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もし、今の時代に若手として戻ったら…

質問:
先生がもし、今の時代に1~5年目の若い世代に戻った時、何を考えて
どのようなキャリアアップを考えると思いますか?

質問ありがとうございます。

もし私が今の時代で1~5年目に戻ったとしたら
何を考えるのでしょうか。

考えたことがないので、とても興味深いです。
このような機会を頂きありがとうございます。


私が考えた結果は、ズバリ

「やり方を変えようとしない」 ことでした。

ここでは、私が「やり方を変えようとしない」と考えた
内容の3点についてお伝えします。


1.今見えている世界は、ほぼ自分が決めている
2.自分の課題と目的を確認する
3.目の前に起きている事に集中する


【1.今見えている世界は、ほぼ自分が決めている】
 少し長くなりますが、よろしければお付き合いください。
コロナウイルスの影響で、4月7日に緊急事態宣言が発令されてからはガラリと状況が変わりました。いろいろな人間模様が浮き彫りになり、いい面と悪い面とがはっきりと見えることもありました。その反面、失った・失いそうな経験もして、有難いことにも気付けたことでしょう。

 では、2020年3月に戻って考えてみてください。その時点での先生とその周囲を見渡してみてください。全ての人が先生と同じように危機感を感じていたのでしょうか?
状況が一変した今であれば、変わってきていると思いますが、今その多くの人たちがどのようにしていこうかという方法や手段の話をしています。「政府のやり方は間違っている」「〇〇が言っているのはおかしい」「なぜ〇〇しないんだ」など、起きたことに対して結果論を評論家のように述べていることが多いのではないでしょうか?

 私が言いたいことは、どの世界になっても見ている世界を意味付けているのは自分次第であるということです。私は、3月末に家族会議を開き、今後、家族としてどう在りたいかについて話し合いました。もちろん、みんな「???」という感じでしたが、状況説明をして4月に入り、実際に状況が一変し始めると「本当だ」と受け入れてくれたようです。なぜ、そのように家族会議を開く必要性を感じたかというと、今後の危険性と今考えるべきことについて気付かせて下さる人たちと繋がっていたからです。「どう在りたいか」は、一人ひとりの想い・目的です。

「どうするか」はその目的を達成するための方法です。目的を決めていないうちに方法を考えるのは、旅行先を決めていないのに、移動手段を飛行機がいいか電車がいいかと決めようとしていることと同じです。

 常日頃から方法論を考えている人は、方法論についての情報が集まります。目的を考えている人は、そのような情報が集まります。結果、見えている世界は同じでも情報が異なり見え方が変わってくると考えます。何かあったことで気付くことはありますが、その受け取り方で大きく変わってきます。私は、学びや教えを通じて、ここ数年ではそもそも論を考えるようになってきているので、現状よりももっと大切なことへフォーカスを当てて行動しています。

【2.自分の課題と目的を確認する】
 ここからは、シンプルです。目的地を決めることの重要性は前述しました。方法を考えるには、現在地が分からないと、方向性が変わるため困ります。つまり、自分の振り返りをします。今の課題は?そもそもやりたいことは?誰に何をしてあげたいか?それはなぜか?などなど

制限なく質問をしながら、たくさん書き出す。そうすると書けなくなります。そこからが本当の振り返りです。ゆったりリラックスして継続します。そうすると、なんとなく想いが出てきて欠けることが増えます。これを繰り返してみてみると、自分でも驚くことを書いている時があります。

「こんなこと言ったら変、無理だ、笑われる」など、自分の行動を制限する信念が出てきます。他人に見せるわけではないので、その思考が出てきたら一度、傍へ置いといて書き足します。そうすることで、ニヤけてしまう内容が出てくることがあります。

【3.目の前に起きている事に集中する】
 目的地と現在地が決まったら、今、この瞬間から簡単にできることを決めます。あとは、それを徹底的に実行するだけです。ここまで決めて行動すると、正直、他の事が気にならなくなります。気にしている時間がもったいないとさえ思えます。他人の事はどうでもいいと言っているのではありませんので、ご理解ください。

 私が「やり方を変えようとしない」といった意味がわかってもらえたでしょうか?

現在、環境や働き方・価値観なども変わり、多くの情報が錯そうしています。その一つ一つに対応しようとしていると、本質から離れる可能性があります。環境が変われば変わるほど、そもそも「自分はどう在りたいか」に立ち戻るチャンスかもしれませんね。

キャリアアップについても同様で、私は多くの人との出会いと支援を頂いて今があります。他人からは、人に恵まれていると言われます。もしも恵まれた環境があるとするならば、私は目の前の事を真摯に一つ一つ向き合って行動してきた結果を見てくれた人が応援してくれたお蔭だと感じています。結果は後からついてくるものだと信じています。

 この文章は、今の私から「15年前の自分」に向けてのメッセージとして書きました。
あなたの力になれていたらうれしいです。
もしも個人的に相談・解決したいことがあり
私に協力できることがあればいつでも直接連絡をください。

以上、私が「やり方を変えようとしない」と考えた
内容の3点についてお伝えしました。

このような機会を頂き、ありがとうございました。

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