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【連携】について

【連携】について、ご質問を頂きました。
チーム間・部門間・職種間・施設間・地域間・他業種間など
【連携】は、様々な状況で重要になります。

【連携】が大切だと習う一方で、信頼関係・情報共有が必要で
その為に「飲みニケ―ションしよう!」という古いやり方から
抜け出せず、成果もでないという悩みがあるそうです。

私の考える【連携】につきまして、3点記載いたします。
すこしでも参考になる部分があればと嬉しいです。

①共通している問題と目的を明確にする
②お互いが、相手のルールと感情を知る(認める)
③方法論ではなく、そもそも論を常に確認する


①共通している問題と目的を明確にする

 何をするにも、どのチーム・部署にも問題点は山ほどあります。
それぞれが互いに共通している問題を設定します。
その中で、共有した目的に沿ってどれから解決しようかと
目標を設定します。
 多くは、いくつか挙げた問題に対して、いきなり問題解決の
方法論で議論が始まります。
その時点で、問題点を見誤り、方法論で意見の相違が生まれ
衝突が始まります。
そもそも、お互いの現在地と目的地を設定することが
先なのに、時間がかかるとスキップした結果、
逆に多大な時間を要したわりに、成果がすくない結果に。


②お互いが、相手のルールと感情を知る(認める)

 次に大切なのは、相手には相手の仕事の内容とルール
感情があるということを先に確認することです。
良し悪しや正誤は一度、置いといて、相手の理解を増やすことが
これから一緒に進んでいく仲になるのに不可欠です。
そこを知らず、自分たちのマイルールと価値観で相手をみるので
差が生まれるのは必然です。
 これも時間がかかるからと現場では敬遠されますが、
慣れると他職種の長とすぐに関係が良好になります。


③方法論ではなく、そもそも論を常に確認する

 上記2つが準備できたら、机に並べた現状の問題を
把握することになりますが、すぐに方法論で安直に
解決策を導く方向に力が向きます。
 そのたびに、そもそも「誰のためのもので、どうあればいいのか?」
について話が戻せることが大切になります。

まだまだ大切なことがありますが、上記の3点を確認するだけでも
お互いの価値を認め合い、苦労や努力を認め合い、
これからいい関係や成果を導き出そうという気持ちが芽生えます。

私は、昨年度から飲み会など、一度もしなくても、
他職種・他部門との良好な信頼関係が構築できました。

大切にした分だけ、大切にされます。


言葉にするよりも、実践には時間と慣れが必要です。
結果もすぐには見えませんが、一喜一憂せず
こつこつと実践・振り返り・修正・継続する中で
いい方向へ進める事でしょう。

以上が私の考える【連携】についての3点です。
ありがとうございました。


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