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教育で一人ひとりのサポートを・・・

質問:
大所帯で一人ひとりの新入職員をサポートすることに
ケアが行き届くか不安です。どのようなサポート体制で
何を気を付けていますか?

ご質問ありがとうございます。
私達も大人数の新入職員に対して、より良い環境を
提供するにはどうすればよいか悩みながら実施しています。

取り組んだ6年間での経験上の一部のお話になりますが
少しでもお力になれることがあれば幸いです。

私達は、管理というよりも「サポート」を意識しています。
人数が多く個人差が激しい新入職員に対して
同じ時間・内容を提供しても必ず結果にバラつきが生じます。

そこで、試行錯誤しているうちに、役職者だけでなく
全ての同僚がサポートする体制が生まれてきました。

イメージは、

「全ての職員がリーダーであり、フォロワーである」

という私の勝手な言語化です。

「サポート体制」は、
・同期のサポート
・配属場所別スタッフのサポート
・担当患者別チームのサポート
・担当リーダーのサポート
・役職者のサポート

これは、有難いことですが
2年目から中堅までのスタッフが
かなり精力的にサポートをしてくれています。

「私も助けてもらったので・・・」

言ってくれる同僚がいてくれることは
私達にとって、とても嬉しいことです。

次に、大切にしていることは

入職時に自分の目的・目標設定を明確にする

ことです。
それを配属場所の同期や役職者へ宣言します。
そのことで、自らが考え、設定した目標に向けて
行動し続けることが各個人の前提にあるため、
私たちがサポート役でいられます。

その為には、入職時に時間をかけて

・職場の前提条件を知り、共通意識を育む
・これまでの多くが通用しない世界に来た事を知る
・人間関係・コミュニケーションの「そもそも論」、
 人が陥りやすい「勘違い」について知る
・「正解なき問い」が多くなることを知る

など、約7日間かけて事例紹介やワークを通じて
共通理解を深めます。
そのことが前提で、1年をかけて

・チームでの学び方の実践
・月1回、担当リーダーとの確認
・半年に1回、個別面談での確認

を実施してサポートしています。

まだまだ書ききれないことがあり
内容も結果も同僚が満足するものが提供できて
いない状況ではありますが、中途採用者の方から

「私も入職時に受けたかった」
「前の職場の後輩に聞かせてあげたい」
など

好意的な意見も頂けていることも増え、
成長・改善できているのではないかと考えています。

これまで、私たちは多くの失敗を繰り返してきました。
未熟な私達が考え取り組むことですので、まだまだな内容です。
しかし、一つずつ試行錯誤しながら改善に向けて努力しています。

私の文章力では、お聞きしたいことへの返答になっておらず
伝えられていないことが多々あるかと思います。

私でよければ、いつでもお伝えしますので、
直接連絡をください。
感染対策が落ち着けば、ぜひ一度、私達のすばらしい同僚を
見に来て下さい。

以上が、私たちが新入職員の教育で気を付けている内容です。
少しでもお力になれることがあれば幸いです。
ありがとうございました。

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