感じました。
銀行口座を開設する
オーストラリアに来て、番号を取得するのと同じくらい重要なのが銀行口座の開設だと思います。
旅行で滞在する際には特に必要ないと思いますが、ワーホリや留学などで長期滞在する際は口座を作った方が良いと思います。
オーストラリアは主要な銀行が4つほどありますが、最も全国区でATMの数の多さでCommonwealth Bankで口座を開設しました。
ちなみに、他の銀行でも特に大きな違いはないかなと思うので、気になる方はこちらも読んでみてください!
開設してからカードが届くまで一週間程度かかるので、その間はホテルの住所でもいいですし、郵便物が届く住所で登録すると良いです。
TFNを登録する
オーストラリアで就労する上で欠かせないのが、TFN(Tax File Number)です。
日本でも確定申告をすると思いますが、同様のシステムです。
1年間の収入に応じて、Tax Refundがあるので忘れずに登録しておきましょう。
基本的には全て英語なので、あまり得意ではないと言う方は相談しながら登録するか、翻訳機能を使うと良いかもしれません。
ボランティア開始
シドニーに到着してから、あっという間に予定の二週間が経過しましたが、就職先が決まらないので、YHAでボランティアをすることにしました。
日本でもヘルパーの経験があったので、どんな仕事をするにしても適応できる自信はありました。
サイト上で手続きをして、レセプションで確認してもらい、ボランティア生活がスタートしました。
そもそも自分が滞在しているホステルなので、建物の構造やどう言う人が滞在しているか、どの時間帯にどんな人がいるかはある程度把握しており、スムーズに始められたと思います。
基本的な仕事は、一階にあるキッチンと共有部分の清掃です。
日本では、ベッドシーツの交換から清掃、ゴミ捨てなど全てこなしていたので、それに比べたらなんてことはありません。
その時の経験がここで生きるとは、人生何があるか分かりませんね。
1日2時間の週6日のボランティアで、最長一ヶ月フリーで滞在することができます。
ワーホリではお金を貯めたいと言う方が多いと思いますが、語学学校などを除いてボランティアの仕事も得るものが多くあると思います。
私も早く仕事が決まってほしいですが、一緒に働く仲間との出会いもまたお金では得られないものなので、経験として貴重だと思います。
ちなみに、同室には私以外5人いますが、全員南米出身なので会話の9割がスペイン語です。
大学で少しだけやっていたので、ここでも点と点が繋がっています。
何一つ偶然なことは人生ではないのかもしれません。
今後の予定
ボランティアも楽しいですが、やはりお金がないことには暮らしていくことも大変なので(オーストラリアは近年物価も上がっています)、就労を開始したいところです。
現在、ホテルの有給インターンに申し込んでいるので、そちらが決まったら実際に仕事が始まることになります。
また、シドニー以外の街にも行ってみたいので、どこかおすすめがありましたら、教えていただけると嬉しいです!
今年は、オーストラリアとニュージーランドの共同開催で女子のサッカーワールドカップも開催されて、オーストラリアがいつになくサッカーで盛り上がっています。
私も高校までサッカーをやっていたので、あの時のワクワク感を感じられたのは良い経験になりました。
日本代表は結果こそ出ませんでしたが、今後の大会に期待の持てる内容だったと思います。
私もなでしこのように、自分の信念を貫き、高みを目指していきます。
長文になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
不定期にはなると思いますが、更新していく予定なのでまた覗きにきてください🎶
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?