丹波市の教育指針をもとに考える【令和3年度】

こんにちは〜高校生の探究学習の伴走やコーディネートをしています、ゴエです!

今回は僕のnoteでは珍しく教育について話します。1日に1時間は教育のあれこれを考えているわりにはnoteでは書いてないなと思っていたところ、ちょうどいい記事というかネタを発見したので、それについて考えていきます!

それでは僕の地元である兵庫県丹波市の教育事情について見ていきます。
(高校と小中は運営母体が違うのでなんとも言えないんですけど、おおめに見ていただきたいと思います。)

僕の地元である丹波市では、「教育長室から」という
教育長さん直々にブログみたく、教育についての情報発信をされております。
この頃、その発信により力を入れるべく、YouTubeでの動画配信も始まりました。

それで今回はその、教育長室からで書かれていた、来年度の教育指針が発表されていたので、それについて僕の思うことを書いてみました!

というのも、4月から丹波市での活動を本格化させようとひそかに目論んでいるので、市単位での教育ってどんなふうに考えてるんだろう?というところに疑問を持ったので、気になって読む&考えてみることにしました。

といっても30分ほど読んで考えただけなので、とても浅い内容ですが、みなさんの意見も聞きつつ、より深めていきたいです!

ではでは、ここから3部構成で考えていきます!

どうしても僕は批判的に物事を見てしまうので、そういう内容になってるかもですが、読んだ感想としてはめちゃくちゃワクワクするものでした。「これ実現したらすごいことになる」と。
だからこそ、「本当にそうなりうるのか?」という疑問が湧いてでてきました。まあ、責めたい、無理だ、諦めろ、と言いたいわけではなく、どうすれば実現するのか、このままで本当に実現するのか?という疑問がたくさんあるんだな〜という程度によんでいただければ幸いです。
あと多分長いですが、どうぞよしなに。

まずはじめに、今回丹波市の教育のこれからを考えるにあたって参考にした「教育長室から」の記事内容に自分の感想やらをいれたものになっております。先に目を通してもらえると、ここをもとに考えてるんだな~ということがわかると思うので時間のあるかたはどうぞさらさらっと読んでみてください!(引用元こちら

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それではここからは上の文章を踏まえて考えたことになります!どうぞ!



○これ実現したら丹波はスゴイことになる。

来年度の最大の目標に、「自学自習、自走できる学びに向かう力の育成」をかかげています。
これ聞いて思ったのが、「実現したら教員のやることが180°転換する」ということ。

子どもたちひとりひとりで学びが進むなら、教員の今までの教えるというスタンスががらっと変わることになる。
そして、一人ひとりの学びの最適化や個別化などをファシリテートしたり、マネジメントしたりするのがメインになっていく。
まあもちろん、これを実現するまでにそういった横文字の取り組みが必要になってくるんですけどね。

とはいえ、この目標が達成されれば、教員の働き方改革、仕事内容の改革になるな〜と感じました。(そもそもその仕事内容の改革を教員が求めてるかは知らない)

また、教員の働き方、あり方改革を実行に移していくとも書かれており(業務効率化、簡素化など)、教員が元気で幸せでないと、子どもたちに同じことを望めないよね〜、実現できるわけないよね〜という姿勢が伝わってきました。

まあこれも先程言った(そもそもその改革を教員が求めてるかは知らない)というところにおさまるんですけど、現状の先生たちのニーズとして、職場の環境を良くするとか、仕事の仕方あり方を変えるのって、有りな話なんでしょうかね?

ここは現職教員のみなさんに聞いてみたいところ



○これをどうやって職員の意識改革まで持ち込めるのか?

ここはさっきのパートで話したところなんですけど、ニーズがなかったら現場が動いていく気がしないし、ニーズがあったとして、それを本気でどうにかしたい!という確固たる意志がないと、システム面での改革からなる文化形成は難しいのかなと思います。ただでさえ一つの学校で30人50人といるひとたちで意思疎通を図るって至難の業だと思います。
まあ、少人数で最初は動いていくんでしょうけど、変化は誰しも苦手意識があるものです。
かつ、これだけ改革改革と言われ、現場ですべきことが5万と増える中で、そんな余裕があるんでしょうか?手が回らないような気がします。

そこで出てきた話として、優先順位を決めて、何が今必要で、より効率的に進められるかまで考えて、優先することを決めていくという話なんでしょうけど。

それこそ言われたことをやる文化が根付いている学校においてできるのか?という疑問が出てきます。
ゆえに楽しみなところ。ニヒヒ



○結局表向きな部分ばかりが目立って、子どものためにつながるのか問題

(振り回される子どもたちがみえる)

「主語は『こどもたち』が本来のスタイル」といった内容が書かれていました。「本来」ではなく、「元来」が正しくね?と思ったけど、まあ置いといて。。

最後ここに立ち返るべきだというテーマとして、教員のため、学校のため、地域のため、社会のため、といった広がりのある主語のなかで、こどもたちがどれだけ割って入れるか?が大切だと思います。

こどもたちが主語であり続ける必要はないと考えています。だったら、教師は24時間こどものことを考えていないといけないかと言われるとそんなわけないない。

ゆえに割合の話だと思います。こどものことを思えば、必然的に教員の職場環境改革の話になり、外部との連携といった話が出てくる。こども:教員が7:3とか。こども全振りだと当たり前にガタがくるし、それじゃ社会は回っていかない。

でも忘れちゃいけないことは、なんのための改革なのか?ということ。それが回り回って生徒のためになるのかということでもある。
手段と目的がごっちゃになる、こんがらがるというのはよくある話。改革に疲弊してこどもたちが蔑ろになっては、灯台下暗し。

いいね!すごいね!で話を終わらせず、理想に向けての道筋とその一歩一歩をどのように進んでいくかを考える必要がある。そんでもってそれができると本気で思っている。

改革を楽しみつつ、こどもたちの成長を楽しみつつ、そのなかでの自己の成長を楽しむのがベストなんだろうな〜と。

そうなるためには、なんでなんで?これでほんとにうまくいくのか?という対話が必要になってきます。それがジブンゴト化、主体的な学び、というこどもたちに求めているものを実践することに繋がってくる。

それが共に学ぶということだと考えています

以上!!

最後に話からそれますが、

僕自身、「自分が答えられない問は問いかけることができない」と思っています。
自分がこうやって言ってるけど、自分が出来ていなかったら、本質的な意味での問いかけにはならない。結局君には何ができるのか?って跳ね返されて終わりなので。

なので、一緒に考えながら実践のなかで成長させていただければと思っております。(それでもおこがましい)何も持ち合わせていない僕ですが。自分の気持ちだけは負けてない。という少年マンガの主人公メンタルで自分のやりたいことを突き進んでいきます。

最後までよんでくださりありがとうございました!
いち丹波市民、教育関係者?の独り言でした!

みなさんの力で独り言を対話に昇華させてほしいです!

では、コメント等お待ちしております!

お気持ちを少しでも形にしていただけると、今後の励みになります。ほんとにうれしいんです。あなたのために書けることが。これからも応援よろしくお願いします!