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いつもと違うことをする

午後七時。
この時間に私が外にいることはまずない。
特別に旅行に行くか、結婚記念日や誰かの誕生日でディナーでもしない限り。

午後七時。
家にいて、夕飯食べ終えて、リラックスウェアに着替えてのんびりダラダラしている時間だ。

今日は、夫が夕飯のあとに美容院に行くというのでついていった。
いつもなら家で待っているのだが、
「私も行こうかな」と言ったら、
夫が
「一緒に行く?」
「夜のお出かけ」
と嬉しそうだったので付き合うことにした。

夫が美容院にいる間、私は一人夜カフェ。
これは美味しい。
楽しいではなく、本当に美味しい。

今日はドトールのモンブランにした。
この秋は、モンブラン食べ比べ大会をしようと思っているので、まずはその第一弾。

栗あんは濃厚でしっかりしている。
ちゃんと栗の味がする。
甘みは強め。
中の生クリームはあっさり軽い。
台はメレンゲ?
サクサクしている。
スポンジもいいけれど、私はこれもけっこう好き。
何しろお値段。
530円。
ブレンドとセットで750円。 

今どき下手するとモンブラン単体で1000円も1500円もする。
これは十分合格点なのではないかな。

店内は、ほとんどおひとりさま。
女性が二人、三人。
男性が十人ぐらい?
あ、ペアも一組。
夕飯時のこの時間帯、みんな何を求めてここに来るのかな。

私はひたすらぼーっと。
note書いたり、メモしたり、明日からの予定をあれこれ思い巡らせたり。
坂内拓さんのイラストが素敵なエッセイ集も持ってきたけれど、読もうかなと思ったところで、夫から「終わったよ」のLINE。
男性のカットは早いな。

まだお勤め帰りの人が多いバスに揺られて帰宅。
何でもないことなのに、私にとってはいつもと違う夜で、楽しかった。
少しずつ「いつもと違うこと」を増やしていこう。

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