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Photo by
hina_hiyoko
私は成長している
一ヶ月ぶりに夫が出社した。
(ふだんはリモートワーク)
仕事のあと、ライブに寄るので夕飯はいらないとのこと。
ひとりの時、私は自分のための食事は作らない。
レトルトか、冷凍パスタか、買ってくるか、とにかく手軽に済ませてしまう。
どれだけ料理をしていても、「自分のため」の料理って本当に作らない。
それでいいんだろうか?
父亡きあと、母は毎日自分が食べたいものをちょこちょこ作って食べている。
時にはお惣菜を買ってくることもあるようだが、基本的には自炊している。
昨日はいろいろな具材を丁寧に刻んで、あんかけそばにしていた。
偉いなあと思う。
いや、生活者である以上、そうあるべきなのだ。
そこで、私も自分のための夕食を作ることにした。
手間はかけない。
にんにくを炒め、刻んだトマトを加え、トマトソースを作る。
そこにさば缶投入。
余っていた生クリームを足して、トマトクリームソースに。
ペンネを茹でてあえる。
これに成城石井のピノノワール(赤ワイン)と、同じく成城石井のドライフルーツのクリームチーズにあたり前田のクラッカー。
録画しておいた「シェフのON&OFFごはん」を観ながらゆっくり食べる。
私は成長した。
自己満足。
これからは、ひとりの夕飯のときは、冷蔵庫の余りものを駆使して、何らかの工夫ごはんを作ることにしよう。
自分のための料理を楽しめるようになったら、食べることの幸せ度が、また一つ上がるはず。
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