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あと1日~うつ状態に優しさを~

連休最終日、近隣のお庭の散策に行ってきた。自ら「見てください!」と開放するわけだから、どのお宅もあふれんばかりの愛情をもって手入れされていて、実に美しい。有料の庭園やバラ園と違って、もう敷地いっぱいにびっしり株を植え、鉢を置き。人がすれ違うこともできない。うっかりすると棘に刺される。
そんな中、よく日に焼けた笑顔の主に、質問をしたり、栽培のコツを教えてもらったりできるのがとても楽しい。ご夫婦で世話をしているお宅がほとんどだが、メインは夫君であることが多いようだ。男性の方が凝り性なのか?いや、家事のほとんどを妻任せにして、庭にかかりっきりになれるからか?(昭和的観点)
遠出せず、混みもせず、近場でゆったりと観賞できるのが何よりだ。余裕をもって手入れされているバラ園よりも、薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇・・んもーどうするの!この薔薇!!っというぎゅうぎゅうの咲き誇り具合がとってもよかった。満足度高し。

NHKでサカナクションの山口一郎さんのドキュメンタリーを放映していた。サカナクションの活動開始は2014年?私の耳がかなり悪くなってからだから、バンドの名前は知っていても、曲を聴いたことはない。その山口さんがうつ病を患っているとのことなので見てみた。
まず、ひとつはっきりわかったことがある。当たり前だが、うつ病とうつ状態は違うということ。以前、かかりつけの精神科医に、「あなたはうつっぽいかもしれないけれど、うつ病じゃないからね」と言われたことがあるのだが、うつ病になったらもう「うつ病かもしれない・・」なんて言ってるどころじゃないのだ。私は医師の言うとおり、「うつっぽいかもしれないけれど、うつ病ではない」。そのことがよくわかった。
だとしても、うつ状態もつらい。甘くみてはいけないと感じた。処方されている薬は本当に微量で、飲んでも飲まなくてもいい、つらいな、どきどきするな・・という時に、頓服薬として飲めばいいというもの。それでも、抗不安薬に対する漠然とした偏見があって、やめられなくなったらどうしようと躊躇してしまう。
でも、山口さんのドキュメンタリーを見て、必要以上に恐れたり我慢したりすることはないのだと思った。山口さんが「朝、起きたときの絶望」というような表現をされていたが、その感覚は理解できる。朝、目が覚めたときの絶望が怖くて、寝るのが嫌になるような、そんな夜がある。そんな日にまで薬を我慢することはない。少しでも気分よく目覚めた方が、その日一日を穏やかに過ごせるし、そうやって自分を整えていくことで、つらい気持ちも薄れていくはず。
昨年12月に一ヶ月分として処方された抗不安薬が、まだ二週間分ぐらい残っている。ほとんど飲んでないじゃないか。うわ、今日はしんどいわ‥という日に薬に頼るぐらいどうってことないのでは。
うつ状態に優しく。自分に優しく。
しばらくふんわりゆるゆる生きていこうと思う。

★肩の痛み9、つらさ9
突然ぶり返しました!原因は恐らくストレス!それ以外考えられない。


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