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コロナ罹患三週間後

もうこのまま治らないんじゃないかと危惧していた倦怠感がようやく抜けた。・・気がする。

朝散歩も復活!

とはいえ、日が昇ったら、もう暑い。無理はせず、軽く20分ほど。
途中、コンビニに寄って、アイスコーヒーをポットに入れる。

痰はまだ少し残っている。
そのせいで、たまーに咳が出るが、熱がある間も、咳らしい咳はほとんど出なかった。熱が下がったあとに、咳がひどくなったり、嗅覚障害が出たりする話も聞いていたので心配していたが、どちらも大丈夫だった。

気力、集中力は、あと一歩かな。
単に暑いせいかもしれないけれど。

それにしても、コロナは嫌だ。二度とかかりたくない。
深刻な症状はなかったけれど、言いようのない倦怠感で、何もする気になれないのはきつかった。

夕飯のあと、夫が出かけると言うので、私はミニストップに行くことにした。そんなふうに、さっと出かけられるのも、倦怠感が抜けた証拠だ。しばらくは自転車に乗るのさえ嫌だったもの。

ミニストップでは、噂の練乳あずきをゲット。
おしゃれなかき氷屋さんに行くと、1000円も1500円もするけれど、ミニストップのこれは440円。十分じゃない?量も、味も。
次は果実氷すいかを食べたい。シャインマスカットソフトクリームとつぶつぶいちごミルクフロートも気になる。ブルーベリーパフェも食べたい!
とにかく暑くて、自転車で5分でも持って帰るのが大変。次回は保冷バッグを持参しよう。イートインコーナーよりも、やはり自宅でゆっくり食したいのだ。

虎に翼』の雲行きが怪しい。
ヒロインをここまで感じ悪くするのも、朝ドラには珍しいのではないか。
あの時代、女性が働くということは、即ち「男性と同じように働く」ことだったのだろうが、そのしわ寄せがどこにどんなふうに及んでいるか、寅子には見えなくなっている。
「え?誰のおかげで食べられると思ってンの?」とか言い出しそう。

夫に、
「akarikoが入社した時だって、まだそうだったでしょ?」と言われたのだが、確かに。
私が入社したのは男女雇用機会均等法元年で、正に男性と全く同じ条件で採用され、仕事の中身も男性と一緒。明確に「お茶くみ」を禁止された。「お茶くみ」は事務職の女性の役割だった。
とはいえ、先輩にお茶を出してもらうのは気が引けて、給湯室に向かったら、上司に注意されたのだった。「それはあなたの仕事じゃない」と。

仕事が終わらなくて、家に帰る時間がなくて、会社の近くのホテルに泊まったこともある。あの働き方をしていたら、子供を育てるなんて無理だったろう。寅ちゃんと同じ。

寅ちゃんにもやもやする現役世代の女性の書き込みを見ていたら、

「政府は、子供は預かる、出産費用も補助する、だから、子供を産んでもどんどん働いて、と言うけれど、私が欲しいのは、時短で、正規雇用で、それで食べていけて夕方には子供に会える生活」

というのがあって、あーそうだよそうだよそうだよ!!と今さらに目が覚めた。

そう。
私もずっと、長いこと、それが言いたかったのだ。

時短で、正規雇用で、食べていけて、夕方には子供に会える生活
正確には、「おかえりなさい」と子供に言える生活。

それは無理だから。
今でも無理でしょ?

私は子供を預けたくなかった。
子供より先に家にいて、帰ってくる子供たちの表情を確認したかった。
だから仕事をあきらめた。

今でこそ、私が勤めていた会社は、他社に比べて「働き方改革」が進んでいて、リモートワークも可能で、もっと言うなら障害者雇用にも積極的で、いくらでも仕事があると思う。でも、あの頃はまだそうではなかった。

夫曰く、「ここ十年ぐらいかな・・」

だったら、その十年、働いてもよかったんだけど・・。

だけど、仕事をしなくても、やりたいことはあれこれあって忙しかったし、朝ばたばたしたり、夕飯を余裕をもって作れなかったりすることが何より嫌だったので、絶滅危惧種の専業主婦として、今日まで来てしまった。

それを後悔する瞬間もあるのだけど、件の書き込みを見て、私の選択は間違いではなかったと、今は思う。

深刻な少子化社会。
これからの女性は、心おきなく育児ができて、かつ仕事も手放さない、そんな暮らしができるよう、国はもっと真剣に考えて欲しい。頭の古いおじいさんばかりだからダメなんだよ。自民党の使えないおじいさん、おじさん、おじいさんに追随するだけのおばさんたちは一斉に引退して欲しい。ほっんと見通し暗い!

#なんのはなしですか

(コニシ木の子さん、突然ですが使わせていただきました。
いいのかな、これ・・)


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