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一年経ちました

久しぶりのnote投稿。 4月後半からここ一カ月半程、出張販売(=マルシェ出店)に勤しんでおりました。

そしてnet shopを初めてから一年経ちました…頑張ったような、頑張りが足りないような…ちょっと何も思い浮かばない、脳ミソ思考停止しております、というのも。

5月マルシェ出店予定入れ過ぎた…しんどかった。汗  

特に最後の日は32度と夏日にタープテントを張って屋外出店…多分テントの中は35度以上で、昼前には私も店番要員でついてきた熊も軽く頭痛が。 こりゃー熱中症の前兆!とテントから出て涼しいところへ避難したり。  欠かさず水分だけは取り、しっかりご飯(塩分補給にぴったりの自家製フランスパンや炊き込みご飯オニギリ)だけは食べていたので二人とも大事に至らず済みました。

しかーし。 「二日も三日も経つのに疲労が取れん!」と姉に言ったところ、

「あんたゴジュー過ぎ、ってこと忘れ過ぎ!」

と的確な指摘が。汗

おっしゃる通り。 いつまでも初めて店舗を持った30歳の頃のつもりで無理がきくと思い込んで、マルシェ前日には1~3時間睡眠。 

「ココまでやろう!」と立てた計画は大体80%位までしか達成できない。集中力は落ちてないと思うけれど、作業速度は30過ぎの頃より明らかに落ちていて、失敗も多い。汗

年齢のせいだけにしたくは無いけど、現状をきちんと受け入れて今後はどうするか考えないといけないようです。

が、疲労のせいか頭働かない。泣

まあとにかく、マルシェ出店のペースは落としましょう…季節のいい時だからと、とにかく5月は予定を詰め込みすぎた。汗 分けて管理しないと後で苦しむ、と思ってネットショップ用の在庫には手を付けずにマルシェ用はマルシェ用で用意していたのが一番の原因でしょうか。

当たり前のことだけど、売れたら作らないといけないワケです。 自分で販売しに出張すれば、休みも必要だけど作らないと次回出店用の在庫が無いワケで。汗

睡眠不足→出店(肉体労働)→制作&出荷作業  の負のループをなんとかするには休養しかないでしょう…と思ってしばらくゆっくりしよう!とやっとnote開いた次第です、ハイ。

ぼちぼち反省&分析すると、出店場所のリサーチは完全に甘かった。 まあ一回出てみないと分からない、っていうのもあるのですが。

あと、コロナでおウチ時間が増えて「作家さん」がメチャ増えたようです…同じ「装飾品・アクセサリー」というジャンルでバッティングすること多し。汗 10年位キャリアのある作家さんと隣同士になった時に情報交換したら「コロナ前はこんなんじゃなかった。汗」と。 ああやっぱり、と納得しました。

コロナ前の3年間位も土日限定ですがマルシェに出店していて、その時はアクセサリーを作っている作家さんがいても「レジン」とか「革製品」とか「トンボ玉」とかの方達で丸被りすることはなかったんですけどもねえ…コロナで巣ごもり中に「布小物」と「アクセサリー」の作家さんがどーんと増えたようです。


こういうエッジが効いたモノって、人目は惹くけど…汗


てなわけで。

レッドオーシャン! つーかどーするよ、真っ赤だぜ!汗

という状況なので、マルシェは低価格で買いやすいものをマルシェ限定品として制作したりもして。 天然石とかお好きな方だと「他ではこんな値段で買えない!」と低価格品もそれ以外のものも含めて二つ三つと大人買いしていただけることも多いのですが、もう少しお値段控えめでキラキラした華やかな感じのものが20代後半から30代前半のマルシェの主要客層には買いやすいようで。

自分の作品は上は70代80代から30代後半くらいの方が主要購買層なので、やはりマルシェの来客主要層にはちょっと価格が高い&地味目なようです…

お隣の作家さんとも「売り上げ芳しくないからといって売れそうな低価格のパーツ探して買って作って売る、ていうのもできなくないけど…それもいいんだか悪いんだか…」とふたりでちょっと愚痴なんだかため息なんだかを吐きながら遠い目になりがちでした。

数字を追い求めるのか、作家性を貫くのか…悩ましいところですが、芸術家ではないのでパトロンも居らず、回転資金も資産も限りあるわけで。汗

悩みは尽きないですが、マルシェ出店して良かったのはお客様の反応をダイレクトに感じることができること、もありますが出店者の知り合いが増えたこと! この年齢になって新しい知り合いが増えるのはなかなか無いですからね。 インスタは営業いいねとか営業フォローとかしないので、何もしないと

勝手にパキスタン人石屋ばっかフォロワー増えとる…( ゚Д゚)

という有様でしたが(汗)、出店して知り合った作家さんとフォローしあったり、と社会参加している!とマルシェ出店するようになって実感できるようになりました。

一人で家で制作しているだけだと(委託先のお店に行ったりもしますが)社会と隔絶されている感がだんだん強くなってくるので…

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雑貨屋時代の在庫を詰め合わせ販売…

そんな中で心の支えはやっぱり音楽を聴くこと。 昔から本を読むのも音楽を聴くのも、一瞬で別の世界へ連れてってくれる一種の現実逃避というか日々のガス抜きのようなもの。 旅行もそうですね…でも今は旅にも出られないし、本を読む時間も惜しいほどやらないといけないことが山積していたので、作業しながらでも聞ける音楽が救いです。

ここのとこ1~2年、いやもっと?お世話になっているループが

白紙・想起・美定

の鬼才の方々。 最近の若い人達って、凄い。汗  Spotifyは使っていないのですが、you tubeのオススメで出てきて聞くようになりました。 長谷川白紙さんと浦上想起さんは関ジャムで紹介されたみたいですね。 

長谷川さんのLiveとか行ってみたい!

テレビ大阪/BSテレ東 深夜ドラマ「名建築で昼食を」の主題歌だったそうで…この地方でもやってくんないかしら…

声もいい、音楽もいい、熊谷芙美子さんの映像もいい、歌詞もいい…

好きな方同士でコラボされたようで、先月車の中のラジオから流れてきたときはびっくりしてひっくり返りそうになりました!
なんですとー! 松木美定feat.浦上想起って、すごーい!!!


服でもアクセサリーでもバッグや靴でも異素材の組み合わせ、ていうのが大好きな私ですが、クラシックでもジャズでもプログレでもフューチャーベース?(ついていってなくてよく知らない…汗)とかいうのでもMixして消化して自分のものにしてしまうその才能に脱帽です!


揮発した孤独 心模様 撮られて
ほら 思わず笑う そのとおり。
右往左往したり 声を遮られたり
面倒くさいのよ 人間だ

とか

美しいものは
守って破る、それが作法だ
人生の窓辺に
いつも視えない
フシギな縁取り


一体人生何周目ですかー?松木さん。汗 


ま、そんなわけで。(←?!)

真っ赤だろうと緑の藻だらけだろうと飛び込んだ以上は泳ぎ続けないといけません…どこの大陸に、いや島にたどり着くか、はたまた力尽きて沈むのか現状ではわかりませんけれども。 

苦笑いしながら波間に揺られてもがいている一周年なのでした。


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