私は一人の人として扱われたわけじゃなかった。

この記事は、元夫から受けたモラハラDVについて書いてあります。
内容から、フラッシュバックを起こしたり
気分が悪くなってしまう方も
いるかもしれません。
閲覧注意でお願いします。

夫は、性交渉が好きな人でした。
愛を確かめ合う行為、というよりは
性欲を満たす行為が好きだったと思います。

夫は、相手の気持ちを考えたり、
体調を労ったりすることを
性交渉においては
できない人だと思います。

妊娠中も、出産後すぐも
熱があっても、関係ありません。
夫がしたいときが、するときでした。
子供が横にいても平気で
迫ってきました。
けれども、子供のそばでは
絶対に断りました。
夫は、奉仕させるのが好きでした。
男として、性交渉ができなくなることを
恐れていました。

夫は、私や娘たちを「穴」と
表現しました。
私がものを食べたり、発言したりする
顔にある口さえも
夫にとっては「穴」でした。
避妊も嫌がりました。
いわゆる外出しで今まで成功している、
だからそれ以外の避妊はしない、と
豪語していました。
外出しは、避妊ではありません。
6回妊娠させても、まだ
それが避妊だと思っている
愚かな人でした。

性欲は並外れていました。
性の対象も、外国の幼い子供までに
広がっていました。
若い頃の、女の子に対するひどいことも
まるで武勇伝のように
私に話しました。
私は、夫を軽蔑していました。

夫に意見したことは、何度もあります。
でも、性交渉にかんしては、
夫には話が通じませんでした。
断れば、子どもたちに危害をくわえます。
私が子ども達を大切にしていることを
知っているので、
子ども達に危害をくわえて
私を傷つけたいのです。
なぜ私に暴力を振るわないか、それは
怪我をさせたらできなくなるからです。

結婚生活は17年に及びました。
私は人ではありませんでした。
「穴」でした。

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