【投機の流儀 セレクション】「もしトラ──トランプリスク」どんなことになるだろう?
海外要因で最大なものがトランプの再選であろうと筆者は考える。米国のアジア外交は大きく転換するだろう。トランプ流の実業界の経験、つまり相対(あいたい)取引で二国間取引が盛んに行われるだろう。
トランプは北朝鮮の金正日と大統領在任中に3回会った。バイデン政権になってから北朝鮮は対米強硬路線を強め、今や米国に到達するICBMを保有するようになった。トランプは就任後、4回目の北朝鮮会談を仕掛けるだろう。そして、韓国に置いた米軍を引き揚げると言うだろう。そうすれば日本が脅威に遭遇する